恋愛依存症を克服したい!という方は多いと思います。
彼氏がいないと病んでしまうとか、誰かに愛してると言われないと、また誰かに愛してると言わないと心が落ち着かない。
そんな女性は、「あの子は恋愛依存症だから…」という言葉で揶揄されがちです。今回はそんな恋愛依存症の女性の心理に迫ります。
恋愛依存症になりがちな女性の心理特徴7つと克服の方法
極度の寂しがりや
あるタイプの恋愛は、寂しさに対する特効薬だというのは、誰しもが経験で知っていることです。
どんなに寂しくても、彼氏に連絡すれば優しい言葉をかけてくれる。ひとりで寂しい夜でも、電話をすれば声が聞けるし、そばに来て欲しいと言えば来てくれることだってある。
もともと寂しがり屋の女性が、そんな甲斐甲斐しい彼氏に出会ってしまったら…。もう、夢中です。
たとえ彼と別れたあとでも、彼のような男性を求めて恋愛を繰り返し、これも違う、この人も、この人も…と、悪循環を繰り返しかねません。
自己肯定感が低い
恋人とは、一般的にどんな存在でしょう?もちろん世間には虐待を繰り返すような彼氏、自分にぜんぜん構ってくれない彼氏など、ひどい彼氏がたくさんいます。
でも、一般的には女性にとって彼氏というのは「自分を大切にしてくれるひと」「好きだと言ってくれる人」「その男性の一番」という存在なはずです。
どんなに自分はだめだと思っても、でも彼氏にとっては自分はかけがえのない存在なんだというふうに思えるからこそ強く生きていけるのです。
逆に言えば、恋をして、彼氏がいないと自信がなくてどうしようもないタイプだとも言えるかもしれません。
好きな人のためなら多少の無理もできてしまう
人間の特徴として、自分の失ったものや捧げた苦労は、必ず報われると思いたいというものがあります。
一番わかりやすいのがギャンブルでしょうか。パチンコや競馬など、お金をかけて勝負するわけですが、今度は勝てるかもしれないという思いと、取り返さねばという焦りでどんどん掛け金を増やしていきます。
最近なら、スマホゲームのガチャなども同じ仕組みでお金を巻き上げますよね。この原則は、恋愛でも働きます。
つまり、多少の無理をしてでも彼氏のわがままや要求に付き合うことを繰り返していると、そこで費やした時間や我慢が、いつか帰ってくると思ってしまい、いつまでも恋愛に溺れることになるのです。
彼氏を変えても同じことの繰り返し。パチンコジャンキーが、台を変えても依存は治らないのとまったく同じです。
彼氏中心の生活になりがち
彼氏がこうだから、という理由が、全てに先んじるひとです。
一途でまっすぐでいいじゃないか、ほほえましいじゃないかと思われるかもしれませんが、なかなかそんなことはありません。恋愛というのは、永遠に続くものではありません。
彼氏が全ての中心にいるということは、彼氏を失った瞬間にその女性は中心を失い、拠り所を失い、崩壊してしまうということに他なりません。
その状態に耐えられず、彼氏にしがみついたりいろんな人に言い寄ったり、常に恋愛をしていようとするのです。
他人の評価に一喜一憂してしまう
他人が自分をどんなふうに見ているかが気になってしまう人です。
この場合の他人とは、彼氏です。彼氏が自分をどう見ているか、どんなふうに思っているかがいちばんに来てしまう人です。
先ほどの項目が「彼氏を行動の中心に据えている人」と言い換えるなら、これは「彼氏を価値観の中心に据えている人」です。
「彼氏がいる自分」で安心感を得ている
彼氏がいる、というと、ガールズトークでは「えー!いいなぁ」となりますよね。ほぼ確実にそうなるはずです。
女性の間では、彼氏がいるということが一定のステータスになっていますから、彼氏がいることで周りよりも自分は上にいるのだと、安心感を得ることができるのです。
ですから、必死で彼氏を繋ぎとめようとしたり、振られたら別の男を見つけようとしたりします。
不安が人一倍強い
不安なときひとりでいるというのは耐え難いものです。普通よりも不安に耐性 ない人というのはいます。
そういう方が頼るのが、恋人だったり周りのひとだったりするわけですが、このタイプの人は、いちど彼氏に強い不安を癒してもらったことがあるために、そのときの安心感が忘れられず、恋愛に溺れてしまった人です。
がっしりした胸に抱かれたい、よしよしと頭を撫でられたい、安心したい…その一心で、彼氏を頓服薬のように考えているのです。
恋愛依存症を克服する方法
恋愛依存症の人は、母からの愛が不十分だった可能性も
