孤立する人の心理特徴から、どうしていつも職場に馴染めないのかその原因を探りましょう。そして状況を改善する対処方法もご紹介します。
就職、転職先の職場にいつまで経っても馴染めないでいるのは、自分のある特徴が原因になっているかもしれません。
職場じゃなくても学校や習い事、あるいは近所付き合いで孤立してしまうという人は必見です。
孤立する人の7つの心理特徴
内気な性格で受け身になりすぎる
孤立する人の心理特徴として多いのが内気な性格。その内気さが“誰かが話しかけてくれるまでひたすら待つ”という受け身な状態を作ってしまい、それが原因で孤立しています。
自分では「話しかけられないから話しかけてもらえれば会話できる」と思っていても、相手はそれを知らないので「あっちから話しかけてこないのは、本当は会話したくないから?」と誤解します。
自分からアクションを起こさないという受け身になりすぎるあまり、周りの人へ「あの人は私達とは関わりたくなさそうだから放っておこう」と思わせてしまっているのです。
無神経で人のプライベートに踏み込む
無神経な性格の人はどこへ行っても嫌われます。人のプライベートにずかずか踏み込んでは、周りの人を不快な気持ちにさせてしまうからです。
このタイプの孤立する人は自分に無神経なところがあるとは全然気づいていません。だから孤立していることにも気づかず、更に状況を悪化させがちです。
口が軽く噂好きで常に職場の誰かの噂をしている、あるいは人が傷つくことを平気で言うなどの無神経な行動が、孤立している原因になっているでしょう。
いつも自慢話しばかりしている
孤立する人の中には自己顕示欲が強く、いつも自慢話しばかりしているというタイプもいます。その心理特徴が原因で周りの人は距離を置くため、孤立してしまうのです。
人の自慢話しを聞くのが好き、自慢話しを聞いていると楽しい気持ちになるという人は稀でしょう。大抵の人は自慢話しを聞くとイライラ、ムカムカします。
口を開けば自慢しかしないことで、周りの人は「この人と話していてもつまらない」、「関わるのが面倒だ」と思って離れていってしまうのでしょう。
プライドが高く周りを見下している
プライドが高い人は、無意識に自分以外の人を見下しているところがあります。周りは見下されていることがわかっているからこそ、その人に関わらないようにするのです。
自分は特別な人間で周りとは違うんだ、自分が正しくて周りが間違っているという意識が強いと、会話の中に「でも」とか「そうじゃない」といった否定が入るようになります。
せっかく話しかけたのに「いや、違う」とか、「そうじゃなくて」と否定から入る人に話しかけたいと思うでしょうか?話していても楽しくないことが孤立する原因です。
人に興味がなく飲み会の誘いを断ってばかり
孤立する人の心理特徴として、他人に興味を持っていない、という点が挙げられます。そういった人が取りがちなのが、飲み会などの誘いを断るという行動です。
職場の人に興味がないから、別に親しくなる必要もない。それに飲み会なんて面倒くさい。そうやって誘いを断ってばかりだと、周りはどう思うでしょうか。
誘いを断ってばかりの人に、周りは「あの人は人付き合いをしたくないんだ」と思い、近寄ってこなくなります。自分自身の行動が孤立する状況を作っているのです。
笑顔がないなど無愛想
いつも不機嫌そうな顔をしている、挨拶をしない、挨拶されてもちゃんと返さない人は、その無愛想な態度が職場などで孤立する原因となっています。
ムスッとした表情の人に対して、多くの人は「話しかけたら怒られそう」という印象を持ちますし、ちゃんと挨拶しない人も良い印象を与えません。
上司からは可愛げがないとか扱いづらい部下だと思われ、同僚や後輩からは怖い人だと思われてしまい、ますます孤立する状況に陥っています。
見た目にこだわりがなく清潔感がない
頑張って自分から話しかけにいっているし、ちゃんと挨拶もしている。それなのに孤立してしまうという人は、清潔感がないことが原因となっているかもしれません。
見た目にこだわりがない人は身だしなみに気を使わないところがあります。そのため清潔感に欠けてしまい、それが近寄りたくない人にさせているのです。
寝癖を直さない、しわやシミのついた服を着ている、口臭や体臭ケアしていない、男性は眉や髭の手入れをしない、女性はすっぴんでいるなど、思い当たることはないでしょうか。
孤立する人の対処法
まずは挨拶から始めてみる
「おはようございます」「お疲れさまです」といった挨拶をするだけで、かなり印象が変わります。恥ずかしがらずに自分から挨拶をしてみてください。
最初は相手から挨拶が返ってこないかもしれませんが、諦めずに続けましょう。内気な性格で自分から話しかけにいけない人、無愛想になっている人にとくにおすすめな対処法です。
人前ではなるべく笑顔でいる
無表情だったり不機嫌そうな表情をしていると、怖がって誰も近寄ってきてくれません。でも笑顔でいるだけで不思議と愛想が良さそうに見えるのです。
1人でいるときは無表情でもいいので、人前ではとにかく笑顔でいることです。表情だけでも明るくいると、話しかけてくれる人が増えますよ。
困っている人を率先して助ける
孤立する人は他人に興味を持っていないことが多いため、同僚や部下が困っていてもスルーしてしまいます。それが周りに悪印象を与えているのです。
周りに興味を持ち、困っている人がいればサポートする。そうやっていればあなたが助けた人が、今度はあなたの味方になってくれます。
話しやすい人を見つける
一番良くないのが、全員と話さないということ。完全に孤立してしまうと窮地に陥ったときに頼れる人がおらず、もっと悪い状況へ陥ってしまいます。
1人でもいいから話せる人を見つけておいて、そして出来ればその人から他の人にも縁を繋げていくことで、孤立している状況を打破できます。
誘われたら無理なく参加する
孤立する人は誘われても「話す人がいないから」とか、「面倒くさいから」と断ってしまいがち。だから取っ付きにくいというイメージを持たれてしまうのです。
誘われたら3回に1回はOKするとノリが良い人だと思ってもらえるでしょう。それに飲み会などに参加しておくと、次からそのときの話題で周りと盛り上がることができます。
性格が内気で自分からはアクションを起こしずらい
プライベートに土足で踏み込み不快な思いをさせる
会話をしていてもいつも自分の自慢話しかしない
他人に興味がなく飲み会などの誘いは必ず断る
表情が重くあまり笑わずにいつも不愛想な印象
見た目に無頓着であまり清潔感がなく一緒にいずらい
まず挨拶などからコミュニケーションをとる
人前では表情を良くして雰囲気を良くしてみる
自分ができる範囲で困っている人を助けてあげる
1人でもいいので話しやすい人を見つけておく
誘われたら違った側面も見てもらえるチャンス
また頑張ってコミュニケーションを取っているのに孤立している人には、清潔感がないとか自慢話しが多いといった特徴があります。
自分はどうして職場などで孤立してしまうのか、もう一度自分のことを見返してみましょう。そしておすすめの対処法で自分を変えるのです。
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