気にしすぎる性格の人がもつ特徴、あなたも当てはまっていないかチェックしてみましょう。
他人の些細な言葉を気にして落ち込んでしまったり、「あんなこと言って大丈夫だったかな」と自分の発言を気にしたことはないですか。
それってもしかすると、気にしすぎ症候群かも。気にしすぎる性格を改善する方法についてもご紹介します。
気にしすぎる性格の人の7つの心理特徴
失敗が許せない完璧主義者
気にしすぎる性格の人は、些細な失敗も許せない完璧主義なところがあります。何でも失敗なく完璧に仕上げないと気が済まないのです。
例えば出来上がった書類をチェックしていて1ヵ所でもミスを見つけると、気にしすぎる性格の人はもう一度最初から作成し直したくなります。
「ミスしているところだけ直せばいいか」では気持ちが落ち着きません。何度チェックしても「他にもミスがあるかもしれないからいっそのことやり直そう」となるのです。
罪悪感が強く思いつめやすい
罪悪感が強い気にしすぎる性格の人は、周りの人がミスをしたときに、「自分のせいだ」と責任を感じてすぐに謝ってしまうところがあります。
自分が仕事を教えた相手がミスをしたとき、自分がアドバイスした人がアドバイス通りにしてもうまくいかなかったときに自分を責めやすいでしょう。
思いつめると、自分が関係のないことでも「自分のせいかも…」と落ち込みます。謝って、「あなたのせいじゃないよ」と言われないと気持ちが休まりません。
空気を読みすぎる気遣い屋さん
気にしすぎる性格の人はいつでもどんな場面でも無意識に空気を読んで行動、発言をします。周りに気を遣うことが自分の中で当たり前になっているのです。
とにかく周りの人が不快な思いをしないように気をつけています。その場の空気を壊さないように、自分よりも他人を優先してしまいます。
気にしすぎる性格の人は人の機微に敏感で、表情や態度から相手の感情を想像してしまうのです。だから必要以上に空気を読んで、気を遣ってしまうのでしょう。
ネガティブな性格をしている
気にしすぎる性格の人はポジティブかネガティブかでいえば、かなりネガティブ寄りな性格をしています。マイナス思考だともいえるでしょう。
ポジティブ思考で常に「何でもうまくいく!楽しい!」と考えているよりも、ネガティブ思考で「どうせうまくいかない、辛い」と思う方が気にしすぎる性格の人は心が安らぎます。
「うまくいくわけがない、失敗する」と期待値を下げることで、本当に失敗したときのショックを和らげようとしているのでしょう。
嫌われることが怖い心配性
他人に嫌われることを恐れている気にしすぎる性格の人は、嫌われないためにいつも様々な予防線を張って生きている心配性なところがあります。
自分が「この人、あまり好きじゃないな」と思う相手にも、嫌われるのが怖い気にしすぎる性格の人。それは人間関係にトラウマがあるからでしょう。
過去にいじめられたことがあるなど、人間関係で辛い思いをしたために、他人を不快にさせないよう気遣うなどして嫌われる可能性を潰しているのです。
プライドが高く人の評価が気になる
気にしすぎる性格の人はプライドが高いところがあります。他人からの評価を気にするあまり、失敗を恐れたり空気を読みすぎてしまうのでしょう。
見た目や能力、家柄や資産などを他人と比べては「あの人は自分より上、この人は自分より劣る」と格付けしてしまいます。
格付けをすることで自分の立ち位置を測ったり、誰とどのように接するか決めているのです。これも気にしすぎる性格の人なりのトラブル予防策だと考えられるでしょう。
自信が持てず自分で自分を下げることが多い
気にしすぎる性格の人は自分に自信が持てません。何でもネガティブに捉えてしまうマイナス思考なので、自信を持つことが怖いのです。
「私なんてどうせ可愛くないから」「俺は仕事ができないせいでみんなから疎まれている」と、自分で自分を下げることが多いでしょう。
