北野天満宮で紅葉観賞するなら、2018年の見ごろ時期やライトアップ情報はバッチリ抑えておきましょう。
毎年美しく紅色に色をつける葉。秋ならではの光景をより感じられる北野天満宮のお勧め情報をまとめました。
誰か大切な人や好きな人を連れていっても、お1人様でも素敵な想い出に残る秋の世界を、是非ご堪能ください。
北野天満宮の紅葉2018の見ごろ時期・ライトアップや穴場情報まとめ
北野天満宮の紅葉の魅力
京都府京都市に位置する北野天満宮は、「北野の天神さん」とも呼ばれ、地元の人以外にも外国から観光に来る方も多い程の人気スポットです。
梅が有名な場所でもあるのですがそれと共に紅葉でも名が知られており、境内西側にある「もみじ苑」には紅葉が約350本もあります。
その中でも何と樹齢400年を数える紅葉樹もあり、これは菅原道真公が特に愛でた紅葉であるとも伝えられています。
他にも見どころ満載の北野天満宮。日中と夜ではまた違った紅葉の景色を御覧いただける事でしょう。
北野天満宮2018年の紅葉期間・ライトアップ点灯期間・料金などの基本情報
紅葉の見ごろ時期 | 例年通りであれば見ごろは11月初旬~12月初旬
※もみじ苑公開は平成30年10月25日(木)~12月2日(日)まで |
拝観時間 | 9:00~16:00 |
ライトアップ点灯時期 | 11月10日(土)~12月2日(日)・日没~20:00まで ※例年通りであれば16:00頃~ライトアップ |
開催場所 | 北野天満宮境内 |
マップ | |
住所 | 〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所 |
料金 | 大人700円/子供350円(茶菓子つき) |
駐車場 | 有り(開場時間:9:00~17:00) ※ただし参拝専用の為、駐車は参拝時間内に限る |
注意点 | ※毎月25日は縁日のため駐車できません。混雑回避の為にも公共交通機関の利用がおすすめです
※第2駐車場(今出川通七本松東側)約40台駐車可能 |
アクセス | ■車 名神高速道路南インター又は東インターより約30分
■バス 阪急 四条大宮駅から市バス55系統乗車→北野天満宮前で下車後徒歩すぐ JR京都駅から市バス50・101系統乗車→北野天満宮前下車後徒歩すぐ ■電車 京福電車白梅町駅から徒歩約5分 |
HP | 北野天満宮HP |
北野天満宮の紅葉の見どころや穴場スポット
国宝 本殿
総面積は約500坪という雄大な桧皮葺屋根の社殿は、菅原道真公をおまつりする本殿と拝殿が石畳、通称石の間で繋がっています。
本殿西に脇殿、そして拝殿両脇に楽の間を備えた構造で、八棟造、権現造りとも称される事から、神社建築の歴史を伝える深い歴史を持つ事で国宝指定されています。
千年もの時を経る中で何度も火災が起こり、その都度朝廷や将軍家により造営修繕されて現存しています。唐破風、黄金色に輝く装飾に精緻な彫刻と絢爛豪華な桃山文化の建築は、見る者の心を圧倒するでしょう。
毎月25日にはこちらでライトアップが催され、仄かに火の灯る吊燈籠は正に幽玄的です。
壮大な景色を紅葉と共に
正面からの眺めも圧巻。しかし更に紅葉の色合いと合わせて眺めるならば、展望所からがおすすめです。
展望所は本殿の斜め前にあり、ここからですと、丁度紅葉の重なりの合間から八棟造りの本殿を御覧いただけるでしょう。
夜は更に美しく
日中だけではなく、夜の景色も是非ご覧ください。周囲の紅葉の色と相まって、更なる美しさを感じられます。
ただし、日中と違って夜の方が混み合いますのでご注意ください。
史跡 御土居のもみじ苑
北野天満宮境内西側には、天正19年に豊臣秀吉が、洛中洛外の境界として水防を目的として築いた土塁「御土居」の一部が史跡に指定され、現存しています。
かつての景色をまだそこに残しているこの場所は自然豊か。四季折々の美しさを体感出来る場所です。
御土居一帯およそ350本の紅葉樹
この御土居一帯には、およそ350本もの数の紅葉樹があります。
その為秋が深まる頃になれば、息を飲むような赤色の森景色をご覧いただける事でしょう。
朱塗りの橋より観賞しましょう
かつては紙漉き場であった紙屋川の水面には、鮮やかな赤や黄色の色が映ります。更に紅葉を堪能するならば、川に架かる朱色の鶯橋より観賞がおすすめです。
もしも橋の上に人が多い場合は、敢えて鶯橋を眺めつつその周りに色づく紅葉を鑑賞しましょう。
樹齢400年の三叉の紅葉
こちらの紅葉樹は、その歴史も深く何と樹齢400年を誇ります。幹が3本にも分かれる姿はまるで今にも動き出しそうな躍動感があります。
菅原道真公が最も愛でたのがこちらの紅葉樹とも伝わっており、その為北野天満宮のシンボルツリーとしても有名です。
日中は美しく紅色の葉
雲がなく、青く透き通るように晴れ渡る空の元で紅葉を鑑賞すると、より美しさを感じ取っていただけるでしょう。
雨の日や夜も綺麗です
紅葉観賞は晴れの日だけではありません。雨のしとしとと降る昼間や晴れの夜には、日中とはまた違った顔を見せてくれます。
特に葉の散り際は、辺りに紅の葉が落ち紅葉の道が出来ていて幻想的です。
樹齢600年の大欅(おおけやき)
樹齢400年の紅葉以上に長生きをしているのが、樹齢600年の大欅。通称、古樹「東風」です。
天へと拳を突き上げるかのように力強く伸びる幹は必見です。
全長およそ6mの巨木
こちらの大欅は、名前に「大きい」とつくように、全長何と6mもある巨木です。
見上げる程のとても大きな欅が色づく様は、いつまで見ていても飽きる事がありません。
おすすめは夜
日中も迫力を感じられますが、夜のライトアップ時にはそれよりも更に感動を覚える程の迫力があります。
ライトに照らされた葉が風に揺られる姿を見ているだけでも心が和む事でしょう。
鶯橋周辺
紅葉に覆われるその間に、紙屋川があります。
ここに架かる朱色の鶯橋は紅葉と写すと、更に朱色が極まり美しい写真を撮れる事でしょう。
橋を渡るよりその周囲から観賞
鶯橋からの眺めも良いのですが、朱色の鶯橋と紅色の紅葉を鑑賞する為に、少し鶯橋より離れてみましょう。
数歩後ろへ下がって斜めからの景色をご覧いただくと、橋の朱と葉の紅、そして川に映る辺りの色で、より優雅な景色を体感できます。
夜も是非おすすめです
日中に見る紅葉の森が、仄かな灯りで照らされる夜になれば、また違った風景が感じられます。
ゆっくりと鶯橋周辺を歩いてみる事をおすすめします。
勿論見ごろの紅葉景色も、とても素敵で幽玄な世界を御覧いただけます。京の秋の夜は少し肌寒いので、厚着をしてゆっくりと紅葉観賞へとお出かけください。
そっと目を閉じればそこに紅葉の風景が広がるような、そんな記憶に強く残る光景をご覧いただける事でしょう。
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