もち麦ごはんがダイエットに効果的と口コミで広がっていますね!
普通の麦ごはんだとちょっとぼそぼそパサパサした食感が、なかなかなじめなくて続かないのですが、このもち麦ごはんは、しっとりモチモチして美味しいんです!
美味しいご飯を食べてダイエットできるなら、試さない理由はないでしょう?優れた効果とやり方をまとめましたよ!
食べて痩せよう!もち麦ごはんダイエットの効果5つとやり方
話題のもち麦の特徴とは?
もち麦とは、麦茶やビールなどに使われる大麦の一種で、初めは兵庫県の福崎町の名産品として売られていたようです。あまり知られていない大麦ですが、韓国料理やイタリアン、フレンチなどにはよく使われている食材なのです。
そのもち麦が最近になって、ダイエット効果があるという口コミが広まって、もち麦ダイエットがはやり始めているわけなんですね。
日本発祥のもち麦ですが、今では海外にも広まっていてコレステロールを下げる働きがあるとのことで、ダイエットのみならず健康志向の高い、アメリカやカナダ、オーストラリアでも好まれているそうですよ!
通常の麦はどっちかというとパサパサ感が気になりますが、もち麦にはアミロースとアミロペクチンという成分が含まれているお陰で、普通の麦と比べて粘りがあり、噛むとプチプチとした食感が魅力なんです。もち麦の何がダイエットに効果を発揮するのかというと、何といってもダントツの食物繊維の多さにあります。
食物繊維が腸内環境を整え、便秘解消やデトックス効果があることは良く知られていることですが、この食物繊維の中でも水溶性食物繊維が豊富なんですね。お米の中でも玄米は、食物繊維が多いと言われていますがそれも100g当たり3gなのに対して、もち麦は100g当たり12.9gも含まれているんですって!
その食物繊維の多さには驚きますよね。そして、ダイエットに効果が期待できるといわれる、食物繊維にもあまり知られていない秘密があります!
食物繊維には不溶性と水溶性の2種類がある
このうち不溶性食物繊維は、腸の中に入ると便のカサを増してくれて、便通を促す作用があると言われています。そして水溶性食物繊維の方はダイレクトに腸内の善玉菌のエサになる食物繊維で、脂肪や糖質の吸収を抑えてくれるため、肥満解消に効果があると言われています。
更にダイエット効果が高い理由として、この水溶性食物繊維の一つであるβ-グルガンが沢山含まれているんです。このβ-グルガンは、もち麦の中央部分に多く含まれており、体の中に入るとゼリー状になる物質です。これが糖質や脂質を包み込んで、吸収を抑制してくれるというわけですね。
このβ-グルガンは、きのこ類にも多く含まれていると言われ、ガン予防にも効果が高いと言われているほどなんです。
もち麦の優れたダイエット効果
もち麦のダイエット効果の最も大きな特徴は、今までお話してきたように食物繊維、β-グルガンの力が大きいと言えます。その辺りも踏まえてもち麦のダイエット効果を見ていくことにしましょう!
もち麦は何といっても低カロリーなのがGOOD!
同じお米でカロリー比較をしてみると、白米が150g(お茶碗1杯分)で253kcal、玄米が150g当たり248kcal、そしてもち麦は150g当たり198kcalと言われています。
白米と比べても50kcalも低カロリーなんですね。だからと言って腹持ちが悪いか?というとそんなことはなく、昭和初期位まではもち米の代用としても使われていたほどなんです。もち米と同様、おはぎやお団子の材料として使われていたので、腹持ちがいいのは良くわかりますよね。
また、もち麦に含まれている食物繊維は、胃で消化されることなく腸までしっかり届くことが特徴です。このことからも、白米からもち麦に変えたとしても空腹感に悩まされることがないほど、腹持ちがいいと言えるでしょう。
そして、モチモチ・プチプチのもち麦独特の食感が、自然と良く噛んで食べることに繋がっていき、食べすぎを防止してくれる効果も期待できるのでしょう。
もち麦は肥満ホルモンをばっちり抑制!
