謝らない人の心理特徴から、どうしても自分が悪いことを認めない相手への適切な対処法を学びましょう。
会社の上司や部下、同僚や恋人に友人そして家族。周りにいる絶対に謝らない人に関わると、こちらが悪くなくても疲れてしまいますよね。
どうして謝らない人は自分の非を認めようとしないのか、なぜ頑なに頭を下げないのかを知れば、付き合い方も楽になります。
絶対に謝らない人に多い9つの心理特徴
プライドが高く意地っ張りな負けず嫌い
絶対に謝らない人が謝ろうとしないのは、誰よりもプライドが高くそれでいて意地っ張りで負けず嫌いな性質をもっているからです。
「謝ったら自分の負け」だと本気で思っている程に負けることが嫌なので、周りから何を言われようが謝るつもりはありません。
謝ることを強要されると余計に意固地になって「絶対に謝ったりしない」と、ますます態度が硬化してしまうところがあります。
防衛機制から傷つきやすく打たれ弱い
絶対に謝らない人は実はあまり強いハートをもっていません。繊細で傷つきやすく、そして打たれ弱いところがあるのです。
弱いからこそ絶対に謝らない人は防衛機制が強く、自分に不利なことが起きると無意識に「自分は悪くない、悪いのは自分以外」と思い込みます。
根本にあるのは、謝ることで自分が悪者になって嫌われるのではないかという心配や不安です。怒られるのが怖いので、絶対に謝れないのでしょう。
自己中で無意識に人を見下している
プライドが高いことから自己中心的な性格をしており、自分で意識せずとも周りの人を見下した発言や思考をしてしまいがちです。
絶対に謝らない人は謝らないことが自分の中の常識となってしまっているので、何かしでかしても自然と「周りが悪い」と思います。
「自分は周りよりも優秀な人間なんだから、失敗するはずがない」と無駄に大きな自信を持っていることも1つの原因です。
人の気持ちより自分を優先したい
絶対に謝らない人は他人の気持ちを考える余裕がありませんし、他人の気持ちを考えるよりもまず自分の欲求を優先しようとします。
他人の気持ちを考えられないのは、他人よりも自分の方が優先順位が高いからです。だから恋人や家族相手でも、自分が自分がになりがちです。
鈍感なところもあるので、ないがしろにされたことで他人がどう感じたかを考えることも、あまり得意ではありません。
責任転嫁で現実逃避する癖がある
絶対に謝らない人は自分が責任を負うことを嫌がります。自分ではなく他に責任があるのだと、すぐに責任の外在化、責任転嫁をするのです。
責任を取ることを嫌がるのはガラスのハートだから。自分が悪いのだと自覚してと罪悪感に気づいても、それに耐える自信がないからでしょう。
絶対に謝らない人は責任転嫁が癖になっているので、どうにか他人に責任を擦り付けて自分は安全圏に逃げられないか、いつも現実逃避を考えています。
非を認めることが恥ずかしい
絶対に謝らない人は自分が悪かった、自分に責任があったと、自分の非を認める行為に対して異様に恥ずかしさを覚えるところがあります。
これはプライドが高く負けず嫌いな性質が要因となっているのでしょう。謝る=恥ずべき行為なので、どうしてもそれをしようとはしません。
「自分は謝らなくても許してもらえる特別な存在」なんて、夢見がちなことを考えている部分もあります。
思い込みが激しく勘違いしやすい
思い込みが激しく、自分が正しいと思ったことは絶対に曲げようとしない謝らない人は、勘違いをしやすい特徴があります。
他人の意見を聞く前に、「自分はこう思う」と思い込んでしまうので、それが間違っていたとしても訂正できないのでしょう。
せっかちなところもありますから、気が急いてしまうあまりに自分の考えにますます固執してしまうこともあります。
自分が悪いと思っていない
絶対に謝らない人は自分が悪いなんてこれっぽっちも思っていない節があります。だから開き直ったような態度を取るのです。
自分が悪いことをしている自覚がないのは、周りがそれを悪いことだと教えたり注意しなかったからというのが原因であることが多いでしょう。
他にも究極的に察しが悪かったり、その人の持っている価値観が一般的なルールや社会マナーから逸脱しているということも考えられます。
