話し方で損する人の特徴を知っていますか?他人に好かれる話し方が出来る人もいれば、反対に嫌われる話し方になってしまう人もいるのです。
「最初は皆誘ってくれていたのに、最近全然飲み会に誘われないなぁ」、「職場の人が最近自分にだけ冷たい気がする…」そう感じたことはないでしょうか。
もしかするとこれって、話し方で損する人だからかも。自分でも気づかないうちに他人を不快な気持ちにしていないかチェックしてみましょう。
話し方で損する人の11の特徴
良かれと思って「なるほど」ばかりの相づちを打つ
会話の中で「なるほど」と相づちを打つ人。実は相手から「ちゃんと話聞いてる?」、「本当に理解してるの?」と不快感を持たれている可能性があります。
「なるほど」と相づちを打つ側からすると、「あなたの話はよくわかりました」とか、「納得出来ました」といった気持ちの表れである場合が多いでしょう。
しかしあまりに「なるほど」と言い過ぎると、言われる側としては「何だか適当に聞き流されている気がするなぁ」なんて感じてしまうのです。
相手の話を横取りして自分の話を始める
例えば「最近彼氏と全然会えてない」と話し始めたとき、「私なんて3ヶ月会えてないよ」なんて、こちらの話を横取りして自分の話を始めたらどう思いますか?
こちらとしてはもっと「彼氏とどれだけ会えてないか」とか「寂しい、辛い」という気持ちを聞いて欲しいのに、いきなり話を遮られてモヤモヤしませんか。
相手の話を横取りし、自分の話を始めるということを続けていると、周りの人はあなたと話をしたいとは思わなくなってしまいます。
毒舌で笑いを取ろうとする
毒舌で笑いを取ろうとする人っていますよね。でもこういう人は大抵の場合、笑える毒舌ではなくただの悪口で相手を傷つけているだけなのです。
自分では「皆が言いたくても言えないブラックジョークをサラッと言える自分かっこいい」と思っているかもしれませんが、しかし周りからの評価は違います、
皆、その場では愛想笑いをしていても、裏では「あの人、悪口しか言わないよね」と鬱陶しいと感じていたり、「自分が標的にされたらどうしよう」と怯えています。
質問が多く相手に話す気を失わせる
「私はあなたの話をしっかり聞いています!」というアピールから、たくさん質問をする人。これも実は話し方で損する人の特徴でもあります。
話の途中でいちいち「○○って何?」「それってどういうこと?」なんて質問されると、相手は面倒くさくなって話す気を失ってしまうのです。
質問をするのは、「相手への聞いているアピール」でも、相手からすると「尋問されているみたいで居心地が悪い」と感じてしまいます。
前置きが長く本題までなかなかたどり着かない
話し方で損する人は、前置きが長くて本題までなかなかたどり着かないという特徴があります。これでは話を聞いている方も疲れるだけ、会話が楽しくないと思ってしまいます。
前置きが長くなってしまうのは、1から10まで詳細に説明しないと相手に話しの内容や、自分の気持ちを理解してもらえない気がするからでしょう。
または、自分でも何を言いたいのかわかっていないのかもしれません。だから要領を得ない、聞いていてイライラするような話し方になっているのです。
「あなたのために言っている」「私はいいけど」
部下や友達、あるいは恋人に対して怒ったとき、「あなたのために言っている」とか、「私はいいけど他の人はどう思うかな」と言う人は、損な話し方をしています。
言われている方は、「あなたのために言ってる=自分の理不尽な怒りを正当化したい」、「私はいいけど=自分が嫌われないように予防線を張りたい」と見透かしているのです。
だからこそ「あなたのために言っている」とか「私はいいけど」と言えば言うほど、それを言われた方はあなたへの信頼感が薄れていきます。
業界用語、カタカナ語が多すぎる
いきなり「アジェンダが~」、「アライアンスを組んで…」なんて言われても、業界用語、カタカナ語に慣れていない人からすると「わかるように話して」と不快に感じるだけです。
業界用語やカタカナ語を敢えて使っている人は、自分では簡単な話し方をしているつもりかもしれませんが、しかしデメリットに気づいていません。
そういった言葉に慣れていない側からすると、「難しい言葉を使ってドヤ顔している」とか、「周りを見下してそう」といった不快な気持ちになりやすいのです。
何かにつけて「忙しい」ばかり言う
「仕事が忙しくて全然眠れない」、「家事が忙しくて休む暇もない」など、何かにつけて「忙しい」ばかり言ってしまう。これも話し方で損する人の特徴です。
忙しいと言っている人を飲み会やデートに誘う人はあまりいません。「忙しいなら誘っても迷惑だよね」「断られたくないし誘わないでおこう」と避けてしまいます。
つまり忙しいが口癖になっている人は、周りの人と円滑なコミュニケーションを取る機会を、自ら逃してしまっているのです。
「また誘ってください」と相手任せ
上司や先輩との飲み会だったり、好きな人とのデートなんかで「また誘ってください」と言う人は珍しくありません。でもこれって結構損をしている話し方なのです。
「また誘ってください」と言っている側からすると、「あなたと過ごす時間はとても楽しかったから、また会いたい」という好意的な気持ちを伝えているつもりです。
しかし言われた側の中には、受け身過ぎる言葉に対して「それってただの社交辞令なの?自分から誘おうという気はないの?」とモヤモヤしてしまいます。
相手の話を勝手にまとめる
相手の話したことを「それってつまり~ってことでしょ?」なんて勝手にまとめる。本人は無意識にやりがちなこの話し方も、かなり損をしています。
話している側は、ただ聞いて欲しいだけなのです。別に自分の話を要約されたくないし、要約されると自分の気持ちをないがしろにされている気分になります。
それに見当違いな要約をされると「根本的に意見が合わない」、「もう話したくない」と感じます。相手の話を勝手にまとめるのはそれだけ失礼な行為なのです。
悩んでいる人に「よくあること」と慰める
悩んでいることを友達に話したときに、その友達から「そんなのよくあることだよ~」なんて言われると、どう思いますか?軽くあしらわれていると不快に感じませんか。
悩んでいる人に向かって言う「そんなのあるあるだよ」とか、「そのことで悩んでるのはあなただけじゃないよ」といった言葉は、慰めにはならないのです。
言われた側は「話を聞き流された、真剣に聞いてくれなかった」、「自分にとってはよくあることじゃないのに」と裏切られたような気持ちになってしまいます。
こちらの話し方で損しないための記事も参考にどうぞ
相づちがなるほどが多すぎて理解されてるか不安
こちらの話は聞かずに横取りして話しはじめる
毒舌で笑いを取ろうとして相手を傷つけている
会話が質問ばかりで相手を疲れさせてしまう
1から10まで説明しようとして前置きが長すぎる
会話の節々に予防線を張っていて楽しくない
カタカナ語や馴染みのない業界用語が多すぎる
話しかけると何かと忙しいアピールが展開する
自分からは話題を振らず相手任せでつまらない
会話の途中で勝手に要約してまとめてられる
悩みを相談すると良くあるで済まされてしまう
しかし周りの人からすると、そうとは思えません。微妙に空気が読めなかったり、ちょっとズレた話し方に辟易しているのです。
自分でも「こんな話し方しちゃってるかも…」と思うことがあれば、損な話し方にならないように気を付けましょう。
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