インスリンが肥満ホルモンと言われるのは、食べ物が入ってきて上がった血糖を下げる為に大量に分泌され、そのほとんどはエネルギーや栄養などに使われます。
でもあまりに過剰に糖質を摂りすぎると、余った分はインスリンが脂肪細胞に運んでしまう為にそのように言われるようです。もち麦に含まれる食物繊維のひとつであるβ-グルガンは、体に入ってきた食べ物の消化吸収を抑えてくれる働きがあります。
よって、インスリンの分泌を抑えてくれると言われているのです。インスリンは決して悪い働きをしているわけではないのですが、血中に血糖があふれてしまうとたくさん分泌されてしまいます。
その為にも、糖質を控える事が重要なのですが、もち麦は食べるだけで、糖質の吸収を抑えてくれるために、インスリンの増加を防ぐことが出来るのです。
もち麦は便秘解消に効果を発揮!
もち麦とはどんなものなのか、というお話をしたところでも、食物繊維が豊富だというのはキーポイントだということはお伝えしてきました。その食物繊維の中でも
β-グルガンという成分が多いのが特徴です。
お米の中でも玄米は食物繊維が多い方だと言われていますが、それでももち麦に比べると1/4程の食物繊維しか含まれていないといいます。その点もち米は、便秘解消に効果を発揮すると言われる水溶性食物繊維の量が非常に多く、不溶性食物繊維との割合も4(水溶性):3(不溶性)となっているので、とてもバランスが良いと言えるでしょう。
食物繊維は良く知られているように、腸の中でカサを増すため便を出やすくし、また、老廃物を速やかに体外に排出してくれる役割があるために、便秘予防にも効果が期待き出ると言われています。
腸内に便をためておくと体を冷やす原因となりますし、代謝を悪くしてしまいます。代謝が悪くなるとダイエットの為に必要なエネルギーを使う上で燃費が悪くなるので、ダイエットの大きな妨げになるわけです。
もち米は女性の味方!美肌・アンチエイジング効果が必見
もち麦の大きな特徴は食物繊維が豊富なこととお話してきましたが、それ以外にも豊富なミネラルやビタミンB2に注目です。
ミネラル分というのは、私たちの体内では作りだせない成分ですので不足しがちなんです。そのような成分でありながらも、現代の食生活ではミネラルを上手く摂取することが出来ません。
ミネラルが不足すると肌トラブルを招く恐れがあります、しかし、もち麦にはミネラルが豊富に含まれているので、もち麦を食べるだけでも十分に美肌効果を得られることが出来るでしょう。
またビタミンB2は肌の炎症を抑えて、ニキビや吹き出物などを予防する働きがありますし、もち麦に含まれるポリフェノールは強い抗酸化作用があるため、体をサビさせ老化を招いてしまうのを阻止して、アンチエイジング効果も期待できます。
もち麦は大腸がんを予防する効果がスゴイ!
もち麦に含まれている食物繊維の一つであるβ-グルガンは、ガンを予防する効果が期待できると言われています。
また免疫力もアップさせるので特に腸の健康を維持し、免疫力を高めることで、大腸がんや十二指腸潰瘍、食中毒も予防する効果が期待できます。毎日食べて腸の環境を良くしておきたいですね!
もち麦ごはんの作り方やダイエットのやり方
その番組では腸内環境が悪いと、せっかく吸収した栄養素が細胞に回されず、全て皮下脂肪や内臓脂肪に行ってしまうとのことでした!そして、もち麦ダイエットに挑戦したのが芸人の虻ちゃんこと虻川美穂子さん(41歳)、彼女は産後ダイエットで頑張っているようなのですが中々痩せないで困っていました。
そこで彼女が行った方法がもち麦腸活ダイエットなのですが、これは朝食に必ずもち麦を摂取するという方法でした。その他の決まりとして、朝食でもち麦を食べれば他には何を食べてもいい、期間は2週間という事で行われました。その結果…体重は2.9kg減、ウエストは-13.5cm減!