気にしすぎる性格が悪化して、被害妄想から嫌われていないのに嫌われたと思いこんだり、自分に関係ない話しも自分への悪口だと思ってしまう人もいます。
気にしすぎ症候群の対処法
失敗してもやり直せると考え方を変える
気にしすぎ症候群に悩むあなたは、「失敗してもやり直す方法はある」と考え方を変えましょう。一度失敗したくらいで落ち込みを引きずるのは良くありません。
誰だって一度は失敗する、失敗しない人はいないと思ってください。完璧主義な部分を捨てることで気持ちが楽になるはずです。
失敗したら「なぜ失敗したのか」を考え、そして「どうすれば取り戻せるか」思考する。そうすることで失敗を取り返すことができるでしょう。
程々に無責任な自分になってみる
何でもかんでも自分のせいだと思い込んで自分を責める気にしすぎ症候群の人は、程々に無責任になってください。ある程度なら能天気でいていいのです。
あなたが他人の失敗したことに「自分のせいでごめんね」と謝るのは、「謝ったから私を責めないでね」という気持ちからだと敏い人なら気づいています。
誰かが失敗してもそれが自分が巻き込んだことではないのなら、ただただ卑屈に「私のせいでごめん」と謝るのはやめましょう。
理想の自分像を作ってその人になりきる
気にしすぎ症候群の人が自分に自信をつけるには、自分の理想の人を見つけてその人になりきって過ごす方法がおすすめです。
アイドルでも、歴史上の人物でもいいですし、理想を詰め込んだ架空の人物でもいいでしょう。理想の人を模写することで気弱でネガティブな自分を変えられます。
ただし完璧に演じようと無理をするのはいけません。あくまでポジティブな考え方を身に着ける方法なので、やりすぎないようにしてください。
何を気にしてしまうのか原因を考える
気にしすぎ症候群になってしまうのはどうしてなのか、一体何をそんなに気にしてしまうのか原因を考えてみましょう。
「嫌われることが怖いから嫌われないように先回りしてしまう」、「笑われるのが恥ずかしいから失敗を回避しようとする」など、思い付くだけ紙に書きだしてみてください。
自分がどんなことを気にするのかわかれば、どうすれば気にしないでいられるのか対策も立てやすいのです。
切り替えスイッチを見つけておく
気にしすぎ症候群の人は一度気になるといつまでも引きずってしまいます。それは感情の切り替えが苦手だからだと考えられます。
そんなあなたにおすすめなのが、切り替えスイッチを見つけておくこと。「悩むのは5分だけ、5分経ったらもう忘れよう」など、自分ルールを作りましょう。
切り替えスイッチを見つけておけば、仕事中や寝る前に気になることが出来ても、いつまでも悩み続けて何も手につかない状態から抜け出せます。
完璧主義な面があり些細な事も気になってしまう
罪悪感が強い傾向で思いつめてしまう事が多い
敏感に空気を読みすぎて気を遣い過ぎてしまう
ネガティブに失敗するイメージを強く描いてしまう
人に嫌われる事が怖くいつも予防線を張っている
他人が自分をどう思っているか評価が気になる
自分に自信が持てないため自分を悪く思いがち
失敗でぐずぐす悩むよりやり直す事に時間を使う
たまには力を抜いて無責任になってみる
弱気な時は理想の自分像になりきってみる
何を気にしているか原因を探り対策を考える
気持ちを切り替えられる自分ルールを作っておく
気にしすぎる性格の人は完璧主義でマイナス思考、そして罪悪感の強さから他人の失敗を自分のせいだと思い込むところがあります。
そんな気にしすぎ症候群は、切り替えスイッチを見つけてうまく感情を切り替えたり、何を気にしてしまうのか原因を探ることで改善できるでしょう。
気にしすぎる性格の人は気遣い屋で優しい性格をしているのです。あなたの短所は、簡単に長所に変えられます。
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