芽キャベツの栄養は大きなキャベツの何倍もすごいんだって知ってましたか?
キャベツをそのままミニサイズにしたような芽キャベツ。その小さな実の中には、実に沢山の栄養素がギュッと凝縮されているんです!その効果とはどんなものなのか…そして妊婦さんに必見のアレとは?
芽キャベツの優れた栄養効果7つと食べ方やおすすめのレシピ
芽キャベツの素晴らしい栄養効果
でも、その小さな実にガンを予防する効果や生活習慣病、美肌などに効果を発揮すると言えば興味が沸いてくるのではないでしょうか。
先ずは「芽キャベツ」とはどんな野菜なのか、どんな栄養があるのかなどをご紹介しながら、その驚くべき効果効能をお話していきます。
芽キャベツは大きなキャベツよりも栄養たっぷり
その形態は1本の茎に50個以上の実をつけると言われていて、別名子持ちキャベツとか姫甘藍(ヒメカンラン)などと呼ばれています。大きなキャベツは食前に生で食べることによって、お腹を満たすことが出来るのでダイエットに効果が期待できる、という事で有名ですよね。
でも、芽キャベツの場合は独特の苦みやアクがあるため、生食で食べるよりも炒め物や煮物など、加熱する料理に向いていると言われています。
そしてカロリーは、あの小さな芽キャベツ1個分で7kcal。三大栄養素の炭水化物やタンパク質は勿論、ビタミンA、C、E、K、葉酸、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどのミネラル分、亜鉛、鉄、銅、マンガン、食物繊維などを豊富に含んでいます。
これだけの栄養素の名前を見るだけでも栄養たっぷりなのがわかりますよね!
芽キャベツの女性に嬉しい美肌・美白・アンチエイジング効果抜群
芽キャベツに含まれているビタミンCは小さなビタミンC爆弾と言われるほどで、大きなキャベツと比べると4倍もあるんです。
また、ビタミンCが豊富な果物の代名詞として有名なレモンの1.5倍。グレープフルーツの4.5倍、みかんの5倍と言われています。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける働きがあるので、美肌・美白効果は勿論のこと、活性酸素除去の手助けをする抗酸化作用、免疫活性作用もある上、ビタミンEは若返りのビタミンと呼ばれていますので、アンチエイジングにも効果を発揮します。
芽キャベツは妊活に効果絶大!?葉酸パワー
最近は妊活に力を入れている女性が多いようですが、芽キャベツに含まれている葉酸は妊活をする上で実に頼もしい存在なんです。
葉酸はビタミンB群の一つであり、ビタミンB12やビタミンCと協力し合って血液を作りだしてくれる効果が期待できます。ビタミンB12は野菜からは摂れないので、芽キャベツと一緒にお肉などを
調理すると効率よく効果を引き出すことが出来るでしょう。
また、造血のビタミンと呼ばれることから貧血にも効果を発揮します。そして、DNAやアミノ酸の合成にも力を発揮することから、妊娠に必要なエネルギーを作りだす上、精子の生存確率も高めてくれると言われています。
芽キャベツは目の疲れを癒してくれる
せっかく健康法や美容法を取り入れていても、目がくすんでいたり充血していたら綺麗になりたくても難しいですよね。そんな時にも芽キャベツの出番なんです。
芽キャベツに含まれている、ビタミンやカロテンは目の角膜を修復して疲れを癒してくれると言われています。
ダイエット効果を狙うなら芽キャベツは欠かせない
芽キャベツに含まれている栄養素のミネラル分ではカリウムが特に豊富に含まれています。カリウムは体内の余計な水分やナトリウム(塩分)を尿として排出してくれる効果が期待できるので、むくみを解消すると言われています。
また食物繊維も大きなキャベツに比べて3倍も含まれているので、腸内環境を整え、便秘解消に効果を発揮してくれるところから、ダイエットにも効果を期待できると言えるでしょう。
芽キャベツはガン予防にも効果を発揮
芽キャベツに含まれるイソチオシアネートは、アブラナ科の植物に共通して含まれている成分グルコシノレートが変化したものです。
これは良く噛むことによって、野菜の細胞内に含まれる分解酵素と交じりあうことで発生します。そしてこのイソチオシアネートはガン予防に効果があると言われています。
またビタミンCもガン予防に効果を発揮するので、芽キャベツのビタミンC爆弾が、どれほどガン予防の手助けをしてくれるかわかりますよね。
芽キャベツのストレス解消パワー
芽キャベツは美肌効果の所でご紹介したように、ビタミンCが大きなキャベツの4倍も含まれているまさに、ビタミンC爆弾とも呼ばれていることがわかりましたね?
