人付き合いが苦手な人の特徴が自分に当てはまっているかチェック!人付き合いが面倒だと思ってしまう気持ちの対処法を学びましょう。
リアルでもSNSなどのネットの世界でも、人付き合いに疲れてばかり。そのせいで人間関係のリセット癖がついている人もいます。
どうして面倒くさいと思ってしまうのか、人付き合いが苦手な人に共通する心理特徴からその答えがわかるのです。
人付き合いが苦手な人にみられる7つの特徴
プライドが高いせいで素直になれない
人付き合いが苦手な人はプライドが高く、そのせいで素直に感情を表に出せません。これが原因で人付き合いが上手くいかず、疲れてしまうのでしょう。
プライドが高いと自分の失敗を指摘されたときに「馬鹿にされた!」と勘違いして怒ったり、冗談を間に受けて相手のことを嫌いになりやすいのです。
また、人と自分を比べては「自分の方があの人より勝っている」と見下すなど、無意識に人間関係トラブルを招く態度を取る厄介な特徴を持っています。
猜疑心が強く他人を信用していない
猜疑心とは相手を疑う気持ちのこと。人付き合いが苦手な人の中には猜疑心が強く、他人を信用できないせいで心を許せる友達を作れない特徴を持っている人もいます。
過去に裏切られたトラウマがあると、長年の付き合いがある友達にも秘密主義を貫いてしまったりなど、自分の気持ちをさらけ出せなくなることがあるでしょう。
本当は信じたいけれど、また裏切られることが怖いのです。だから表面上では仲良くしていても、心の底から相手を信用していないので、悩み相談などはできません。
自信がなくて人見知りしてしまう
人付き合いが苦手な人は自分に自信を持てないせいで人見知りをする傾向が。自己評価が低いので初めて会う人に警戒心を持ってしまい、自分から話しかけにいけません。
容姿に自信がない、自分は仕事ができないから同僚から嫌われていると思い込んでいる。こうしたコンプレックスやネガティブな気持ちが自己評価を下げているのです。
職場の同僚に挨拶したくても「こんな私が話しかけてもいいのかな」とか、「無視されたどうしよう」と悩んで、結局挨拶さえできない。そのことでますます自信を失くしています。
話すことが苦手で会話に困る
自分が話し出すと変な空気になるから話すことが苦手、そもそもどんなことを話題に出せばいいのかわからない。人付き合いが苦手な人は会話に困ることが多い特徴があります。
人付き合いが得意な人だと、初めて行った美容室でカット中に美容師から話しかけられても、気楽に受け答えができます。でも人付き合いが苦手な人にはそれができません。
会話に慣れておらず「はい」「そうなんですか」といったように、返事が単調になってしまうせいでぎこちない空気になり、そのまま会話が終了してしまうせいでしょう。
何気ない一言を深く考えすぎる
人付き合いが苦手な人は何でも深く考え込んでしまうところがあります。相手の何気ない一言を悪い方に捉えて、最終的にいつもネガティブになってしまうためです。
誰にも嫌われたくない、みんなから好かれたい。そういった気持ちが強い人付き合いが苦手な人は、相手の発言や行動をやたら深読みして、そして空回っています。
リアルでの人付き合いもそうですが、SNSでフォロワーがちょっとでもネガティブな投稿をしていると、自分への当てつけだと思い込んで落ち込むことが多いでしょう。
1対1なら話せるが複数人が苦手
人付き合いが苦手な人の中には、1対1ならそこまで苦手意識を持たずに話せるけれど、3人や4人など複数人での会話になると途端に逃げ出したくなってしまうタイプもいます。
1対1だと落ち着いて話せるのは自分と相手だけしかいないため、会話のタイミングや話題を合わせやすいから。複数人だとこれが難しくなるからです。
過剰に気を遣ってしまう性格の人に多い特徴でしょう。グループの空気が悪くならないように会話をしなければいけないことに疲れてしまいます。
人間関係で失敗した経験がある
子供の頃にいじめられた経験があるとか、転職しても毎回職場の人間関係が上手くいかない。こうした人間関係で失敗した経験があると人付き合いが苦手になりやすいでしょう。
終わったことをいつまでも思い返して落ち込む人に多い特徴です。ネガティブな記憶をしつこく反芻することで、更に他人に対して苦手意識が芽生えてしまいます。
人付き合いが苦手な人は過去の失敗から抜け出せていません。人間不信になっているところもあるので、親しい人を作るより1人の方が楽だと感じてしまうのです。
人付き合いの苦手を克服する対処法
最初は挨拶することから慣れていく
いきなり10分間会話が続くようにするなんて難しいですよね。ここはまず、職場の人や近所の人などへ臆せず挨拶ができるようになってください。
同僚と目が合ったら自分から「おはようございます」や「お疲れさまです」と挨拶しましょう。挨拶するだけでも人付き合いをしていると言えます。
悪い想像ばかりせず相手を信用する
SNSで同僚が「あの人ムカつく!」なんてネガティブなことを書いていても、「あの人って私のこと?」なんて思わず、見なかったことにしてください。
「同僚とは結構仲良いし、嫌なことがあるなら直接言ってくるはず」など相手を信用することで、人付き合いの苦手を克服できるようになります。
話し上手ではなく聞き上手を目指す
人はみんな、心のどこかで自分の自慢や悩み、愚痴を聞いて欲しいと思っています。あなたがその聞き役になれば、周りの人からの信頼を集められるでしょう。
カウンセラーのように相手の話しを肯定し、途中で遮らないで聞いてあげる。余計なアドバイスをしない。これを徹底するだけでも聞き上手になれますよ。
まずは褒めて気分を良くしてもらう
自慢話しを聞いたら「すごいですね!」「さすがです」、ちょっとした会話の中でも「こういうところが素敵だと思います」など褒めてみましょう。
あまり過剰に褒めすぎると「わざとやってる」「ご機嫌取り」だと思われてしまうので注意。時々でもいいので、褒めていれば会話の間をもたせることもできます。
自分と同じ性格の人と親しくする
ネガティブな人がいきなりポジティブな人と仲良くなろうと思っても、考え方や価値観が違いすぎて共感できません。余計にストレスに感じるでしょう。
それならば自分と同じようにネガティブな人と会話をすると、話しがそんなに弾まなくても気持ちは楽なはず。自分と似た人と付き合いを続けていけばいいのです。
無自覚なところでプライドが邪魔をして素直になれない
相手を疑う気持ちが強く他人を深く信用できない傾向
自己評価が低めで自分からアクションは起こさない
会話が苦手で気まずい雰囲気の方に意識がいきがち
相手からの何気ない一言を悪く重く捉えてしまう
複数相手になると落ち着かず逃げ出したくなる
以前の人間関係で失敗した経験を引きずっている
最初は挨拶などの小さなアクションで慣らしてゆく
会話中に悪い想像はせず会話の聞き役にまわる
価値観や共感できる人と親しくしてみる
人付き合いが苦手な人は、自意識過剰になってしまったりプライドが高いせいで、周りの人と上手く仲良くできません。
職場や友人知人など周りの人との間に疎外感がある人は、人付き合いの苦手意識を克服する方法を試しましょう。
聞き役に徹したり褒めて相手の警戒を緩める。自分と同じ性格の人と仲良くすることで人付き合いも苦手ではなくなります。
あなたにオススメの関連記事