ハッカ油の使い方や効果・効能には実に様々なものがあります。
ハッカ油と聞いてハーブのミントを使って自家製で作る油かな?と思っていたところ実は違ったんです!
ちゃんとハッカ油という名前の油が薬局に売っているんですね。今回はこのハッカ油の便利な使い方から目から鱗の使い方までバッチリご紹介します!
ハッカ油の使い方12選!美容や掃除、虫除けにと万能すぎ!
万能オイル、ハッカ油の便利な使い方
ラベンダーで有名な北海道では、ラベンダーと同様ミントの栽培がとても盛んで、一時期ミントの栽培が世界一だったこともあるのだとか。北海道に住んでいる人なら誰もが知っていることで、どこに行ってもお土産にハッカ油が買えるそうです!
一般的に手に入れたい時には、ドラッグストアやホームセンターに行けば手に入ります。ネット通販でも勿論買えますよ!
成分はミントを主体としたハーブに含まれるL-メントールという主成分に、その他さまざまな植物の成分を混ぜたもの。スッとした清涼感が得られることから、色々な用途があるようです。
夏の熱い時に涼しさを演出
ハッカ油の需要が多くなってくるのは、やはり暑い夏に涼しくなりたい時でしょう。
夏の入浴と言ったらシャワーで済ます!という方も多いと思いますが、ちゃんとお風呂に入った方が疲れもとれるし、さっぱりするという場合、湯船の湯にホンの数滴ハッカ油を垂らすだけでひんやりした感覚が味わえます。
シャンプーやボディソープなどに元々清涼剤が入っているタイプもありますが、普通のシャンプーやボディソープにハッカ油を入れれば、自家製清涼シャンプー、ボディソープの出来上がりです!化粧水やクリームなどに入れてもいいですね。
暑い時は極め付け!肌に直接塗る
出来れば間接的につけた方がいいのですが、肌に直接塗ってしまえばそのスカッ!としたひんやり感に病みつきになります。
でもあくまでもほんの少しをつけること。
沢山つけると涼しくなるどころか、逆に寒くなりすぎて逆効果になることもあるんです。首の後ろやわきの下、耳の後ろなどにつけるといいですよ!
虫よけ・虫刺されにも便利
ハッカのあのスカッとした香りが虫よけに効きそうなのはなんとなくわかりますよね。使う時は原液ではなくエタノールや水に溶かした液を使うのがコツです。
ハッカ油を5滴ほど、10mlの無水エタノールか消毒用アルコールに溶かし、良く混ざった頃に水を90ml入れます。この液体を体に吹きかけるだけでOK。またかゆみ止めとして使う時には、白色ワセリンにハッカ油を数滴混ぜ合わせ、それを患部に塗ればかゆみが止まります。
安全、安心!殺虫効果バッチリ
ワンちゃんの首輪として、代わりのハンカチやバンダナなどにハッカ油を少し染み込ませて巻いてあげれば、ダニやノミ防止になるそう。
極めつけはゴキブリ退治です!同じ虫ですから効果があるのは間違いないそう。その場合エタノールに染み込ませるハッカ油は20滴くらいがいいですよ。
お家にペットを飼っている時など、殺虫剤をまけないので、このハッカ油殺虫剤は本当に便利です!
防虫・消臭剤代わりに使う
ハッカ油は虫よけの効果があるので、タンスや靴箱に収納している洋服や靴などの防虫・消臭剤としても使えます。
ハッカ油5滴を無水エタノール10mlと水90mlに混ぜた液体を洋服や靴の中にシュッシュとかけるだけでいいんです。タンスの中にぶら下げておく防虫剤のように、布で出来たハンガーにハッカ油を染み込ませておくのもいいですね。
キッチンのゴミ箱の中にシュッ!
夏になるとゴミ箱の中にコバエが沢山発生したりしませんか?そんな時にもハッカ油が大活躍してくれます。
ハッカ油20滴を無水エタノールか消毒用アルコール10mlと水に溶かし、その液体をスプレーしておくだけで市販のコバエ対策グッズより、断然効果があること間違いなし!ハッカ油を直接ゴミ箱に振りかけてもいいようです。
カビ予防にも効果を発揮
梅雨のじめじめした時期にお布団や枕に発生するカビ。この臭いが独特でとても嫌な匂いがしますし、人に寄ってはアレルギー反応が出てしまう人もいるでしょう。
そんな時にもハッカ油を希釈したものをスプレーするだけで、ハッカ油の殺菌・消臭効果でカビを撃退!夏の熱い日でも気持ちの良いお布団で寝ることが出来ちゃいます。また、寝苦しい夜には枕にハッカ油を少し染み込ませておくだけで、消臭効果と共に涼しい夜を演出します。
消臭効果は口臭予防にもGOOD!
市販のマウスウォッシュにもミントの香りのものが多いですよね。それと同じで、ハッカ油さえあれば自家製のマウスウォッシュが出来るんです。
使い方はとても簡単で、コップの中の水にハッカ油を3滴ほど垂らしたものでくちゅくちゅするだけ!一瞬で口の中が爽やかになるだけではなく、口臭予防や口の中の粘りなどを取ってくれる効果が期待できます!
