突然やってくる辛い頭痛。アロマが役立ってくれるのをご存知ですか?
あ~なんだか嫌な予感がする・・・やっぱり来たか!!と、予兆があっても、薬で防ぐ以外に方法がわからない。頭痛薬はなるべく使いたくないと思っても、痛みが出てしまったら使わざるを得ない。
そんな人も多いのではないでしょうか?もしかしたら、貴方の頭痛はアロマが解消してくれるかも知れませんよ!辛い頭痛とは早くサヨナラしたいですよね。
今回は、そんな悩める貴方におすすめしたい、アロマを使って頭痛を和らげる方法をご紹介したいと思います!
頭痛に効くアロマ7つで頭痛薬に頼らずスッキリ解消!
基本の1本ラベンダー
ラベンダーは、アロマテラピーで1番メジャーで基本的な精油です。
色々なシーンで活躍してくれるこの精油は、迷ったらラベンダー!と言われるほど万能で刺激も少ないことから、初心者にもおすすめの1本です。
そんなラベンダーには鎮静作用があるので、頭痛の辛い痛みを和らげてくれます。また、自律神経が乱れると血管の拡張や収縮が上手くいかなくなり、頭痛を引き起こすことがあります。
そんな時は、自律神経を整える働きもあるラベンダーを使うことで、痛みが和らいだり、予防することも出来ます。ただ、一時的に痛みを和らげるだけでなく、頭痛の原因となる自律神経のバランスを整えることで、頭痛が起きにくくなるのは、とても嬉しいですよね。
※低血圧、妊娠初期は使用をお避けください
天然の鎮痛剤ローマン・カモミール
青りんごの香りに似ていると言われる、ローマン・カモミールの香りはリラックス効果と、とても優れた鎮痛作用があります。
刺激が少ない穏やかなこの精油は、子供でも使うことが出来るのも特徴の一つです。緊張型頭痛は、子供にも起こることがあるので、そんなときはローマン・カモミールを使ってあげるといいですよ。
頭を動かすとズキズキ痛みが強くなる片頭痛にも効果があるローマン・カモミールですが、片頭痛が起きた時は、温めたりマッサージしたりするのはNGですので、ゆっくりと香りを嗅ぎながら休むようにすると楽になりますよ。
※妊娠初期、キク科のアレルギーの方は使用をお避けください
スーッとした香りが頭痛を和らげるペパーミント
爽やかなスーっとしたおなじみの香りのペパーミントも、頭痛に役立ってくれる精油のひとつです。
若干肌への刺激が強い精油なので、特に肌が弱い人は、デフューザーを使ったり、ティッシュに精油を1滴たらして香りを嗅ぐ芳香浴をするようにしたりして、肌に直接つかないようにすればトラブルを避けて使うことができますよ。
肌が弱い人でなければ、植物オイル10mlに精油1~2滴(最初は1滴から始め様子を見て増やす)で希釈したオイルを、こめかみなど痛みを感じる場所に塗る方法も効果ありです。
何を隠そう、筆者も疲れると片頭痛が出やすく、ひどくなると吐き気がすることもあるのですが、ペパーミントを希釈したオイルを持ち歩き、前兆が出てきそうになったら、こめかみに少しと痛みが出る辺りの頭皮に塗っています。
そうすると頭痛が起きずに済んだり、起きてしまってもひどくならずに済むので助かっています。肌はそんなに強いっていうほどではないですが、今までトラブルなく使うことが出来ていますよ。
※妊娠・授乳中、てんかん、高血圧、心臓疾患のある人、幼児は使用をお避けください
PSMの頭痛にも役立つクラリセージ
クラリセージは、ホルモンバランスを整えてくれることで良く知られる精油です。
ホルモンバランスが乱れる生理前に起こる、PSM(月経前症候群)で頭痛が起こることがあります。毎月生理前の決まった時期に、頭痛が起こるというのも辛いものですよね。そんな頭痛には、クラリセージが役立ってくれますよ。
この精油には、鎮痛効果もあるので痛みをやわらげてくれます。しかし、とても強い鎮静作用があり、物事に集中しにくくなりますので、車を運転する前や、何か集中してやらなければいけないことがあるときは、他の精油を使うようにするといいですよ。
※妊娠中は使用をお避けください
肩こりからくる頭痛にローズマリー
血行が悪くなると、筋肉がこりやすくなり、ひどくなると頭痛を起こすことがありますよね。
そんなときは、ローズマリーの出番です!
