恐ろしい程に効果があるといわれているコールドリーディングを恋愛に応用する事で、大好きなあの人を思い通り操れるようになります。
なかなか心を開いてくれないあの人に、謎めいているあの人にも、コールドリーディングを使ってあなたに興味を持たせましょう。
コールドリーディングでは、相手の気持ちを自分の思う方向へ誘導する事が可能なのです。恋愛に用いて恋を成就させてください。
コールドリーディングとは
顔、髪型、服装、そこから派生する何気ない日常会話から、相手の職業や気持ち、性格、好きな物や嫌いな物を言い当てたかのように相手に思わせます。
例えば「派手な髪色をしているけれど服装はシンプルなデザイン、メイクも薄く、手は荒れている。あなたの職業は美容師ですね」という具合です。
自分の事を言い当てられた場合、人は「どうして?なぜ?」という疑問と、「私の事を何も言わなくても知ってくれている」という信頼感が生まれます。
これは相手に「私はあなたの事をあなたから聞かなくてもよく知っている」と信じ込ませ、相手に自分を信用させて心を開かせる、そして思い通り操る手法なのです。
コールドリーディングを応用した7つの恋愛テクニック
誰にでも当てはまる「あるある」な質問をする
バーナム効果という、誰にでも当てはまるような曖昧かつ一般的である性格を表す言葉を、あたかも「自分にだけ当てはまっている」と思わせる心理効果を取り入れましょう。
ここで重要なのは相手に「あるある、そうなんだよね」と思わせる事。ありきたりで簡単な言葉を使って、あなたが相手の性格に気づいたかのように思わせます。
相手の人が飲み会で、他の人の会話に参加せず1人静かに飲んでいるようなら「大勢で飲むのも楽しいですけど、1人で飲むのも違う楽しみがあっていいですね」と話しかけます。
そうすると相手は「そうそう、今はそういう気分なんだよ」と共感し、そして「どうしてわかったんだろう?この人も自分と同じなのかな?」と興味を持つのです。
仕事でミスをして落ち込んでいる様子なら「ミスをすると落ち込んでしまいますよね。悩みますよね」と話しかけると、慰めているようにも思われます。
このように「○○だけど××ですよね」と相手の状況や態度から得た情報でありきたりな事を言っても、効果的なコールドリーディングが可能でしょう。
落ち込んでいる人は落として持ち上げる
バーナム効果と似た所のあるフォアラー効果、これは落ち込んで自信喪失している人の心を自分に振り向かせる時に最適な方法です。
やり方は簡単、「バーナム効果のように誰にでも当てはまる曖昧な質問」をしながらも、「対立する言葉を相手に投げかける」たったこれだけでいいのです。
例文を挙げると「○○さんはいつも頑張りすぎているよね、でもそういう所がいいと思う」というように、1つ目の言葉で落してから2つ目の言葉で持ち上げます。
そうすると「○○さんは頑張ってるよ」と慰められるよりも「この人だけが自分をわかってくれる」と強く相手に思わせられるのです。
真逆の言葉で反発心から興味を持たせる
天邪鬼な人や素直じゃない、どこかちょっと捻くれた考え方をしている人には、ありのままの言葉で褒めるのではなく「真逆の言葉」で反発心を煽りましょう。
反発心の強いタイプの人は、自分がこうだと思っている事に対して全く別の意見を投げかけられた時、「そうじゃない!」と反発しつつも相手の反応を気にします。
この反発心をコールドリーディングに取り入れるのであれば、「あなたの事、私は嫌いじゃないです」なんてわざと反対言葉で好意を表してみるのです。
そうすると素直に「好き」と言われるよりも印象的で、尚且つ「嫌いじゃない」という言葉が気になってあなたに興味を持つようになるでしょう。
そして素直に好かれるよりちょっと捻くれた愛され方をされたい人からすると、こういった言葉は「自分の事をわかって言ってくれている」と思えるのです。
2つの違った質問で相手の気持ちを誘導
ダブルバインドという心理テクニックがありますが、これをコールドリーディングに用いると、相手の気持ちを詳しく知った上で自分の要求が通りやすくなります。
まずダブルバインドでは、異なる2つの質問をします。その質問内容は矛盾があり、尚且つ無意識にどちらか片方を選ばないといけないと思わせるのです。