暑い夏には扇風機+ハッカ油が最強
扇風機に冷やしたジェル状のものが入ったシートをつけたりするグッズが売っていますが、同じような感じでハッカ油を使えば扇風機とダブル効果で、夏の熱い日でも夢のような涼しさを手に入れる事が出来ます。
ハッカ油を希釈した水を肌に振りかけた後に扇風機に当たったり、ハッカ油を染み込ませた布を扇風機に張り付けたりしても、同様に涼しさを得ることが出来るんです。
ハッカ油で花粉症・アレルギー対策
花粉症と言ったら悩んでいる人にとっては毎年深刻な問題ですよね。
特に花粉症やアレルギー鼻炎などで鼻が詰まってしまうと、もう苦しくて仕方がない!そんなときにもハッカ油はお薬のように使えちゃうんです。ほんの少しのハッカ油を小鼻に塗るだけで、スーッと鼻が通っていくんです。
また、マスクにハッカ油を少し染み込ませてみても、同様の効果が得られると驚きの声が上がっています。
打ち身やねんざなどの痛みを緩和
ハッカ油を染み込ませたタオルは湿布の代わりにもなるんです。
洗面器に少し熱い位のお湯を入れ、そこにハッカ油を2滴たらします。そしてタオルを浸してよく絞ったらそれを湿布として使うんです。初めは熱いと思うので、濡らしていない別のタオルを患部に当てて、その上にハッカ油湿布を当てましょう。
同様のやり方として、熱が出た時の冷えピタとして利用できます。こちらはティッシュにハッカ油を1滴たらしたらOKです。そのままおでこに当てればあっという間に冷えピタに負けない冷却感が味わえます。
胃腸の調子を良くしたり、便秘解消にも
ハッカ油の成分はハーブなどの自然素材なので、そのまま飲むことも出来ます。でも直接飲むと舌が痺れてしまいますので、必ず水かお湯で希釈したものを飲んで下さい。
これだけで胃腸の調子が良くなり、便秘解消には、お腹の辺りにハッカ油を直接塗るだけで腸の蠕動運動が盛んになるとのこと。その他にもお掃除に使ったり、生け花の寿命を長くしたり、乗り物酔いにもなったりするハッカ油は1瓶あればかなり長い事使えます。
また、お家でハーブのミントを栽培しているのであれば、ミントの葉っぱをエタノールやウォッカなどのアルコール度数の高いアルコールに漬けて、半月ほどしたら濾せば自家製ハッカ油の出来あがりです!アルコールにつける場合は、1カ月位漬けておくことをおすすめします。
ハッカ油を使う時の注意点
こんな風にとても便利なハッカ油ですが、使う際の注意点が3つあります。
スプレー液を作る場合は必ずエタノールを使うということ
ハッカ油は水だけだとしっかり混ざり合うことが出来ませんので、必ずエタノールを一緒に使うようにして下さい。
水だけでハッカ油を混ぜようとすると、しっかり混ざり合っていなくて液が濃すぎたりして使いにくいものとなってしまうので注意が必要です。
猫ちゃんのいるお家では使わない方がいいということ
使い方の所でペットのノミよけなどにいいと書きましたが、猫ちゃんがいるお家では少し気を付けた方がいいです。
一般的に猫はキャットニップという、ミントの一種の葉の香りが大好きだと言われていますが、ハッカ油の場合は香りが強すぎて嫌いな猫が多いようです。もし、飼い主さんがいつもハッカ油の香りがしているようだと、飼い主さん自体を嫌いになってしまう恐れがあるからです。
しかし、猫によって好き嫌いはありますので、試してみるのはいいかもしれません。
薄めずに使ったり、使いすぎたりしないという事
ハッカ油を使う時には希釈して使うようにすすめているように、直接、それも沢山使ったりするとスッとしすぎるどころか、痛い!寒い!などということが起こります。
暑さをしのぎたくてハッカ油を使ったのに、寒気が起きてしまったなんてこともあるんですよ。
夏の熱い時に涼しさを演出
暑い時は極め付け!肌に直接塗る
虫よけ・虫刺されにも便利
安全、安心!殺虫効果バッチリ
防虫・消臭剤代わりに使える
キッチンのゴミ箱の中に吹いてコバエ対策
カビ予防にも効果を発揮
消臭効果は口臭予防にもGOOD!
暑い夏には扇風機+ハッカ油が最強
ハッカ油で花粉症・アレルギー対策
打ち身やねんざなどの痛みを緩和
胃腸の調子を良くしたり、便秘解消にも
夏の暑さをしのぐ時にはなくてはならないハッカ油。
実に色々な使い方がわかったのではないでしょうか。手に入れるのも簡単ですし、1瓶あれば長く使えたりしてコスパがいいのも人気の理由ですね。
今回ご紹介したハッカ油の使い方以外にも、あなたなりの使い方を見つけて、是非ハッカ油を有効利用してみて下さい!
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