気になる疲れ目、アロマで改善してみませんか。
目の奥が痛む、チカチカする、充血する、かすむ、重苦しい、乾く、疲れ目の症状は様々ですが、こういったSOSにちゃんと耳を傾けてケアしていますか?
いつものここと放ってしまっていると、目の症状だけでなく肩や首のこり、頭痛、吐き気などの症状が出ることもある眼精疲労。
気になるイライラや集中力の低下も目の疲れから来ているかもしれませんよ。どうにかしたいけどどうしたらいいの?目を休ませればいいんだろうけど、それじゃ仕事にならない!
今回は、そんな人におすすめの疲れ目に効果のあるアロマをご紹介したいと思います。目薬くらいしか対処方法が分からないという人も、お見逃しなく~
目の疲れや眼精疲労・ドライアイに効果的なアロマ5つと温湿布
目の炎症を抑えるローマン・カモミール
眼精疲労には、カモミールと言われるほど効果が期待できる精油ですが、精油だけでなくカモミールの芳香蒸留水も効果があります。
芳香蒸留水は、精油を作るときに副産物としてできる、カモミールの成分が含まれた水でハーブウォターとも呼ばれるもので、精油のように禁忌がないので手軽に使うことができるのが特徴です。
精油よりも穏やかな芳香蒸留水なら、精油のように希釈しなくても直接肌に付けることができるので、たっぷりコットンに浸して目の上に乗せ10分~15分置いて置くと、カモミールの優しい香りが抜群の効果を発揮して疲れ目を癒してくれますよ~
特に、炎症を鎮める効果が高いカモミールは、充血を伴う眼精疲労にはピッタリですが、他の精油よりちょっと高価なのが難点ですが、芳香蒸留水なら精油よりもお手頃な価格なのも嬉しいですね。
充血している時に、カモミールの精油を使う時は、冷湿布にして使うと炎症を抑える効果が高くなります。目薬くらいしか対処方法がないと思っていた人も、試してみる価値ありですよ。
※精油は妊娠初期は使用をお避けください。キク科にアレルギーの方もお避け下さい。芳香蒸留水は、禁忌はありません
痛みを伴う疲れ目にはラベンダー
ラベンダーには、痛みをやわらげてくれる働きがあります。目が疲れてくるとだんだん目の奥の方が痛くなってきて、ひどくなると頭痛まで引き起してしまうと、ほんとに辛いですよね~
こうタイプの眼精疲労は、しっかりケアしないと簡単に繰り返してしまうのも厄介なところです。そんな時は、ラベンダーに助けてもらいましょう!あっ、目の奥が怪しくなってきたぞ~って時に使えば、ひどくならずに済むので早めにケアするのがポイントです。
痛みを感じるときには、目はかなりお疲れ状態。そんな時には目のケアだけでなく、全身の血行を良くして目に十分な栄養と潤いを与えてあげる必要がありますので、自然塩にラベンダーの精油を5滴ほど垂らしてお風呂に入れてアロマバスにしましょう。
ストレスが溜まっていると、目も疲れやすくなってしまいますのでリラックス効果のあるラベンダーを使えば、目の疲れとともに全身の疲れが取れて、疲れ目にもなりにくくなりますよ。
※低血圧、妊娠初期は使用をお避けください
自律神経を整えるスイート・マジョラム
自律神経のバランスが崩れると、身体の機能が低下してドライアイや眼精疲労を起こしやすくなると言われています。
ストレスが溜まると自律神経のバランスは崩れてしまいますが、ストレスのない生活はなかなか難しいので、上手く付き合っていかないとなりませんよね。スイートマジョラムには、自律神経のバランスを整える働きがあるので、疲れ目の症状を和らげることができるのです。
その他にも、痛みを和らげる作用や血行促進作用があるスイート・マジョラムは、眼精疲労のうっとうしい症状から助け出してくれますよ。
疲れ目には、質のよい睡眠をしっかりとることも大切な要素ですが、副交感神経を刺激する働きのあるスイートマジョラムなら、睡眠もサポートして疲れ目改善に役立ってくれますね。
※妊娠初期は使用をお避けください
血行を良くして改善するローズマリー
