独占欲が強い女性は、自分でも気がつかないうちに彼氏を束縛しています。そのせいで相手から距離を置かれることも少なくありません。
どうして自分はお気に入りの男性や大好きな彼氏に独占欲をむき出してしまうのか、独占欲が強い女性の心理特徴から学びましょう。
人間関係が上手くいかないのも、彼氏にすぐ逃げられてしまうのも独占欲が強いせい。その解決方法をご紹介します。
独占欲が強い女性にみられる7つの心理特徴
お気に入りは常に傍に置いておきたい
独占欲が強い女性は自分のお気に入りの人を常に傍に置いておきたいと思っています。お気に入りの人が、自分以外の人とちょっと会話しただけでも怒る程です。
その原因である心理は嫉妬心。独占欲が強い女性は人一倍嫉妬心が強く、そして自分のお気に入りの人を生きている人間ではなく、“自分の物”だと思っているところがあります。
お気に入りの人が自分を放ったらかしにしている寂しさ、自分をないがしろにしている怒りが混ざって、お気に入りの人やその人が話している相手に嫉妬するのです。
満たされない気持ちを常に抱えている
どうして独占欲が強い女性は嫉妬してしまうのか。それはいつも満たされない気持ちを抱えて過ごしているからです。何をしても満足することがありません。
独占欲が強い女性は自分が満たされないことに全く気づいていません。しかし「何だか毎日モヤモヤして落ち着かない」と違和感には気づいています。
しかしどうして気持ちが落ち着かないのかその原因はわからないので、いつまで経っても何をしても満たされず、その結果人や物に執着して満たそうとします。
自意識過剰で人の役に立ちたがる
自意識過剰とは周りからの評価が気になってしまう人のこと。自分は周りからどんな人間に思われているのかを気にするあまり、良く思われようとお節介を焼くことがあります。
どうして独占欲が強い女性が自意識過剰になってしまうのか。それは独占欲が強い女性が、人に必要とされたい、役に立ったと思われたいと感じているからです。
何をやっても満たされない心を、誰かにアドバイスをしたりなど余計なお節介を焼くことで満たそうとすることも。そのせいで周りから嫌煙されていることに気づいていません。
自分の思い通りにいかないと怒るか泣く
独占欲が強い女性は周りの人が自分の思い通りに動いてくれないと怒ったり、ときにはヒステリックに泣きわめくことがあります。これは完璧主義な心理が原因です。
何事においても常に完璧さを求めている独占欲が強い女性は、自分が計画した通りに物事が進まなければパニックになり、冷静に思考できなくなってしまいます。
「私の言った通りにした方が上手くいくのに、どうしてその通りにしてくれないの?」と彼氏に八つ当たりをしては、自ら恋愛関係を壊しています。
責任感がなく失敗は人のせいにする
独占欲が強い女性は人よりも責任感が薄いところがあります。良い結果は自分の手柄にしたがりますし、自慢をするでしょう。しかし失敗は人のせいにします。
例えば彼氏へ「○○した方がいいよ」とアドバイスをして良い結果になれば「ほら、言った通りでしょ?」と恩着せがましい発言をすることもあります。
しかし悪い結果になると途端に逃げ腰に。「私は“~してみれば”って言っただけ」と自己弁護ばかりをして、責任を負うことを放棄するのです。
支配欲が強く相手を自分の好きに扱いたい
独占欲が強い女性が人をまるで自分のお人形であるかのように扱い、行動を制限しようとするのは、支配欲が強いせいです。相手を自分の好きに扱いたいのです。
彼氏に「今日何してたの?誰と会ってたの?」と聞いてしまうのも、「他の女の子と絶対連絡取らないで」と束縛するのも、全ては支配欲が原因です。
自分のお気に入りの男性、自分の彼氏は自分の言うことを聞いて当たり前という思考なので、相手の迷惑を考えずに行動を制限しようとします。
自己肯定感が低く褒められたがり
どこか満たされないのも、お気に入りの男性や彼氏を自分の思い通りにしたいのも、人の役に立ちたがるのも責任感が薄いのも、自己肯定感が低いことが関係しています。
自分の顔や体、性格やスキルや生い立ちなど、何かに対して自信がないせいで、自分を肯定することができません。だから完璧主義にもなってしまうのでしょう。
認められたい、褒められたいと思いながらも自分1人ではそれができないと感じているので、周りの人を使って褒められよう、肯定してもらおうと思っています。
独占欲を抑えるための対処法
他人に認められるのを待たず自分で認める
独占欲を抑えるためには自分を肯定してあげること。他人に認めてもらえるのを待っているのではなく、自分で自分を認め、自分を褒めることが大事です。
自分の褒め方はとても簡単。「今日もいつも通りの時間に起きれた」、「仕事を頑張った」と小さな自分の行いを褒めていきましょう。
スケジュール帳に、今日できたことをメモしていくのもおすすめ。自信がなくなったときにすぐ見てやる気を出せるようにいつも持ち歩いてください。
相手は自分とは別の人間だと自覚する
独占欲のせいで彼氏や、彼氏の周りの人に嫉妬してしまう、彼氏を束縛してしまうのは、相手を自分に都合の良いことしかしないお人形さんだと思っているからです。
彼氏と自分とは別の人間であり、自分とは違う思考をしていること、価値観も全く同じではなく違うところがあることを自覚しましょう。
彼氏があなたのアドバイスに従わなかったり、思い通りに動かないのは彼氏には彼氏の意思があるから。それがわかれば、独占できなくてもイライラすることがなくなります。
1つのことに集中せず多数のことに意識を向ける
独占欲が強い女性は1つのこと、1人の人間にばかり集中して執着しています。1人だけに縋っているせいで、思い通りにいかないと「裏切られた」と絶望するのでしょう。
独占欲を抑えるためにも、1つのことや1人の人間に集中して執着するのではなく、他の多数のことに意識を向けて自分の中の選択肢を増やしてください。
彼氏に独占欲をもっているなら自分の家族や友人、同僚や仕事、趣味、ペットなどに独占欲を振り分けるのです。そうすると自然と独占欲が抑えられます。
お気に入りは常に手の届く所にないと落ち着かない
気持ちがいつも満たされてなく不安感がある
必要以上に人の役に立って他人からの評価を得たい
思い通りに事が運ばないと泣いたり怒る
責任感情が希薄で手柄は自分に失敗は人のせいにしがち
支配欲が強く相手を思いのまま操りたい
自己肯定感が低く評価を他人に依存する傾向
人に認められようとばかりせず自分で自信をつけてゆく
相手は自分の思い通りには決してならないと自覚する
1つの感情にこだわらず多角的に物事を見れるようにする
独占欲が強い女性は、自己肯定感が低いせいで自分以外の人に自分を褒めてほしい、認めてほしいと縋っています。これが独占欲の正体です。
しかし自分を褒めてあげられるのも認めてあげられるのも、自分が一番。まずは自分が自分を肯定することが大切なのです。
独占欲を抑えるためにも自己肯定感を高めて、そして執着心を1人の人ではなく多数の物や人に振り分けることで、独占欲を抑えましょう。
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