話題のパイナップルダイエットをご存知でしょうか?
パイナップルダイエットとは、30年ほど前にビバリーヒルズダイエットとして大流行したダイエット方法で、その効果の高さから再び脚光を浴びています。
食べすぎている訳じゃないのに、どうも痩せない。そんな人もこのダイエットなら成功できるかも知れませんよ~
今回は再び話題になるほどの効果を誇る、パイナップルダイエットについてご紹介したいと思います。
話題再燃!パイナップルダイエットの効果5つとやり方
組み合わせを改善して痩せる
考案者のジュディさんによると、食べ物の組み合わせが消化酵素の混乱を招き、体重増加につながるとのこと。
このダイエットでは、炭水化物とたんぱく質を一緒にとらないようにとされています。これは、炭水化物とたんぱく質を消化するには、異なる消化酵素が働きますが、性質の違う酵素が混ざると、うまく消化が行われないからです。
そのため、未消化の食べ物が腸内に長く留まることとなり、腐敗し毒素が発生し腸内環境が悪くなってしまいます。
パイナップルダイエットでは、パイナップルの消化酵素をうまく利用し、食べ方改善することで消化吸収を効率よくして痩せることができるのです。
ただ食べる量を減らせばいいというだけでない、この方法は画期的で人気が出るのもうなずけますね。
ビタミンB1が糖質代謝を促進
パイナップルには、ビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える代謝を助ける働きがあり、お米を主食する日本人は糖質の摂取量に対して、ビタミンB1が不足しがちです。特に、お米、パン、麺類が好きなひとは不足している可能性が高いので要注意。
ビタミンB1が不足してしまうと、糖質を効果的にエネルギーに変えられなくなるため、エネルギーに変えられなかった分は脂肪として蓄えられてしまうのです。
また、倦怠感、疲労感を招きやすくなり、イライラしやすい、集中できないと言った精神的な部分も影響を及ぼしてしまいますので、ダイエット中も心も体もはつらつとして過ごすには、ビタミンB1はしっかり摂っておきたいですね。
筋肉は落とさずウエイトダウンできる
無理なダイエットでは一時的に体重は落ちたとしても、筋肉の元となる肉や魚などのたんぱく質が不足しやすくなります。
その結果、筋肉量が減って基礎代謝が低下し、逆に太りやすいからだになってしまいます。
筋肉なんていらないから、細くなりたい~なんて思っていたら大間違い!筋肉が多ければ基礎代謝が高くなり、同じ運動しても消費されるカロリーも多くなるので、やせ体質になりたければムキムキとは言わずとも、筋肉は不可欠なのです。
パイナップルには、たんぱく質を消化吸収を促す、ブロメリンという消化酵素が含まれているので、たんぱく質を効果的に吸収することが出来ます。このブロメリン、とても強力な消化酵素でパイナップルを食べると、口の中や下がピリピリするのはこのせいなのです。
たんぱく質の摂取量が減っても、効果的に消化吸収を促し、筋肉が落ちてしまうのを防いでくれるブロメリンはダイエットの味方といえますね。
食物繊維たっぷりでお腹スッキリ
女性に多い悩みのひとつ便秘。毎日スッキリしている人は案外少ないものです。
パイナップルには、水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は、便に適度な水分を保ち排泄しやすくする働きがあります。また、水溶性食物繊維は善玉菌を増やして悪玉菌を減らし、腸内環境を整えてくれますよ~
腸内に老廃物が長く滞っていると、消化吸収のスピードが落ち、余分にカロリーを吸収してしまい太りやすくなってしまいます。また、腸内環境が整うと肌荒れも改善され美肌になれるという、うれしいメリットも。
腸スッキリは、体スッキリの元ですので、食物繊維でお腹スッキリ目指しましょう。
カリウムが豊富でむくみ解消
パイナップルには、カリウムもたっぷり含まれています。
夕方になるとくつがきつい~なんてことないですか?むくみを放置していると、そのまま脚が太くなってしまう可能性が!
塩分を摂りすぎると、体はナトリウム濃度を下げようとして水分を溜め込むようになり、これがむくみになってしまうのです。
カリウムは過剰なナトリウムを排出する働きがあるので、むくみを解消することができるのです。カリウムをしっかり摂って、メリハリのある美脚になりましょう。
パイナップルダイエットのやり方
ジュディさん式の本格的なメニューは、6週間で構成されていて週ごとに異なるテーマが儲けられ、かなり厳格です。基本ルールには次のようなものがあります。
② 朝食後2時間は、炭水化物、たんぱく質、脂質が含まれるものは食べない。
③ 朝食後、果物以外のものを口にしたら、以降その日は果物は食べない。
④ 朝食から2時間以降に摂る食事は、炭水化物の摂取に制限はない。しかし、たんぱく質が含まれるものを少しでも口にしたらその後の食事を調整する。
⑤ 上記ルールの中で、1日1回は好きなものを食べていい。
しかし、パイナップルダイエットのいいトコをとって、もっと手軽に効果を出せる方法がこちら。
② 朝食後2時間は何も食べない。
③ 朝食以外に果物を食べない。
これなら出来そうですよね。
この3つのルールだけでも、効果は得られるそうですのでぜひチャレンジしてみましょう!
パイナップルダイエットの注意点
置き換えるのは、朝食がポイント
朝は、排泄の時間なので朝からたんぱく質や炭水化物をしっかり摂るよりも、消化酵素が多いパイナップルを食べることによって消化器官が排泄に専念できるので、排泄がスムーズに行われるようになります。
腸内環境が整うことで、代謝や免疫力があがるのでダイエット成功につながるのです。また、糖質の多いパイナップルは朝とることで、糖質が脂肪に変わりにくいので、置き換えるタイミングとしてぴったりです。
パイナップルは生を使うこと!
このダイエットのポイントでもある、酵素を生かす為にはパイナップルは生のものを食べましょう。
缶詰のパイナップルや市販のパイナップルジュースは、加熱処理されているので酵素の効果を得ることが出来ません。そればかりか、缶詰のものは砂糖が加えられているので、カロリーもアップ。
効果が得られないだけでなく、糖質のとりすぎで返って太りやすくなってしまいますので、必ず生のパイナップルを使うのが成功のポイントです。
自家製ジュースにしてもOK
ジュースにすることで、さらに消化吸収がUP!
朝食を食べる習慣がない人などは、生のパイナップルをミキサーにかけてジュースにしちゃいましょう。ジュースにするときは、しっかり繊維まで飲んでくださいね。
どれだけ食べてもいいの?
食べるパイナップルの量には、特に制限はなくどれだけ食べてもいいとされています。
しかし、強力なたんぱく質分解酵素が含まれているので、食べ過ぎると口の中がピリピリしたり、お腹を壊すことがあるので様子を見ながら食べすぎにならないようにしましょう。
食べ物の組み合わせで痩せる
ビタミンB1が糖質の代謝アップを助ける
たんぱく質を効率よく摂って筋肉キープ
食物繊維でお腹スッキリ
カリウムでむくみ解消
ジュディさん式の厳格ルールで本格的に
3つのルールを守るお手軽な方法も
いかがでしたか?本格的にやろうとすると、なかなかハードルが高いパイナップルダイエットですよね。
でも、ベースのルールを守る置き換えタイプなら、ちょっと体をリセットしたいときにも役立ちますね。しかし、南国のフルーツであるパイナップルは体を冷やす性質があるので、食べすぎには気を付けましょう。
特に、寒い時期はそのほかの食事で体を温めるものを食べたり、温かい飲み物を飲んだりした方がいいですよ。上手に取り入れて、痩せない体にさよならしましょう~
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