疲れ目を予防改善するには、血行をよくするのがポイントのひとつ。
長時間同じような姿勢でパソコンを使い続けたり、ゲームをしていたりすると、首や肩、腕などの筋肉がこわばり血行が悪くなってしまいます。そうすると、目に栄養や酸素がしっかり送られず眼精疲労を起こしてしまうのです。
そこで、血行をよくする働きがある精油として知られているローズマリーの出番です。
ローズマリーを使って温湿布をしたり、植物性のオイル10mlに精油2滴混ぜ合わせて作ったオイルで、首や肩、耳の周りりなどをマッサージすると血行が良くなり、疲れ目が改善されますよ~
※妊娠・授乳中、高血圧、てんかんの方は使用をお避けください
マンダリンで肝を整えるのが改善の鍵
マンダリンは、みかんの皮から採れる精油なので、香りは馴染みがあって使いやすい精油です。
中医学では、肝は目に繋がっていると言われ、肝の血が不足していると目に栄養が行きわたらず目が疲れやすくなったり、充血したり影響を及ぼすと考えられています。
読書やパソコンなどで目を酷使すると、目の栄養となる血液を消耗してしまいますが、この目の栄養となる血液を貯蔵しているのが、肝です。肝は、ストレスや過労などの影響を受けやすく、肝の機能が低下すると更に目に必要な栄養が行き渡らなくなってしまうのです。
遠く離れた肝が目に影響するなんて驚く人も多いと思いますが、人間の身体は密接な繋がりを持って機能しているのですね。いつもよりも目を使っていないのに、目が疲れを感じるときは肝の機能が低下しているのかも知れません。
マンダリンの精油は、肝の働きを助けてくれる作用があるので、その場しのぎではなく目の疲れを元から改善することができますよ!
※禁忌は特にありません。妊娠中でも使うことができます
疲れ目を改善するアロマの使い方
アロマの使い方にはいくつか方法がありますが、疲れ目や眼精疲労の症状を改善するのに効果的なのは、ホットタオルで温湿布する方法です。ホットタオルで目の周りや首を温めることで、血行が良くなり疲れ目が改善できるのです。
そこに疲れ目に効果のあるアロマを使えば、更に効果アップ!!温めることでリラックス効果も得られて凝り固まった筋肉も柔らかくなり、疲労物質も取り除かれるので重い目の周辺がスッキリとしますよ。
手軽に出来るので、パソコン使用するときは休憩がてら使えば予防にもなり、疲れてきたなと感じた時にはすぐに使ってケアすれば回復も早く、症状もひどくならずに済みますのでぜひ試してみてくださいね。
アロマ温湿布を使ってみよう
② タオルをお湯に浸して絞りアロマホットタオルを作る。
③ 目の上や周辺や首回りをタオルでゆっくり押さえて温めます。目の上に乗せるときは、必ず目は閉じてください。
④ タオルが冷えてきたら、再びお湯に浸して温め直します。
10分くらい続けて温めるとかなり疲れが取れ、症状が和らぐのを実感できます。ただし、目が充血しているときは、温湿布ではなく冷湿布の方が効果的なのでお湯ではなく、水を使って冷やし、充血が治まったら温湿布をすると改善することができますよ。
目の炎症を抑えるローマン・カモミール
痛みを伴う疲れ目にはラベンダー
自律神経を整えるスイート・マジョラム
血行を良くして改善するローズマリー
マンダリンで肝を整えるのが改善の鍵
お湯に精油を垂らしたアロマホットタオルで温める
いかがでしたか?アロマを使って疲れ目や眼精疲労を改善する方法をご紹介しましたが、実際にやってみるととても気持ちが良く、効果を実感でき驚くかも知れませんよ。
また、今回は芳香蒸留水を使う方法もご紹介しました。、アロマ=精油と思っていた人もいるかも知れませんが、芳香蒸留水もとても便利に使える自然の贈り物です。
精油は使ったことがあっても芳香蒸留水はないという人も是非試してみてくださいね。アロマを味方につけて、仕事が出来る目力美人になってくださいね~
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