冷静な人の心理特徴がわかれば、あなたも突発的なトラブルが起きても動じず対応出来る人になれます。
仕事がデキる人を見ていると、どんなときも冷静な態度でいることがわかります。その冷静さはどこから来るのでしょうか。
いつも焦ってしまうからもっと落ち着きがほしいという人や、せっかちな性格で急いでしまいミスが多い人は必見です。
冷静な人の心理特徴9つ
マイペースだから他人を気にしない
仕事でミスをして大きなトラブルに発展しても落ち着いていられるのはマイペースだから。他人をいちいち気にしないので、どんなときも冷静でいられます。
多くの場合、自分が原因でトラブルが起きてしまったとわかれば、とても冷静でいられないでしょう。他人の批判を気にして落ち込んだり、焦燥感で何も手につかない人が殆どです。
しかし冷静な人は、“自分のペースを乱されること”を何よりも嫌います。何事も自分のペースで進めたいので、他人の評価なんて気にせず冷静でいられます。
慎重な性格で行動する前によく考える
思い付きで行動することはなく、いつも行動する前によく考えるのが冷静な人の特徴。慎重な性格をしているので、些細なことでも熟考した上で行動に移します。
「○○をしたら、どんなことが起こるだろうか」、「もしも××が起きたとき、どうしたらいいだろう」そんな風に先を見据えて、念入りに計画を立てる用心深いタイプです。
あらかじめ“何をすると何が起きるのか、そして何か起きたらどう対応すべきか”を予想してから行動しているからこそ、落ち着いた態度が取れるのでしょう。
意思が強く人の意見に左右されない
冷静な人は意思が強く、人の意見に左右されることがありません。自分の目的や目標が明確であるからこそ、誰に何を言われてもいつもクールな態度でいられるのでしょう。
自分の中に「こういうときはどう行動したらいいか」、「こんなとき、自分はどんな態度でいればいいのか」といった方針がちゃんと決まっています。
そのため接客業をしていていきなりクレーマー客に怒鳴られたときでも、朝の通勤電車で事故に巻き込まれたとしても、常に冷静に対処出来ます。
プライドが高く焦りを見られたくない
プライドが高い人の場合、自分が焦っているところを見られたくない、慌てているなんて思われたら恥ずかしいという気持ちから敢えて冷静な態度を取ることがあります。
内心ではすごく焦っているのですが、そんな自分を見られるのは大変な屈辱だと感じるからです。だからこそ本心を隠してポーカーフェイスを貫くのでしょう。
このタイプの人は、人一倍小心者、そして見栄張りなところがあります。皆の前では“クールで大人な人”でいたいから、イメージを崩さないために冷静な自分を装うのです。
物事を客観的に見ることができる
冷静な人は、物事を客観的に見る特徴があります。突発的トラブルに巻き込まれたときも冷静でいられるのは、トラブルの原因を第三者目線で考え、分析できるからです。
予期せぬトラブルに巻き込まれたときに慌ててしまう人は、物事を主観的に、つまり自分の立場から考えるところがあります。これでは冷静に分析することは難しいでしょう。
何があっても冷静な人は、例え自分に不利なことが起きたとしても第三者目線で見極めようとするからこそ、どんな場合にも落ち着いて対応できるのです。
怒りなど感情をコントロールできる
冷静な人って滅多に人前で怒らないし、八つ当たりをしたりなど感情が昂ることがありませんよね。これは自分の感情をしっかりコントロール出来ているためです。
イライラするようなことが起きても、そのまま怒りを外へ出さず、一旦自分の中で怒りを処理します。そのため顔にも態度にも怒りの感情が出ません。
これは「すぐ怒ったり泣いたりするなんて、そんな子供っぽいことは出来ない」という大人な考え方が身に着いているのと、理性で感情を自制出来るからでしょう。
無駄を嫌うため悩む時間が少ない
冷静な人は行動する前にまず先のことをしっかり考えてから動きますが、しかし無駄を嫌うためにいつまで悩み続けるということがありません。決断は早い方です。
普段から冷静に対応出来ない人は、一度悩み始めたらとめどなく悩み続ける傾向があります。それが冷静さを失わせているとも考えられるでしょう。
悩み続けていると、段々と「自分は一体、何がしたいんだろう」と不安になってきませんか?冷静な人は不安になる前に考えるのを止め、行動に移すようにしています。
失敗に備えてあらかじめ対応策を用意している
失敗したときのためにあらかじめ対応策があれば、「何が起きても大丈夫」だと思えるはず。冷静な人は物事を始める際、いつも対応策を用意しています。
例えば転職の面接で何を聞かれてもいいように、いくつもの答えを用意しておきます。「こんなこと普通は聞かないだろう」という質問への答えも一応考えておくのです。
いつでも準備万端なので、万が一のことがあっても想定内です。冷静な人にとってはあらかじめ予想していたことなので、動揺なんてしません。
経験や知識があるから自分に自信がある
失敗した経験もあれば、成功したこともある。そして知識もあるからこそ、冷静な人は自分に自信があります。その自信が何事にも動じない人にしているのでしょう。
冷静な人だって、最初から冷静な対応が出来る人だった訳じゃありません。色んな人生経験と知識を蓄えた今だからこそ、どんなことにも対処できる自信があるのです。
すぐ慌ててしまう人は、経験や知識、情報が足りないということも原因にあるでしょう。今すぐは無理でも、経験と知識を積むことで誰でも冷静な人になれます。
他人の批判を気にしないマイペースな傾向
慎重に熟考し多くの想定を考えた上で行動
意志が強く状況が変わっても柔軟に対応する
焦ったり慌てているところは見られたくない
客観的な視点を持ち合わせていて分析できる
怒りの感情コントロールが身についている
1つの事を長く悩む事は無駄だと考えている
失敗の備えもある程度の対応策を持っている
豊富な経験と知識から問題を対処しようとする
イライラしても怒ったり周りの人に八つ当たりしないのも、そういった子供っぽいことはしないように理性で自分を抑えられるからです。
何かあればすぐ慌ててしまう人、冷静な判断が出来ない人は、冷静な人のように失敗に備えてあらかじめ対応策を用意するなどで、落ち着きを取り戻しましょう。
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