一人暮らしをしていると、自分の健康管理は自分で行わなければならないもの。
しかし、日常の忙しさに加え、一人暮らしは料理・洗濯・掃除……などの家事全般を行わなければならないため、とても多忙です。
そんな時に何だか体が重い、頭が痛い、といった症状が出るとつい見逃したくなりますが、実はそれは風邪のひきはじめの前兆かも?
風邪は体が休んで、というサインを送っている証拠です。風邪を長引かせないためにも、しっかりと休んで元気になりましょう!
今回は風邪のひきはじめの症状とその対処法についてご紹介します。
風邪のひきはじめの症状
いつもと違う違和感に注意
自分の体を一番知っているのは自分なので、できるだけ自分の体の変化には敏感でいたいもの。
なんだか寒気がする、だるい、頭が痛い、熱っぽい……頑張りすぎているとつい見逃してしまいそうになるこれらの症状ですが、実は風邪から起きていた症状だった、ということもあります。
また風邪ではありませんが、毎年大流行するインフルエンザの症状として、体の関節部分が痛くなる、というものがあります。
体の節々が痛み始め、かつ体が重いな、と感じたら要注意です。
「外に出る」症状が現れたら注意!
のどが痛い、咳が出る、くしゃみが出る、鼻水が出る、熱が出る、といった症状が現れたらまず風邪のひきはじめと思っていただいて間違いありません。
「外にでる」症状がなぜ起こるかというと、体の中のウイルスを外に出そうと体がとても頑張っているからです。
その状態ではすでにウイルスが体内に入っているため、鼻水として、またくしゃみや咳などをして体外に追い出そうと必死な状態です。
風邪のひきはじめ1人暮らしの早め対処法4つ
ビタミンをたくさん摂りましょう
風邪をひいた際に効果的な栄養素といえばビタミン群です。そしてそのビタミン群が多く含まれている食べ物といえば、フルーツですよね。
フルーツの中でもキウイ、アセロラ、パパイヤ、いちご、レモン、柿、みかん、りんごなどがビタミンを多く含んでいます。
このなかで一人暮らしで手が出しやすい安価な果物はキウイ、りんご、レモンなどが挙げられますね。
りんごはそのままでも大丈夫ですが、すりおろして食べるとさらに効果的。キウイは半分に切ってスプーンですくって食べることができるのでお手頃ですね。
レモンは生では食べにくいので、ホットはちみつレモンをおすすめします。作り方は、お湯にレモンとはちみつを適量いれて混ぜるだけ。体もぽかぽかと温まる、かぜの際にぴったりなドリンクです。
風邪薬はただしく服用しましょう
以前風邪にかかった際にお医者さんから処方してもらった風邪薬が余ったので、今回の風邪でも適当に服用している、そんな方いらっしゃいませんか?
風邪薬はそのときの症状に合わせてひとりひとり処方してもらうものです。そのときのウイルスにしか効果がないものももちろんあるので、以前の風邪薬で適当に済ましてしまうのは控えましょう。
また、熱が下がった、症状が辛くなくなったからといって勝手に服用することを独自の判断でストップしてしまう方もいますが、こちらもやめましょう。
なぜなら、熱が下がるなどの現象は、体がウイルスを対抗している段階が終わったということであり、風邪そのものが終わったわけではないからです。
お医者さんに処方されたように正しく飲む、という薬の服用方法を再度見直しましょう。
体を温めましょう
風邪のひきはじめには、寒気がしますよね。
寒気は、身体のなかで増殖しているウイルスに対抗しようとして、免疫が体温を上げる際の反動のようなものと考えられています。つまり、体が頑張ってくれている証拠ですよね。
ですので、寒気を予防するには、体を温めると良いです。
体を温めるにはまずは首や関節部分を腹巻やネックウォーマーなどでしっかりとガードをしましょう。
体内から温めるには、お湯やホットミルクなど温かい飲み物を飲むことが効果的です。しょうがなど、体を温める成分が入っているものはより効果的に寒気を撃退してくれるでしょう。
お湯に浸かってゆっくりと温めたいところですが、湯冷めに注意してお風呂上がりにはしっかりと防寒を。湯冷めがどうしても気になる方は足湯で足の部分のみを温めることも効果的です。
十分に寝てしっかりとした休養をとりましょう
風邪を引く時には、かならず体がどこか疲れていることが多いです。日頃勉強や仕事を頑張りすぎて無理をしていませんか?ストレスを知らないあいだに溜め込みすぎていませんか?
風邪をひいた際には、そんな日頃頑張ってくれている体が限界を迎えています。すぐに安眠をとり、休息を心がけましょう。
体を休ませつつ、次に起き上がった時には元気になっていますように!という気持ちで前向きに捉えましょう。
必要な睡眠時間は人によって異なりますが、最低6時間は寝て体を休めるように心がけましょうね。
ビタミンをたくさん摂りましょう
風邪薬はただしく服用しましょう
体を温めましょう
十分に寝てしっかりとした休養をとりましょう
風邪のひきはじめの症状とその対処法についていくつかご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
風邪は普段頑張っている体がSOSを出しているサインです。かぜは万病のもと、ということわざの通り、こじらせてしまわないようにしっかりと早めのケアを心がけてくださいね。
風邪が治り、みなさんがまた元気で生活を送れることを心よりお祈りしています!
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