例を出してみると、「今日、居酒屋でわいわい楽しく飲まない?もしくはカフェで静かにゆっくりお茶しない?」という質問です。
ただ単に「飲みに行こう、食事へ行こう」と誘うよりも、具体案を出しつつ選択肢を狭める方が相手は断りにくくなり、そしてどちらかを必ず選ぼうと考えるのです。
フット・イン・ザ・ドア・テクニックという心理テクニックもダブルバインドに似ており、これは先に無理な要求をしてその後で難易度の低い要求をするというものです。
「明日2人で映画観に行かない?それとも同僚も誘って水族館は?」、「家に来る?それかもうちょっと外で飲む?」というように質問し、どちらかが選ばれるようにします。
ここでもしも相手が難易度の高い質問を選ぶならあなたを少なからず想っている、後者を選ぶならまだ警戒心があるのだと心を読む事もできるでしょう。
肯定する質問を連続させて警戒を解く
相手へが全ての事に対して「イエス(肯定)」で答えられるように質問をする、イエスセットという心理テクニックをコールドリーディングで使用しましょう。
例えば「今日はいい天気だね」→「そうだね(肯定)」→「こんな日はプールで泳ぎたいよね」→「そう思う(肯定)」という流れです。
この後もいくつか答えがイエスになるような簡単な質問をして、その流れで最後に「良かったら今度の日曜にプール行く?」と誘えば、高確率で肯定されます。
これはいくつかの質問にイエス、肯定の返事をしている事から「断りにくい」という心理と、「自分の考えと同じ質問をしてくれる」という心理を刺激しています。
だからこそ相手はあなたの質問に対して余計に「ノー(否定)」と言う気持ちが起きず、自然な流れで誘いに乗っているのです。
不満を引き出して味方だと思わせる
どんなに人当たりが良くて人畜無害な人であっても不満を抱えて、それを我慢しています。その不満を上手く引き出して相談相手となり、味方だと思わせましょう。
不満を引き出す方法は簡単です、バーナム効果を利用して「最近何か悩んでいる事がありますよね」と曖昧な言葉で尚且つ断言します。
「どうしたの?」と尋ねられれば「何でもない」と答える人が多いですが、「悩んでるでしょ」と断言すれば「そうです」と素直に答える人の方が多くなるからです。
何も悩んでいない人は少ないですから、そこで相手は「え!どうしてわかるの?」とあなたへの警戒心が解かれるのです。
警戒心が解けた状態で「良かったらいつでも力になりますよ」とありきたりですが優しい言葉をかけると、相手は一気にあなたを味方だと思います。
仕草で「選んで欲しい方」を選ばせる
言葉のコールドリーディングだけではなく、仕草で相手に「選んで欲しい方」を選ばせるという、マジシャンズチョイスというものもあります。
あなたと相手の方の目の前には「ビール」と「お茶」があるとします。あなたは楽しくお酒が飲みたいので、相手に「ビール」を選んで欲しいと思っています。
そうした場合に、「お茶とビール、どっち飲む?」と言いながらさり気なく「ビール」の方へ両手の平を向けて指示します。すると相手は無意識にビールを選ぶのです。
これは相手に「言葉」よりも「手(仕草)」の印象が強く残ったから、選ぶつもりじゃなかったビールに興味を持ったのでした。
恋愛テクとしてこのコールドリーディングを応用すれば、相手に「物」の選択肢を選ばせつつ、自分が選んで欲しい方へと誘導できるでしょう。
事前準備のない場面で信頼を得る心理誘導テクニック
誰でも当てはまる大きなカテゴリーから気持ちを探ってゆく
相手の気持ちを落として持ち上げ自分に気持ちを向かせる
反発心のフックをきかせてから興味を持たせる
2つの異なる質問を相手に選ばせて気持ちを誘導
イエスを連続させて警戒を解く
相手の不満を聞き出して味方につける
選んで欲しい方を仕草誘導で選ばせる
コールドリーディングという心理誘導テクニックは素直な人だけではなく、「絶対に騙されまい」と警戒心の強い人にも有効です。
大変効果的なコールドリーディング、悪用しないよう気を付けつつ、大好きなあの人の心をあなたに惹きつけてください。
話し下手な人も、恋愛に奥手な人も、コールドリーディングを応用した恋愛テクを使えばすぐに好きな人と仲良くなれるでしょう。
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