他にも同様にもち麦ダイエットを行った方は、全てダイエットに成功したそうですよ!
もち麦ダイエットを行う上での注意点
もち麦は食物繊維がとても豊富なので、様々な美容・健康効果が期待出来る半面、少し消化が悪い面があるようです。
その為、白米を食べる以上に良く噛んで食べることが重要です!良く噛まないと食べた後に胃痛に襲われることがあります。またいくらダイエットに効果的と言っても、もち麦はカロリー0ではありません、やはり食べすぎたら太ります!そこの辺りを気を付けて実践してみて下さいね。
もち麦ご飯の炊き方
基本は白米1:もち麦1の割合で炊きます。2合であれば炊飯器の水の量は2~3の間位にするそうです。また、もち麦単体で茹でる方法もあります。
もち麦は色々なタイプが販売されていますが、使っているのははくばくのもち麦という商品で、1本に60g入っているタイプです。
① もち麦60gとたっぷりの水を鍋に入れ、一度沸騰させます。沸騰したらそのまま1分位茹でます。
② 1分経ったら火を止めて、蓋をして15分放置します。
③ お湯を切ったらざるに移して、ぬめりをとって出来上がりです!
もち麦は勿論そのまま白米の代わりに食べていいのですが、飽きた時用に「その原因、腸にあり!」で紹介されていたもち麦を使った美味しいアレンジレシピをご紹介しますね。
三豆丼レシピ
このレシピはダブル食物繊維効果が狙えるレシピです。名前の通り三つのお豆(納豆、枝豆、豆腐(大豆))を使った丼ですよ。食物繊維9.7g、377kcal
・枝豆 50g
・納豆 1パック
・豆腐(絹) 50g
・納豆のタレ
・刻みのり 少々
作り方
① ボウルに納豆を入れ、枝豆と豆腐、納豆のタレを入れて混ぜ合わせます。
② もち麦ごはんにかけて、刻みのりをトッピングして出来上がりです!
虻ちゃんの旦那さん(シェフ)直伝!もち麦きのこリゾットレシピ
虻ちゃんの旦那さんってイタリアンシェフだったんですね。リゾット自体がお粥のようなものなのでダイエットに向いていますが、それをイタリアンアレンジしたレシピは必見です!
きのこ自体も食物繊維が豊富なので、まさにダブル食物繊維効果が狙えますね。味付けはベーコンと粉チーズの塩気だけなのでヘルシーですよね。
・もち麦 100g
・きのこ類(エリンギ、マイタケ、しめじ、マッシュルーム、シイタケ)200g
・ベーコン 10g
・玉ねぎ 30g
・牛乳 10㏄
・ブイヨン 20㏄
・粉チーズ 10g
・オリーブオイル 適量
作り方
① フライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたベーコンと玉ねぎ、きのこ類を炒めます。(別々のフライパンで)
② ベーコンと玉ねぎを炒めたフライパンの玉ねぎが透き通るようになったら、炒めておいたきのこを合わせ、茹でたもち麦も加えます。
③ ブイヨンと牛乳を加えてひと煮たちしたら、粉チーズを入れて混ぜ合わせれば出来上がりです!
もち麦は何といっても低カロリー
肥満ホルモンをばっちり抑制!
便秘解消に効果を発揮!
女性の味方!美肌・アンチエイジング効果
免疫力を高め大腸がんを予防する効果
もち麦ごはんは普通の麦ごはんよりもおいしいし、モッチリした食感が癖になるそうです。
そして食物繊維も多くてダイエットにはぴったりとはいっても、その分消化が悪いとも言われています、麦とろご飯は消化を助ける為に理に適った食べ方だったんですね。
注意点をしっかり守って美味しい麦ごはんをしっかり食べて腸内環境を整えながらダイエット成功を目指しましょう!
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