何かにつけて上から目線な人っていますよね~当然お前より自分のほうが上なのだ、というような素振りで話す人。
どういうつもり?と思うけれど、仕事の付き合いなら避けるわけにもいかないし、困ったもの。
じゃあ逆に、そうした奴ら、「上から目線族」の心理を読み解き、可能なら逆に利用してやりませんか?
今回は、上から目線の人々の深層心理に迫りますよ~
「上から目線」の深層心理 – ウザい!けれど、カワイソウな奴ら
上から目線の心理
上から目線族は、ものすごくカワイソウな奴らなんです。
いつも不安で満ち足りない気分なのです。ほぼ病気のようなレベル。だからって同情しろとはいいません。むしろ不快感を与えられて、慰謝料でも貰いたいくらい。
このままでは癪ですから、「上から目線族」は何が欲しいのかを十分理解して、気づかぬうちに「よしよし」と手のひらで転がしてやりましょう。
まずは相手の要求を知ることです。
奴らの欲しくてたまらないものを、いくつかピックアップして集めてみました。
競争心のあらわれ
上から目線族は、一番になりたくてたまらない人々。
一番っていってもいろいろジャンルがありますが、そこまで深く考えてません。もはやあの種族の本能みたいなものなんです。
なんらかの形で、ほかの人より上に立ちたい。あるいは、上になっている自分を夢見るだけでもいい(本人は夢だとは全然気づいていないんですが…)のです。
自分が一番ですからあなたは下で当然。
そして、「デキる」その人はあなたに得々としてお説教を垂れるのです。自分だけで競争しているのに、ほんとうにはた迷惑なお方ですよね。
自信のなさのあらわれ
とはいえ、本当にデキる人だったり、悠々と一番でいられる人はそんなに上から目線でないことが多いですよね。
それは、べつに強調していなくても自分が上の存在だ、という自信があるから。そして、そこから余裕が生まれてくるんです。
大物の風格があって、かっこいいものですよね。それに引き換え、上から目線族はどうしてあんなに横柄なのか。
それは、彼らの自信がハリボテだからです。
常に、「ああ自分は上の存在なんだ」と実感できないと不安で不安でたまらない。
上から目線であなたに接して、それを受け入れるあなたを見て「自分はこいつよりは上なんだ」と安心感を得ているのです。
でも、だからといって反抗したら脆弱なプライドを傷つけられて大炎上しますから、抑えて抑えて…。
かわいがっている、つもり(或いはそのアピール)
だいたいこういう「嫌われる人」って、人の気持ちに鈍感なんです。
自分が満たされるので精一杯。
でもそれを認めるのは陳腐なプライドが許しませんから、「俺(私)は余裕があるんだぜ(あるのよ)」とアピールしたい。
そこであなたに目をつけるわけです。
「後輩をかわいがって指導する余裕のある人間なのだ」と見せつけたいし、それをやっている自分に酔いたいわけです。
上司や先輩がこれをやるならめんどくさいヤツだなあくらいで我慢できるかもしれませんが、同僚にこれをやられたらだいぶイラっときますよね。
舐められてる、わけですから。でもちょっと我慢。
うまく転がして、潰してやるためです。
自己愛性パーソナリティ障害
ちょっとむずかしいですが、覚えておいて損はないです。
いままで書いてきたものをまとめて全部持っている人、そしてそれのせいで周りに迷惑をかけている人だと思ってください。
理想の自分を思い描き、つねにそうある自分を夢想する。
自分は素晴らしい存在だと思い込み、その割にすぐに傷つく。
人の気持ちに鈍感。
自分の業績を誇張する。
などなどです。
WHOの疫学調査によると、100人に1人はこれを持っていると言われていますから、実はけっこう出くわす可能性が高い人格障害ではあります。
興味があれば、検索されると云いかと思います。これで被害を受けてらっしゃる方も、巷にはたくさんおられますから。
ここまで根が深いものでさえ、なんとかマネジメントする方法をこれからお教えします。
是非身につけて、嫌な状況を大逆転!させちゃいましょう。
上から目線なヤツの対策
喧嘩しても何を言っても、ほぼ病気ですから、どうしようもありません。変に刺激したら、ケンカになって嫌われるだけです。
そうではなく、相手の求めるように付き合ってやるのです。
つまり、褒めて欲しそうなら褒める、かわいがられる部下扱いをされているならそれに一旦は甘んじる。
エスカレートしてくれば拒否するのも、あなたのメンタルが病みそうになればありかもしれませんが、しばらくぐっと我慢する。
可能なら、少し距離をおいたまま、そこから距離を詰めないことに全力を注いでください。
その一方で、じわじわとその人に対する周りの評判を取材しておきます。
みんなうっとうしいと思っているのなら、対「上から目線族」の勢力にパイプを作っておくのです。そして、不満があれば本人のいないところで、彼ら彼女らに相談をする。
自分はヤツをおだてておだてて利用する方向でいく、と宣言もしておきます。
それから、思いっきりおだてたり親身になったりして、「上から目線族」本人には好かれておいてください。
おそらくはこれでだんだん本人は孤立していくハズです。
能力が少しはある人間ならなかなか難しいですが、好かれている間はいろいろ仕事をしてくれるコマとして使えますし、必要以上におだてても喜ぶだけですから、(こっちが不快なことを除けば)実は非常に扱いやすい人間です。
そしてそんなヤツでも、人付き合いがうまくいかなくなり、いよいよ孤立してしまう時は必ず来ます。
そうなって、ヤツに利用価値がなくなった瞬間捨ててやればいいのです。
その頃にはあなたは対「上から目線族」のなかに馴染んでいることでしょう。人脈もない、能力もないやつなんて切り捨ててしまえばいいだけの話です。
ヤツが何を言おうが誰も聞く耳なんて持たないのですから…。
競争心のあらわれ
自信のなさのあらわれ
かわいがっている、つもり(或いはそのアピール)
自己愛性パーソナリティ障害
いかがでしたか?
満たされない自分を満たそうとしてあがく、カワイソウな「上から目線族」。
呪われた種族なんです。
でもそれに同情してやる必要はありません。うまく餌を与えて、あなたの利益になるように利用してください。
この記事があなたのビジネスライフを劇的に変えられることを願っています。
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