テレビやネットでよく出てくるマウンティング女子には特徴があります。
例えば友人や同僚を見下し「私の方が上」というように、有利に立とうとする女性の事です。
身近にいると何かと雰囲気が悪くなりがちですが、本人はおかまいなしだったりしますよね…
人にアドバイスをしたがるタイプ、自虐風自慢の多いタイプなど、様々なマウンティング女子がいます。
そんなマウンティング女子のタイプ別特徴を知ることで、厄介な相手とどう関わればいいのかがわかるでしょう。
マウンティング女子の心理特徴8つ
人にアドバイスをしたがるカウンセラー型
例えば大した事のない世間話をすると、「○○さんはここをこうしたらいいよ」とか、「○○ちゃんのここをこうした方が」等、アドバイスをしてくる事があります。
こちらとしてはただの日常会話で、特に求めてはいなくても、アドバイスをして相手より優位に立とうとしていると見られます。得意分野に関しては饒舌になる人、その分野についてあまり知識を持っていなくても、ネットや雑誌等で仕入れた情報でアドバイスする人等様々です。
こういった人はいわゆる「カウンセラー型」のマウンティング女子と言えるでしょう。
自分に自信たっぷりなプロデューサー型
「○○ちゃんのメイクはこういう所が駄目」、「○○さんって髪型はいいけど体型が」といったような、やたらと自分のセンスを押し付けようとする人です。
カウンセラー型と似ていますが、プロデューサー型の方がもっと押し付けがましく言ってくる事があります。他の女性のメイクやヘアスタイル、ファッションセンス等を批判しつつ、それをあくまでも「意見」だと思っているのです。
一見親切心から言っているように見えますが、実は「私の方が貴女よりセンスもいいしメイクも決まってる」といった、自慢の気持ちも入り混じっているでしょう。
「私って全然可愛くないし…」と言いつつ自慢する自虐型タイプ
Twitter等のSNSで、「はあ、私って全然可愛くない…」といったネガティブな言葉と共に、角度もメイクもライティングもバッチリな写メを載せる人です。
自分は誰より可愛い、細い、綺麗だけど、それをそのまま自信たっぷりに言うと批判されそうだからと予防線を張っているのですね。しかしこういった自虐型タイプのマウンティング女子は、「本当に可愛くないね」等と言われると「そんな事ないし」と攻撃的になります。
友人や同僚との会話の中でも「私って肌が白くてすぐに日焼けしちゃうし日焼けした肌が似合わないから、それが似合う人が羨ましい」と言う場合もあります。他の人を褒めつつも、心の裏側では自慢をしているパターンです。
自分が会話の中心じゃないと気が済まないタイプ
例えば数人で集まって話していて、ふと誰かが「○○ちゃんって、髪の毛綺麗だよね、どんなケアしてるの?」なんて話題を振ったとしましょう。
すると皆が○○ちゃんの話題で盛り上がる中、マウンティング女子は「私も○○ちゃんのケア方法してる~!」と話題に入ってきます。誰かが誰かを褒めるとそれが羨ましく、そして悔しくなって、自分が会話の中心になるようにと考えての行動なのです。
どうしても自分が中心にならない時は、あからさまに拗ねてしまったり、怒ったりする事があります。
思った事はそのまま言う自称サバサバ系タイプ
太っている友達に「もっと痩せた方がいいよ」とか、一重の友達に「どうしてアイプチしないの?」とズバッと言ってしまう人です。
仲が良くても、そこまでずけずけと言ってしまっては相手も傷つくかもしれない、といった考えがないのですね。誰に対してもそんな感じの態度なので、あまり親しくない相手にも思った事を言っては「私ってサバサバしてるから」とサバサバ系女子を気取ります。
仲がいいから言ってもいい、あまり知らない相手でも私はこういうキャラだから、と思っているのです。
誰も得をしない自称毒舌系マウンティング
サバサバ系と少し似ていますが、そこにもっと毒を含ませたものが毒舌系のマウンティング女子です。
毒舌キャラとは態度とそういう事を言っても許されると言うか、相手をあまり傷つけないさじ加減を知っています。しかし自称毒舌系の女性は、毒舌がただの悪口になってしまっているのです。「○○さんそれ似合ってないよ~本当にセンス悪いよね」といったように、指摘をしているつもりでも相手は傷つきます。
毒舌は一歩間違えれば「性格の悪い人」になってしまうので、もし毒舌キャラを名乗っている人は控えた方がいいでしょう。
上司や先輩にわざと反抗するタイプ
同僚や後輩、あるいは年下にはマウンティングをしないのに、上司や先輩、自分より年上の相手にばかりわざと反抗するタイプもいます。
これは自分の見た目や能力に酔っていて、「自分の方がすごいんだ」と、相手を見下し舐めているからです。