いつどうやって謝ればいいかわからない
これまで生きてきた中で自分から謝った経験がないという人もいます。こういう人はいつどのタイミングで謝ればいいのかがわからないのです。
謝罪の経験がないせいで謝れない人は、相手が怒っているというのは理解していても、何故、何について怒っていて、自分はどうしたらいいか察することができません。
自分の気持ちを上手く言葉にできないから黙ってしまうのです。その態度が傍から見て、自分の非を認めない謝らない人にしています。
自分が悪くても謝れない人の対処法
こちらから先に謝ってから指摘する
こちらが悪くなくても先手を打って謝っておくことで、自分が悪くても謝れない人はこちらに対してちょっとした優越感を持ちます。
そこですかさず「××の件は○○しよう」など、自分が悪くても謝れない人の悪い部分を指摘すると、こちらの意見を受け入れてもらいやすくなるでしょう。
冷静になったタイミングで助言する
ヒートアップしているところで何を言っても、聞いてくれるどころかますます怒って敵意をむき出しにするので、まずは落ち着かせることが大切なのです。
とくに自分が悪くても謝れない人に非があると伝えるには、冷静さを取り戻してからでないといけません。
謝らない人の感情に飲まれないこと
自分が悪くても謝れない人と接するときには相手の感情に飲まれないこと、そして無暗に怒ったり否定しないことが一番です。
感情が昂っているときはとくに、怒られたり否定されると更に意固地になってしまうので、反抗期の子供と接するように寛大な心を忘れずにいましょう。
下手に出て警戒心を解いてしまう
無意識に人を見下す自分が悪くても謝れない人ですから、怒られたり否定されるよりも褒められたり肯定される方が大好きなのです。
「さすが○○部長」、「○○さんはすごいなぁ」と簡単な言葉でもいいので頻繁に褒めていると、自分が悪くても謝れない人はこちらを友好的に思うようになります。
どうしようもない人なら敢えて避ける
どうしようもないと思ったなら無理して付き合うことはせず、いっそのことこちらから自分が悪くても謝れない人を避けてしまいましょう。
否定されると敵視してくるものの、ガラスのハートの自分が悪くても謝れない人ですから、こちらが徹底的に強気な態度を取っていれば怖がって近寄ろうとしません。
どうして謝れないかじっくり話しを聞く
「どうしたの?何か納得できないことがあるの?」と優しく聞いてあげると、あなたに理由を教えてくれるはずです。
相手の態度にイライラすることもあると思いますが、まずは理由を聞いて、それから相手の非を責めるかどうか決めてもいいでしょう。
一緒に謝ってあげる
自分が悪いことは自覚しているけれど、どう謝ればいいのかがわからなくて謝れない人にはちょっとしたきっかけが必要です。
何度かそうやって謝り方を指導し、謝ることは怖いことではないとわかれば、その人も自分1人で謝罪できるようになるでしょう。
負けず嫌いで意地もプライドも高め
中身がけっこう傷つきやすく防衛している
性格が自己中心的で優秀だと思っている
他人の気持ちを考える余裕がない
リスクを嫌い責任転嫁して逃げるのが得意
謝る事は負ける事だと思っている
考え方を曲げられず思い込みも激しい
自分が悪いとは1ミリも思っていない
経験が乏しくどう謝っていいかわからない
先手で謝って冷静にさせてから指摘や助言する
相手の感情に飲まれて自分を見失わないように
見下す相手とは同じレベルで争わず距離を置く
謝れない理由があるかじっくり聞いてみる
一緒に謝ってあげる事できっかけを作る
関わるとこちらが疲労するだけの自分が悪くても謝れない人とは、つかず離れず、大人な対応が一番良いでしょう。
中には謝ったことがなくて謝り方がわからないという人もいるため、そういう人には謝り方を指導したり、一緒に謝罪してあげるということも必要です。
上司なら適当に煽てておく、部下や同僚なら取りあえず褒めておく、友人や家族、恋人なら感情に飲まれず冷静に話すことでうまくいきます。
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