この精油は、血行を良くする働きに優れているので、凝り固まった筋肉を緩め、頭痛を楽にしてくれますよ。グレープシードなどの植物オイル10mlに精油2滴の割合で作ったマッサージオイルを、首肩周りに塗ってあげると血行がよくなり、肩こりも頭痛も楽になるので、一石二鳥ですよ。
作ったオイルをカバンに入れておいて、仕事の休憩中に使うようにすれば、頭痛予防になりますね。
※妊娠・授乳中、てんかん、高血圧の人は使用をお避けください
冷えからくる頭痛にジュニパー
ジュニパーベリーは、身体の熱源に働きかけて温める作用がある精油です。
身体の冷えも頭痛を引き起すことがありますが、そんな時はジュニパーが役立ってくれますよ。ウッディな香りのジュニパーは、ちょっと個性的な好き嫌いが分かれる香りかも知れません。
もし香りがあまり好きでないと感じるときには、香りの相性がいいラベンダーやクラリセージとブレンドすると、使いやすくなり相乗効果も望めますよ。
※妊娠中、肝臓疾患、急性腎炎の人は使用をお避けください
ストレスが原因の頭痛にスイートマジョラム
現代社会で生きているとストレスは避けられない。とは言うものの、ストレスが原因となって起こる頭痛は嫌ですよね。
ストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れ頭痛が起こりやすくなります。スイートマジョラムには、自律神経のバランスを整える働きや鎮痛作用があり、辛い頭痛を和らげたり、予防することができます。
一時的に頭痛薬で痛みを和らげても原因なくならなければ、頭痛を繰り返すのは当たり前ですよね。自律神経のバランス乱れという原因が整うことで、頭痛が起きにくくするのは、頭痛から解放される重要ポイントですね。
※妊娠中は使用をお避けください
緊張型頭痛を和らげるアロマ温湿布のやり方
慢性頭痛の中で1番多いと言われる、緊張型頭痛。子供からお年寄りまで、年齢を問わず起こる可能性があります。
頭の回りを締め付けられるような鈍痛が特徴の頭痛で、肩や首のこり、めまいやふらつき全身のだるさが伴うこともあります。精神的なストレスや、同じ姿勢や身体に負担のかかる姿勢を続けていることで、筋肉が緊張してしまい頭痛が起きてしまうんですね。
そこで、このタイプの頭痛に効果的なアロマ温湿布をご紹介したいと思います。
アロマ温湿布をしてみよう!
② 精油が1カ所に固まらないようにお湯を混ぜて拡散させ、タオルを浸して絞ります。
③ 温めたタオルをたたんで、肩や首周り、後頭部などに当てます。
④ タオルが冷えてきたら、またお湯に浸して温め直すようにし、しばらく首、肩周りを温めていると、温かいタオルと精油のダブル効果で、筋肉の緊張が緩んで頭痛が和らいできます。
アロマ温湿布をする時の注意点
アロマ温湿布は、間接的に精油が皮膚に付くことになりますので、特に肌の弱い人やアロマ初心者さんは、刺激の強いペパーミントやジュニパーではなく、ラベンダーなどの刺激の弱い精油を使うと安心です。
肌への刺激が心配な時は、使用する量を少なく1滴から始めて様子を見てからにしてください。初めて行う時は、事前にパッチテストをしておきましょう。
簡単なパッチテストの方法は、植物性オイルに希釈した精油を、腕の内側など皮膚の柔らかいところに塗って、24時間洗い流さないようにそのままにして、赤みやかゆみなどの異変が起きないか確認します。
注意事項を見て、なんだか難しそうと感じてしまった人もいるかも知れませんが、アロマは正しい方法で行えばトラブルなく安全に行うことが出来ます。
アロマ温湿布は、緊張型頭痛にはとても効果の高い方法なので、事前にパッチテストで確認しておけば、いざという時に役立ってくれます。頭痛に悩んでいる人は試す価値ありですよ~
一番メジャーで基本的なラベンダー
天然の鎮痛剤ローマン・カモミール
スーッとした香りで頭痛を和らげるペパーミント
PMSの頭痛にも役立つクラリセージ
肩こりからくる頭痛にはローズマリー
冷えからくる頭痛にジュニパー
ストレスが原因の頭痛にスイートマジョラム
今まで頭痛薬が手放せなかった人も、アロマを利用することで、頭痛薬がなくても快適に過ごせるようになるかも知れませんよ。
しかし、あまりにも痛みがひどかったり、痛みが続いたり、頻繁に頭痛が起きる場合などは、病気が原因となって頭痛が起きている可能性がありますので、必ず医療機関を受診するようにしてくださいね。
頭痛の悩みから解放されて、笑顔あふれる日々を過ごしましょう!
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