察してちゃんの特徴といえば、とにかく受け身なところや、周りに空気を読んでもらおうとする部分でしょう。
ネガティブで、自信がなくて、口には出さずに相手に自分の気持ちを察してもらおうとする察してちゃんに疲れていませんか?
察してちゃんに共通する心理特徴や行動を知り、そこからめんどい人への適切な対応の仕方を学びましょう。
察してちゃんにみられる7つの心理特徴
素直に「~したい」と言い出せない
察してちゃんは、何かしたいことがあっても自分から「~したい」とは言い出せません。自分に自信がないので、素直に希望や願望を伝えられないのです。
だから例えば友達と遊んでいてトイレに行きたくなったときも「トイレ行きたいなぁ」、デート中に疲れて休みたいときは「足が痛くなってきた」と独り言のようにつぶやきます。
相手がそのつぶやきを拾って「じゃあトイレ行こうか」、「喫茶店で休憩する?」と提案してくれるのを待っているのです。こんな言い方でしか、自分のしたいことを言えません。
「なんでもいいよ」と言うがなんでもよくない
「何が食べたい?」と聞かれると「なんでもいいよ」と返すものの、自分の食べたいものじゃなかったら途端に不機嫌になるのが察してちゃんの特徴でしょう。
察してちゃんの「なんでもいいよ」は、なんでもよくありません。一応自分の希望はありますが、自分の選択肢に自信がないので、選択を相手に委ねてしまいます。
しかし自分のしたいことなどを察してほしいわがままな部分もあるので、なんでもいいと言いつつも自分の希望とは違ったら、相手の選択を不満に感じるのです。
不満があると口に出さず態度に出す
察してちゃんは自分にとって都合の悪いこと、不満があると、口に出さずそれとなく態度に出します。そして周りに空気を読んで察して欲しがるのです。
とくにわかりやすいのは表情。「なんでもいいよ」と言いつつも自分の思い通りにならなかったら拗ねたような顔をするなど、子供っぽい部分があるでしょう。
「怒ってる?」とか「なにが嫌なの?」と聞かれても「別に」なんて言って、明確な不満を口にしません。察してもらえるまで不機嫌なままです。
プライドが高く自分を良く見せたい
察してちゃんはプライドが高く、そして自分を良く見せたがる見栄っ張りなところがあります。だから自分の希望や願望を言いだせず、察してもらおうとするのでしょう。
はっきりと「~したい」と言わないのも、何がいいか聞かれると「なんでもいいよ」と言ってしまうのも、自分の意見を否定されたくないからです。
最初に予防線を張っておくことで、例え自分と相手に意見の違いがあったとしても、自分は落ち込んだり恥をかかなくていいという考えがあります。
常にかまって欲しい寂しがり屋
察してちゃんはかまってちゃんでもあります。寂しがり屋な性質も持っているので、SNSやLINEのTLなどでも察してちゃんなところが見受けられるはずです。
「~したいなぁ」、「~行ってみたいなぁ」と頻繁に言っていれば、それは「1人で行くのは寂しいから誰か誘ってくれないかな」のサインだと思ってください。
自分の「~したい、行きたい」というサインを汲み取ってくれる人が現れるまで、しつこく言い続けるところもあります。
基本的に受け身で他力本願
自分の意見を言わないで相手に察してもらおうとする察してちゃんは、基本的に受け身です。そして他力本願でもあります。
今まで受け身で人の意見に従って、他人の行動に乗っかる形で生きてきたので、自分で考えて自分1人で行動することに慣れていないのでしょう。
甘えたなところも察してちゃんの特徴。「やりたいならやればいいじゃん」なんて突き放されると、わかりやすく拗ねてしまいます。
ネガティブで傷つくのを恐れている
察してちゃんが自分のしたいことをはっきりと言えないのは、ネガティブ思考で傷つくことに恐れているからだとも考えられます。
「私の意見を言ってもいいのかな」という心配や、「断られたらどうしよう」といった不安があるので、なかなか自分から言い出せずにいます。
その結果、「~したいなぁ」なんて独り言のようなつぶやきしかできなくて、相手から「~しようか」と誘ってもらうことを待つようになったのでしょう。
察してちゃんの上手な対処法
不満がありそうなら「どうしたいの?」と聞く
察してちゃんがなんでもいいと言ったからこちらで決めたのに、不満そうにしていたとしましょう。そんなときは「どうしたいの?」と聞いてあげてください。
「嫌ならはっきり言ってもらわないとわからない」と冷たく突き放してしまうと、察してちゃんは泣いたり、ますます拗ねてしまいます。
「なにか違うことがいいの?どうしたいか教えてほしいな」と優しく意見を聞くことで、察してちゃんも自己主張できるようになるでしょう。
AとBどちらか2つの選択肢に絞って聞く
優柔不断で、責任感がなく、そして傷つきたくないせいで他人の選択に委ねてしまう察してちゃんには、選択肢を絞った聞き方をすると良いでしょう。
「何が食べたい?」ではなく「和食と洋食、どっちが食べたい?」と聞いて、そこから「パスタはどう?」や「お寿司が好き?」など答えを絞っていきます。
察してちゃんははっきりと「これがいい」とは言いませんが、「~の方がいいかな?」「~が美味しそう」とさりげなくアピールするので、それを汲んであげるといいでしょう。
あえて察することなく接する
察してちゃんの気持ちを察してあげられる心の余裕がないときは、あえて察することなくあなたの意見を通してみるのもおすすめです。
「なんでもいい」と言うくせに自分の思い通りじゃないと拗ねたりしますが、そうされても気にせず「だってなんでもいいって言ったじゃん」と軽く返しましょう。
察してちゃんとあまり関わりたくないなら、空気を読まない態度が一番効果的。甘やかされないとわかると、察してちゃんの方から距離を置くようになります。
~したいと自分から素直に切り出せない
なんでもいいよの後はだいたい不機嫌
不満を口に出さずに聞いても不機嫌なまま
プライドがあり自分の意見は否定されたくない
自分が出してる微妙なサインを読み取って欲しい
他力本願で基本的に提案待ちな傾向
ネガティブ思考で断られるのが不安
不満そうならどうして欲しいか聞いてみる
選択肢のある聞き方で相手に選んでもらう
察する事を控え向こうから距離を置いてもらう
自分からは○○したいとは言わないのに、他人に察してもらおうとするちょっとめんどくさい人。そんな察してちゃんは色んなところにいます。
いちいち相手にするのは疲れる!と思ったら、あえて空気を読まずにあなたの意見を通してしまいましょう。
強気な態度で接していれば、察してちゃんは不満な顔をしつつも表立って文句を言ってくることはありません。
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