数字に強い人の特徴や共通点を知る事で、数学的思考、論理的な考え方を身につける事ができるのです。
「できるビジネスパーソンは数字に強い」といった言葉があるように、「数字」とはただ単に計算式に使われるだけのものではありません。
数字に強いとはつまり、経営・マーケティング戦略に強いという事。数字に強い人になれば、仕事で成果を上げられるでしょう。
数字に強い人に共通する特徴9つ
数字で背景を読み解く
数字に強い人は、例えば株価であったりExcelの集計表等の数字の羅列の中から、「どうしてそのような数字になったのか」を理解する事ができます。
つまりただ単に数字を数字として捉えているのではなく、「数字からその背景を読み解く」思考力が身についているのです。
その為にマーケティング戦略にも強く、この思考力が仕事で成果を上げる事にも繋がっています。
左脳で思考する
左脳と右脳ではそれぞれどんな働きをするか、ご存知ですか?人の左脳は主に思考や論理を司り、文字や言葉を認識する働きをもっています。
そして右脳は感性や感覚を司り、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を認識する働きがあるのです。簡単に言えば、左脳は人間的であり、右脳は動物的な脳でしょう。
数字に強い人は左脳で思考する、つまり「論理な物の考え方をする」人です。直感で行動するのではなく、頭の中で様々な事をシミュレートしてから答えを出しています。
話題を要約できる
数字に強い人は話題を要約する力があるので、だらだらと話す事がありません。簡潔に解りやすく、自分の思っている事を相手へ伝えられるのです。
話題を要約できない人は、同じ話題をループしていたり、5分で済む話を15分20分と長々と続けてしまうといった特徴があります。
この会話力は私生活だけではなく、仕事においても重要です。要約して話せるからこそ、こちらの魅力を短い時間で伝えられ、大きな契約を勝ち取る事ができるのでしょう。
感情に揺さぶられない
数字に強い人は直感に乗っ取った言動や行動をせず、論理的な言動や行動を心掛けています。それは、感情に揺さぶられる事が思わぬミスを招く事を理解しているからです。
自分の怒りや憂鬱感といった、マイナスな感情をコントロールしているので、いつでも冷静沈着な対応ができるのでしょう。
いつでも冷静だという事は集中力が高く、仕事の出来にムラがないと言えます。どんな仕事であっても、毎回同レベルの成果を上げる事ができています。
取捨選択ができる
数字に強い人は取捨選択が上手く、例えば「今日は10件のタスクがある」という忙しい中で「どの仕事から手を付ければいいか」を瞬時に判断できます。
「この仕事は最優先なので今すぐ取りかかる、この仕事は明日でも間に合うもの」と、仕事に優先順位をつけ、取捨選択をしているのです。
だから業務の取りこぼしがなく、いつまで経っても抱えている業務が減らない、毎日残業ばかり、締め切りギリギリまで仕事が終わらないという事態に陥りません。
合理的な思考
合理的な思考ができる人は、仕事にムダがありません。「何が損で何が得か」を理解しているのでムダな行動はせず、時間の使い方が上手です。
常に少ないエネルギーで行動するので脳や体が疲れる事も少なく、時間にも余裕ができるので1日を充実して過ごす事ができます。
一方、常に多くのエネルギーを使って行動している人は脳や体が疲れやすく、いつも時間に余裕がない為に残業をしやすいという違いがあります。
要点の捉え方が上手
「この資料の中で最も重要な部分は何か」を見抜く力があります。数字に強い人は要点の捉え方が上手いので、数字の中から戦略を練る事ができるのです。
物事の本質を捉える事ができるので、「これをどうすれば結果的にどうなるのか」と後の事を考えて仕事を行えます。
情報に左右されない
情報に左右されやすい人は、人から聞いた話やネットで見た話しを鵜呑みにしやすく、情報を上手く扱っているつもりでその実、振り回されています。
しかし数字に強い人は常に「本当はどうなのか」と物事について疑問を持っているので、他から入った情報を鵜呑みにしてしまう事はありません。
それがマーケティングにも活かす事ができており、情報を操作して仕事の成果を上げているのです。
物事を客観的に見られる
数字に強い人は視野が広く、物事を客観的、俯瞰で見ています。だから例えばイレギュラーな事態が起こったとしても、冷静にその対応ができます。
反対に視野が狭い人は、物事を自分を中心として見てしまっています。なのでイレギュラーな対応が苦手で、ミスにミスを重ねてしまいやすいのです。
視野を広くしようと思ったら、まずは「全体を見る」癖をつけましょう。仕事でも人間関係でも、全体の雰囲気を捉える事で、物事を客観的に見れるようになります。
数字で背景を読み解く
左脳で思考する
話題を要約できる
感情に揺さぶられない
取捨選択ができる
合理的な思考
要点の捉え方が上手
情報に左右されない
物事を客観的に見られる
数字に強い人は、左脳で考える事から論理的な思考をもち、仕事にも無駄がなく視野が広いといった特徴がある事が解りましたね。
今までの自分は直感的な行動をしていた、時間の使い方が下手であった、視野が狭かったと感じたならば、これからは数字に強い人になりましょう。
数学が苦手でも数字に強い人にはなれるのです。数字に強い人になり数学的思考を手に入れる事で、仕事の幅を広げて更に飛躍できるはずです。
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