風邪の引き始めに喉が痛くなることってありますよね?
そんな時、喉にいい飲み物の作り方を知っていると、薬を飲む前に対策することが出来て便利ですよ。
昔ながらの民間療法で使われている定番の飲み物や、意外と身近な飲み物で喉の痛みを取る効果が期待できるんです。
そんな飲み物を簡単に作れるレシピと共にご紹介していきますね。
喉にいいおすすめの飲み物の作り方8つ
どれも簡単に手に入る食材で作ることが出来ますので、まとめて作って冷蔵保存しておくといざ、喉が痛くて風邪かな?と思った時にすぐに取り入れることが出来て便利ですよ。
喉にいい食材と言えば、はちみつや生姜、先に挙げた大根やリンゴなどではないでしょうか。そんな食材を使って作る、喉にいい飲み物を見ていくことにしましょう。
生姜湯
この生姜湯は民間療法としてもよく知られていますよね。生姜は漢方薬としても使われているように、血流をよくして体を温める作用があります。
身体の芯から温めたい時は、乾燥したり蒸したりして加熱した生姜がいいと言われていますが、喉の痛みのように体の表面的な症状の場合は、浅い部分を温める生の生姜がベストです。
生姜湯は、生姜のすりおろしにお湯を注いで飲むだけでいいのですが、普通はそのままだととても飲み難いです。
なので、良く葛湯にして飲む、という方法が取られていますね。そこにお好きな甘味を入れて飲んで下さい。
- ショウガすりおろし 小さじ1(チューブでもOK)
- 葛粉 小さじ1
- お湯 200㏄
- お好みの甘味 適宜
作り方
湯のみ茶碗に生姜のすりおろしと葛粉を入れ、お湯を少しずつ入れて良く掻き回します。お好みで甘味を入れて下さい。
生姜紅茶
ダイエット目的でも使えることで有名な生姜紅茶も、風邪の引き始めに飲むと風邪を予防する効果が期待できます。
また生姜は、鎮咳作用があるので、止まらない咳を止めてくれる効果を発揮するとも言われています。
また、紅茶も生姜と同時に体を温める飲み物ですので、その相乗効果で喉をしっかり潤しながら体をホッカホカにしてくれます。
- ショウガすりおろし 小さじ1(チューブでもOK)
- 紅茶(ティーバッグでもOK)1パック
- 黒糖、はちみつなどの甘味 適宜
作り方
ティーカップに紅茶を入れたら、すりおろした生姜を入れて良く掻き回します。甘味は黒糖を入れると大変飲みやすくなり、体を温める効果も倍増します。
紅茶は出来るだけ茶葉から淹れたものの方が美味しくていいですよ。
はちみつレモン
風邪を引いた時の定番ともいえるこのはちみつレモンも、喉にいい成分が一杯含まれています。
まず、はちみつには殺菌作用と消炎作用がありますので、喉の痛みが出てしまった時にでもこのはちみつレモンを摂取するだけで、速やかに痛みを緩和する効果が期待できます。
はちみつレモン自体は飲み物ではないので、お湯で割ったり炭酸で割ったりするといいですね。
- レモン輪切り 1個
- はちみつ レモンが浸る程度
作り方
レモンは輪切りか細かく切って密閉容器に入れます。その後にレモンが浸るくらいの蜂蜜を注いでください。ドリンクとして飲む時は、シロップのみ使うと飲みやすいですよ。
はちみつ大根
こちらも昔からある民間療法ですね。特に喉が痛くなった時は本当に良く効くのでオススメです。
はちみつの効果は勿論のこと、大根には消炎作用のあるイソチオシアネートと呼ばれる成分が含まれています。
この成分が、はちみつの抗菌作用との相乗効果で、速やかに喉の痛みや咳を治めてくれるのですね。
- 大根(1㎝角)
- はちみつ 大根に絡まる程度でOK
作り方
大根飴と言われているように、大根の切り方には色々ありますが、食べやすさから言うとサイコロ状態に切るのがおすすめです。
タッパーや密閉容器に大根を入れたら僅かに大根に絡む程度にはちみつを入れたら出来上がりです。
2~3時間置くと大根からのエキスがしみだして、初めのとろとろ状態からさらっとした状態に変化します。
その上澄みを飲んでもいいですが、お湯で割っても美味しく飲めます。また、大根をそのまま食べると、まさにのど飴のようでのどの痛みに効果を発揮します。
ゆず茶
ゆずといえばゆず風呂を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、ゆずはレモンの3倍ものビタミンCを含んでいるんですよ。
風邪の予防は勿論のこと、しっかり保湿してくれるので喉の痛みを改善する働きも期待できると言われています。
- ゆず 2~3個
- お好きな甘味(きび砂糖などがオススメです)適宜
作り方
ゆずは絞って果汁を取り、皮は千切りに、種はお茶パックに入れておきましょう。果汁、皮、種を鍋に入れて十分位煮立てて、お好みで甘味を入れて出来上がりです。
ネギ味噌汁
ネギ味噌も風邪を引いた時などに、作ってもらった記憶があるのではないでしょうか?
ネギは抗菌・抗ウィルス作用があります。その為のどの炎症を抑えてくれる効果が期待でき、身体もポカポカ温めますので、風邪の引き始めに飲むといいですね。
- 長ネギ 10㎝位
- 味噌 大さじ1位
作り方
初めに味噌汁を作ったら、沸騰したころにみじん切りにしたネギをザッと入れます。そこでひと煮立ちしたら出来上がりです。
ネギはほとんど生の状態です。お好みでショウガのしぼり汁を入れてみてもいいかもしれません。
簡単チキンスープ
アメリカでは風邪の時にはチキンスープを飲むと良い、と言われているほど昔からの民間療法なんですね。
チキンスープには抗炎症作用があると言われています。
鶏ガラなどを使って本格的にスープを取るのもいいですが、市販のチキンスープでもその効果は十分とのこと。今回は基本的な作り方をご紹介します。
- 鶏肉(できれば骨付き肉)2枚(骨付きなら6本位)
- タマネギうすぎり 1個
- ニンニクうすぎり 1片
- ネギ(青い所)1本分くらい
- セロリなどの香味野菜 適宜
作り方
鍋に水を入れてニンニクとネギを入れて沸騰させます。その中に鶏肉と野菜を入れて1~2時間位じっくり煮込みましょう。お好みで仕上げに青菜を入れてもいいでしょう。
緑茶
緑茶にはカテキンが含まれているので、風邪予防にいいと言われていますよね。殺菌作用もありますし、体内に入ってきたウィルスを撃退してくれる力もあります。
出来るだけ濃いめに入れた緑茶を飲むようにしましょう。
おばあちゃんも教えてくれた生姜湯
風邪の引き始めに生姜紅茶
定番のはちみつレモン
喉の痛みにはちみつ大根
ビタミンCが豊富なゆず茶
炎症を和らげてくれるネギ味噌汁
アメリカの民間療法チキンスープ
緑茶のカテキンで殺菌
喉にいい飲み物としてオススメのレシピを8つご紹介してきました。
もっとも簡単なのは緑茶を飲むことですが、少し余裕があるようならばはちみつレモンや大根を手作りして、冷蔵庫に常備しておくのもいいですね。
いざという時に薬の代わりになりますので、ぜひ頑張って作ってみてくださいね!
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