絶対にいつも自分の味方でいてくれる誰かに愛されるという体験の欠如が、恋愛依存症につながるという説もあります。
だいたいこういった存在は母なのですが、母にあまりかまってもらえなかったなど、愛情に飢えている人が恋愛依存になりやすいです。
落ち着いている時に何か原因になったものはないか?と振り返ってみる事で原因の糸口をつかめる事があります。
恋愛依存症を克服するには、幼い子供のイメージから脱却すること
幼い子供は、親に褒められることで安心し、自己肯定感を得ます。
つまり、他人に評価されることが行動・思考・価値の軸なのです。それを大人になっても繰り返すのが恋愛依存症。
こう考えると、特効薬は自分に向き合うことです。自分に自信をもち、ひとりでも大丈夫だという安心を得ること。
そのための方法は、自分と向き合うたった3つの方法で本当の自分を見つけだす!にまとめてありますから、ぜひ参照してくださいね。
それは本当に恋愛なのかを考えてみる
だからこそ、そんな特別な関係を失わないために出来ることは何でもしてしまい、結果として、自分を、相手を傷つけることになる。このようなことをしていれば本当の意味で幸せになる事はとても難しいと言わざる得ません。
貴方にとって本当に幸せなこととは何でしょうか?このような症状になってしまう人は物事をよく考え、それ故に不安になり、怖くなってしまう人なのでしょう。周りに気を遣い、自分のことを見て欲しいと頑張ってしまう人なのでしょう。
そんなあなたが求めていることは、自分を認めてくれる人。自分の側にずっといてくれる人。自分に優しくしてくれる人なのでは無いでしょうか?
恋愛とは特別なものです。心に特別な感情抱き、その相手と一生涯を共に過ごそうと思う特別な儀式です。それは決してインクのでなくなったペンを使い捨て、新しいものを買うようなものではありません。
厳しいようですが、この記事のタイトルを見て、この記事を読んで下さっている貴方が今しているのは、本当に恋愛なのでしょうか?
不安との決別の方法を考えてみる
自分に自信が無く、常に不安に思っている人。自分が一人であると、周りに嫌われるのが怖い、冷たいと思っている人。依存という問題を解決するのは極めて難しい事です。ですがそれから敢えて一歩を踏み出してみて下さい。
既存の自分のイメージを壊すことはどんな人にとっても最も恐ろしいことでしょう。ですが自分はこう思っている。自分はこうなりたいと誰かに伝えること。自分を理解して貰えることが真の意味で最も幸福であり、一時ではなく、生涯続いていく幸せに繋がっていくのです。
誰か親しい人に不安を話してみて下さい。それは親であっても、自身の恋人であっても構いません。誰かに現状を分かって貰えている。自分とはこう言う人なんだと誰か一人でも知って貰えていると感じられることは、自身を傷つけてまで得られる幸福感よりも余程強く、暖かいものです。
物事をきちんと考えられる貴方なら、踏み出すことがリスクが高く、現状維持の方が良いかも知れないと考えていることでしょう。
その上で逆に言いましょう。
その場に踏みとどまり、ずっとずっと胸に抱えている、その不安と付き合っていくのと、一時の恐怖に耐え、夜安心して眠れるようになるのとどちらが良いでしょうか。
私は後者をお勧めします。例え一歩目で失敗したとしても、を踏み出してさえしまえば、二歩目は一歩目よりも楽に進めるのですから。
まずは親しいと思える人へ。それもいないというのであればSNSなど、顔を見えない掲示板などで声をかけてみると良いかも知れません。同じような不安を抱えている人は貴方が思っているより、余程多いですから。
以前に同じような事があった人からのアドバイスを聞く事で、あなたの不安も溶けてゆくかもしれません。
極度の寂しがりや
自己肯定感が低い
好きな人のためなら多少の無理もできてしまう
彼氏中心の生活になりがち
他人の評価に一喜一憂してしまう
「彼氏がいる自分」で安心感を得ている
不安が人一倍強い
母からの愛が不十分だった可能性も
幼い子供のイメージから脱却すること
今の自分は恋愛をしているか考えてみる
不安との決別の方法を考えてみる
恋愛依存症は、自分も苦しいし、周りからも嫌味なことを言われたりしてつらくなることもありますよね。
ずっとその状態でいたい人なんかだれもいません。かといって、普段は生きるのに必死で、こうしたことを考える機会も少ないはず。
しかし今のままではいけないと思っているのなら、今回の記事がそんなあなたの助けになれば幸いです。少しずつ気持ちや状況を変えてゆきましょう。
あなたにオススメの関連記事
[like]