上司や先輩といった自分より上の立場の人へ反抗するのは、「私の方がすごいのに。私に負けている人の命令なんか聞きたくない」という気持ちがあるからでしょう。
自分よりも年上の、とくに女性にばかり突っかかるのは、「女性は若ければ若い方がいい。だから年齢の若い私の方が需要がある」と調子に乗っているからです。
このタイプのマウンティング女子は、自分のことしか見えていません。
そのため態度を注意されると「上司(先輩)がいじめてくる」とか、「自分より若い女に嫉妬してる」と斜め上な考え方をします。
彼氏やブランドでマウントを取るタイプ
自分の見た目や能力に自信がないマウンティング女子の場合、彼氏や持っているブランドアイテムでマウントを取ろうとします。
彼氏がいない女性にこれでもかと彼氏の惚気話しをしたり、SNSにブランドアイテムを持った自撮りばかり投稿するといった特徴があります。
ありのままの自分では勝負できないけれど、どうしても一番になりたい、目立ちたいという気持ちがそうさせるのです。
このタイプのマウンティング女子は、SNSを使ってマウントを取ることが多いでしょう。
SNSならいくらでも自分を偽れますし、見た目も加工アプリを使えば騙せるからです。
マウンティング女子と上手く付き合う方法
相手の発言を受け流す
ここはぐっと敢えて相手の話を聞いている態度でおり、その場を納めましょう。しかし相手の意見を取り入れなくても受け流しておいて大丈夫です。
相手はあなたの事を「自分の話しを聞いてくれる人」だと思い、あまり突っかかってこなくなります。
褒めていい気持にさせておく
何か自慢をしてきても「そうなんだ、○○さんってさすが!」というように、大げさに褒めておきましょう。
そうすると相手も良い気持ちになってくれるので、トラブルが起こる事もなくなります。
徐々に相手と距離を置く
嫌だなという場合は、その人と徐々に距離を置いていきましょう。誘われたら3回に1回は断る、話しかけられたら2回に1回は「ごめん今忙しくて」と違う所へ行く等します。
そうしている内に新たにマウンティングが出来る相手を見つけて、もうあなたには構ってこなくなるでしょう。
自分の情報は出さない
彼氏がいない女友達に彼氏自慢をする、自分より体型がふくよかな女性同僚に痩せてる自慢をするのがマウンティング女子の特徴だからです。
マウンティング女子は自分は相手よりどんなところが優秀か、勝っているかを意識していて、相手の弱みをわざと攻撃します。
そんなマウンティング女子に弱みを握られたら、そこばかり突かれることになるでしょう。
ならば最初から自分の情報は出さないことが賢明です、マウンティング女子には秘密主義になってください。
相手の発言を認める
結婚しているマウンティング女子に「独身って気楽でいいよね」と言われたら、「そうだね、お金も時間も自分の自由に使えてすっごく気楽だよ」と返します。
彼氏がいるマウンティング女子に彼氏自慢をされたときは「ラブラブじゃん!結婚式呼んでね~」と返してみてください。
マウンティング女子が何を言っても「うんうん、私自身もそう思ってるよ」「そうだね、私もあなたと同意見だよ」という態度を取るのです。
攻撃が全然聞いていないような涼しい顔をしているだけで、マウンティング女子の方から離れていってくれるでしょう。
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何言っても許されると勘違いした自称毒舌系マウンティング
上司や先輩にやたら盾突き自分に酔っている反抗タイプ
彼氏やブランド品で優位性を保つアイテムマウンティング
うまく相手の発言を聞きつつ受け流しておく
とりあえず褒めておいてトラブルを避ける
相手が興味を無くすまで徐々に距離を置く
自分の情報や弱みは極力与えないようにする
あえて同調発言しておいてそれ以上関わらない
もしもマウンティング女子の発した言葉に傷つけられたとしても、あまり気にしなくてもいいのです。マウンティング女子の言う事に気を取られないようにしましょう。しかし、どうしても我慢が出来なくなった時は、相手にハッキリと意見を言ってもいいと思います。
ハッキリ指摘されるとマウンティング女子は「この人の優位に立てそうにない」と萎縮する事がありますから、ここぞという時は反論しちゃいましょう。
そしてマウンティングされたときは、怒らず悲しまず冷静に、「そうだね私もそう思うよ」と相手の発言を認めてしまいましょう。
「この人には自慢しても意味ない」と思わせることで、向こうの方から去っていってくれるのです。
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