職場に、プライベートの付き合いに、嫌いな人との接し方で悩む場面は少なくありません。
もはや人類共通の悩みといってもいいほどですが、そんな時、どうしてます?
嫌いな気持ちを押し殺してもやもや、トラブルがあっていらいら、ああやっぱこいつ無理だわなんて思って、日々ストレスになっている方も多いはず。
今回は、そんなあなたのための気持ちの切り替え方の特集です。
嫌いな人との接し方に悩まないで済む5つの対処法
嫌いである、という感情を否定しない
まずは、自分はあの人が嫌いなんだという感情を素直に受け止めることが大事です。
人間だれでも感情があるもの。そして、それはポジティブなものだったり、ネガティブなものだったりしますし、どちらか一方だけでも不安定です。
どちらもあるのが人間で、それが自然なものなんです。
だから、「ああ、人を嫌いになるなんて私はだめだ…」とか思う必要はなく、まずは自分の心を安定させること。
そして湧き上がってくる感情を否定しないこと。
それがいまの状況を変えていく第一歩です。
なぜ嫌いなんだろう?と考えてみる
この疑問は非常に大事です。 その人が嫌いというだけで終わらせていたら、その人が視界に入るだけで、声を聞くだけで、いらいらしてしまいます。
その人のどこが嫌いなのかはっきりとしておくことが、あなたのストレスの軽減になります。
もちろん考えるだけで身震いするほど嫌だと言うなら無理にこれをする必要はありません。
しかし、一つ指摘しておきたいのは、これはあなたの成長の機会になるということ。
人間にはさまざまな面があります。彼はお調子者だけれど仕事はしっかり集中してやるとか、話し下手だけどミスが少なく真摯に仕事するとか。
嫌いな人のどこが嫌いか考えるというのは、人を多面的に見れるようになる練習として絶好の機会なんです。
人のいろいろな面に気づけるようになると、人に寛容になりますし、人のいいところを探すクセがつきますし、包容力がある大人になることができるのです。
ただし、無理はしないこと。
成長の機会だと言うと気張ってしまって無理に一生懸命やろうとする人もいますが、それで潰れてしまっては元も子もありません。
周りの意見を聞いてみる
人はそれぞれに見方が違うものです。
あなたが嫌いな彼、もしくは彼女を、周りの人はどう思っているんでしょう?それがわかると、対処法も見えてくるはずです。
無愛想だなぁと思っていたら、実はすごい人見知りで緊張しているだけだったとかいうことはよくあります。
そして、自分がどんな風に思うのかを吐き出す機会にもなりますから、ストレス解消にもなります。なお、話し方と話す相手には最低限の注意は払うようにしてください。
まずは自分の信頼がおける相手に話してみる。その場合でも、不必要に悪く言うことだけは絶対に避けましょう。
自分は○○さんが少し苦手だ、くらいの言い方ができるといいですね。
関わらなければならない時だけ、事務的に関わる
どうしても仕事や部活、サークルの関係で関わらざるを得ない場合がありますよね。
その時は、もう我慢してその場だけの付き合いにしておくことです。
業務連絡だけをささっとして、そのほかのときはできるだけ関わらない、それが大事です。
うまくいかなかったときは、確かに自分にも非があるかもしれませんが、コミュニケーションはお互いの協力なしにはうまくいかないもの。
喧嘩両成敗で、「あいつもあいつだから」と考えるサバサバした考え方も、しんどくなりすぎずに生きて行くためには非常に大事です。
切れる関係なら、切ってしまう
どうしようもなく嫌いで、かつ付き合わなくてもいい関係ならば、疎遠になってしまえばいい話。昔から、逃げるが勝ちと言う言葉もあります。
優しい方だと「でも一方的に切るのは悪いし…」などと考えて、しんどくなってしまうことも多いことと思います。
でも、何度もいいますが、まずはあなたの心の安全を優先しましょう。
自分の心が安定していない状態で、ほかの人の気持ちや周りの状況に思いを馳せるのは非常に危険です。
自発的に相手を自分から去らせるというのはなかなか難しい話ですから、その代わりにあなたが相手から去ればよいのです。
ストレスの原因とわかっているものをわざわざ自分の近くに置いておく必要はありませんからね。
嫌いである、という感情を否定しない
なぜ嫌いなんだろう?と考えてみる
周りの意見を聞いてみる
関わらなければならない時だけ、事務的に関わる
切れる関係なら、切ってしまう
いかがでしたか?
嫌いな人との接し方のヒントをいろいろ書いてみましたが、使えそうなものはありましたでしょうか。
厳しい試練に感じられるかもしれませんが、先ほども書いたとおり、あなたにとって成長の機会となる可能性も十分にあります。
もし心に余裕があるならば、がんばってみてもいいかもしれませんよ。
この記事が、あなたの生活を少しでも良くできることを願っています!
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