あれ?地震?と思ってしまう貧乏揺すりの原因ってなんだかわかりますか?そこには「あること」を解消する為に、そして「ある効果」もあることが判明してるんですね。
貧乏揺すりは本人が自覚していない場合が多く、ほぼ無意識のうちに身体や足を揺らしてしまっていると言われています。はたから見ても不快に見える貧乏揺すりですが、実は驚くべき健康効果が隠されていたんです!
貧乏ゆすりの原因と驚くべき5つの健康効果のギャップが凄い!
貧乏揺すりをしてしまう心理や原因とは
貧乏暇なしとはよく言ったものですよね。せかせか動いている様子が貧乏揺すりに繋がったのでしょうか…
電車やバスなど狭い空間で隣に座った人が突然貧乏揺すりを始めると、その振動がダイレクトに伝わってきますし、見ていて何となくイラついてしまいますし不快に思ってしまいますよね。でも、貧乏揺すりをしている人って実はほとんど無意識にしていることが多いのです。
ある精神状態によって、貧乏揺すりと言った症状に現れてしまうのです。では、どんな精神状態が原因とされているのでしょうか。貧乏揺すりを無意識にやってしまっている心理を見ていくことにしましょう。
過度なストレスにさらされている時
貧乏揺すりをする人って、はたから見ても何かにイライラしているのかな、という印象を受けますよね。
そのようなことからも言えるように、貧乏揺すりをしてしまう心理的原因となるものに「過度なストレス」があげられます。これを解消する為に足や体を揺らしていると言われているのです。貧乏揺すりとは心理学的に言うと、転位行動と呼ばれる心理的反応の一種なのです。
欲求不満だったりイライラしたりする心理を、足や体を揺らす貧乏揺すりをすることによって発散しているわけなんですね。なので、他にストレス発散する方法があったり、目を向けるものがあったりすると、案外簡単に貧乏揺すりが解決するんですよ?
イライラしたり強いストレスを感じると自然と出てしまう行為なので、普段からガムを噛んだり飴を舐めてみるとか、コーヒーを飲んでリラックス、気分転換に大きく伸びをしたり少し歩いてみるとかすると、過剰にストレスをためないですむでしょう。
足の血流が悪い場合もある
長時間同じ姿勢でいると血流が悪くなってしまって、血が滞ってしまうことがあります。それが酷くなると足の血管に血栓が出来たりして、最悪の場合、肺や心臓で詰まってしまう場合もあります。
このような症状を「エコノミー症候群」といいます。これと同じような感じで、血流が悪い状態になると、それを解消しようとして、無意識のうちに足を動かして血流を良くするようにと命令を下すことがあります。そうすると本人の意思とは関係なく貧乏揺すりをしてしまう場合もあるんですね。
この場合の解消法としては、出来るだけ同じ姿勢でいることを避ける、同じ姿勢でいることに気がついたならば、足から先に動かすなどを意識するといいでしょう。また、血流を良くするために鉄分を多く摂ることを心がけるようにしてみましょう。
貧乏揺すりの驚くべき健康効果
一見迷惑行為でしかないように見える貧乏揺すりですが、貧乏揺すりの動き自体は健康にかかわる驚くべき効果が確認されているんです。
隣に人が座っていたりする場所では、貧乏揺すりは封印した方が勿論いいですが、家で一人の時などは貧乏揺すりをすることで、思わぬ恩恵が受けられることもあるんです。
貧乏揺すりのダイエット効果
貧乏揺すりがダイエットに効果的!?なんて嘘みたいな話ですよね。貧乏揺すりは単なる癖と片付けるには、もったいないほどの運動効果があると言われています。
貧乏揺すりを1時間すると、約40kcalを消費すると言われています。まぁ、1時間もする人はいないと思いますが。また、貧乏揺すりを3分するとウォーキング20分に相当するとも言われています。
ただ座って足を揺らしているだけで、これだけのダイエット効果が得られるならやってみる価値有りますよね。迷惑行為にならなければ、ダイエット目的として意識的に貧乏揺すりをしてみると、それだけのカロリー消費が出来ると覚えておくといいでしょう。
貧乏揺すりの関節症の予防対策効果
年を重ねてくるとどうしても軟骨やひざの関節が弱ってきますよね。このような加齢はもとより、運動不足や肥満といったことが原因で、股関節が変形してしまう病気「変形性股関節症」になってしまいます。
これは、あらゆる原因で股関節に隙間が出来てしまう事によって、軟骨がすり減り、そこに炎症を起こして激痛が走るといった症状です。この関節症も、貧乏揺すりをすることによって治療効果が期待できると言われています。
一部の病院では治療法として積極的に取り入れられているほどです。
貧乏揺すりのむくみ対策効果
むくみといえば長時間歩いた時や立っていた時に、足がパンパンになる症状ですね。
女性には特に多い症状だと言われています。このむくみも、足の血流が悪くなっていることが原因なので、貧乏揺すりをして血流を良くする事により、直接むくみ解消に効果が期待できるいうわけです。
一日5分ほど意識して貧乏揺すりをするといいかもしれませんね。
貧乏揺すりの冷え性改善効果
貧乏揺すりをすると主にふくらはぎの筋肉を使うことになります。
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれている程で、足腰で滞りやすい血液をポンプのように押し上げて、体全体に流してくれる効果が期待できます。
これにより、全身の血の巡りが良くなって冷え性の改善に繋がるというわけです。足の表面温度も上昇すると言われています。
貧乏揺すりのストレス解消効果
足を止めている時は大脳の働きが抑えられていると言われています。この大脳の働きを解放させる為に貧乏揺すりをすることによって、脳の血流を促し、大脳の動きをスムーズにします。
また、貧乏揺すりの規則的な動きが、脳内の精神を安定させる成分『セロトニン』の分泌を促すので、イライラの原因となるアドレナリンの効果を消す作用があると言われています。
過度なストレスにさらされている時
足の血流が悪い時に無意識に解消しようとする
カロリー消費でダイエット効果
足の血流を良くしてむくみの対策効果
貧乏揺すりで関節症の予防対策
ふくらはぎのポンプ効果で冷え性改善
セロトニンの分泌を促しストレス解消
隣に座った人が貧乏揺すりを始めると、そのイライラした感じがこちらにも伝わってきて嫌な印象を受けますよね。
他人がしているのを見ると不快な思いをする貧乏揺すりですが、掘り下げていくと、ダイエットに効果を発揮したりイライラを抑えたり、関節の病気を予防してくれる効果も期待できることがわかりました!
だからと言っていつでもどこでも貧乏揺すりをやりましょう!という事ではなく…場所をわきまえて意識的に取り入れるのであれば、貧乏揺すりも捨てたもんじゃないと思えてきませんか?レッツ貧乏揺すり(笑)
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