このビタミンCやビタミンB群はストレスを作りだすホルモンに対抗してくれる力があるそうです。
ストレスは脳が感じます。この時に体内のビタミンやカルシウムなどの栄養素が消費されるため、脳が栄養不足になります。これを補ってくれるのが芽キャベツの沢山の栄養素というわけです。
芽キャベツは骨粗しょう症を予防してくれる
芽キャベツに含まれているビタミンKは血液を固める作用がある他、骨折予防効果のある物質として、骨粗しょう症の薬としても使われているほどです。
その為、骨へのカルシウムを定着させる作用が期待できると言われています。
芽キャベツの食べ方やおすすめレシピ
芽キャベツはそのまま食べると苦みがありますので、生で食べるより煮たり、茹でたりして食べる方が食べやすいと言われています。
苦みが苦手ではない場合はそのまま生食で食べても大丈夫です。ここでは、誰でも食べやすいように苦みを効果的に消しながらうまさを引き出すレシピをご紹介します。
芽キャベツのガーリックバター炒め
芽キャベツ独特の苦みを消すために、香りと風味の良いガーリックとバターを使って炒めるだけです。お肉の付け合わせなどにもGOOG!
・芽キャベツ 10個位
・白ワイン 大さじ2
・バター 10g
・ニンニクみじん切り 2カケ
・塩・胡椒 適宜
・オリーブオイル 大さじ1
・水 適宜
作り方
① 芽キャベツは外側の青い葉っぱを取って、お尻の部分に十字の切れ込みを入れます。
② フライパンにオリーブオイルを熱したら芽キャベツを入れて軽く炒め、水と白ワインを入れ蓋をして少し蒸し煮します。
③ 芽キャベツに竹串が刺さる位に茹で上がったら一度取り出し、バターとにんにくを軽く炒めたフライパンにもう一度戻します。
④ 全体を良く混ぜ合わせてニンニクバターを芽キャベツに絡めたら、塩・胡椒で味付けをして出来上がりです!お好みで醤油を垂らしても美味しいです。
芽キャベツのトマトソース煮込み
芽キャベツの苦みをトマトの酸味と甘さが上手く消してくれて、絶品の美味しさに仕上がります!そのまま食べてもいいし、パスタに絡めても最高です。
・ベーコン 2枚
・オリーブオイル 大さじ2
・トマト缶(ホールでもカットでもOK)1缶
・水 100ml
・塩・胡椒 適宜
・レモン汁 大さじ1
作り方
① フライパンにオリーブオイルを熱したら短冊切りにしたベーコンを炒めます。脂が出て来た頃に芽キャベツを入れて炒め合わせます。
② 全体に油が回ってきたら、トマト缶、水、塩・胡椒を加えて、煮立ってから蓋をして10~15分煮込みます。
③ 火を止めたら仕上げにレモン汁を回しかけて出来上がりです!
女性に嬉しい美肌・美白・アンチエイジング効果が抜群
芽キャベツの葉酸パワーで妊活に効果絶大
角膜を修復し目の疲れを癒してくれる
食物繊維もキャベツの3倍でダイエットをサポート
イソチオシアネートでガン予防にも
ビタミンCがストレスを解消
骨粗しょう症を予防してくれる
芽キャベツのガーリックバター炒め
芽キャベツのトマトソース煮込み
普段キャベツを買うことはあっても、芽キャベツは素通りしてしまうことが多いのではないでしょうか。
特にあの小さなキャベツをどうやって食べたらいいのかわからなくて、手を出せずじまいだったりしたらとてももったいないことです。
芽キャベツの栄養をしっかり食生活に活かすために、まずは芽キャベツを買ってみて今回ご紹介したレシピを参考に、作って食べるところから始めてみてはいかがでしょうか。
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