豆腐メンタルな人の心理特徴から、人の目を気にし過ぎてちょっとしたことで落ち込む癖を直す方法を身につけましょう。
自分に向けて言われた悪口ではないのに自分に言っていると思い込んではへこんだり、失敗をいつまでも引きずっていませんか?
生きにくい豆腐メンタルを克服するだけで毎日を楽しく過ごせます。豆腐メンタルの直し方で自分を変えてください。
豆腐メンタルな人にありがちな7つの心理特徴
人に覚えられるのが苦手で贔屓の店を作らない
豆腐メンタルな人は、初対面の人がとても苦手。そしてそれ以上にあまり親しくない、心を許していない人に自分のことを覚えられるのが苦手です。
例えば美容師から話しかけられると無視するのも申し訳ないのでそれなりに受け答えをしますが、自分のことを話しすぎて次回同じお店へ行くのが嫌だと感じたことはないですか?
“自分は相手をよく知らないのに、相手は自分の情報をもっている”という状況が苦手で、贔屓の店を作らずに毎回新規客として色んな店舗を周るのが豆腐メンタルな人の特徴です。
他人への悪口も自分へのことだと思い込む
ちょっとしたことでも心が折れてしまいやすい豆腐メンタルな人は、自分に自信がもてません。その上、自分は人から嫌われやすいと思い込んでいるところがあります。
だからこそ他人への悪口であったとしても「もしかしたらこれは自分に当てはまることなのかもしれない…」なんて落ち込んでしまうのです。
悪口の発信者が自分の友人知人であれば「私のことだったらごめんね」など謝ることもあるでしょう。相手から「違うよ」のひと言が聞けないと安心できません。
小さな失敗を大げさに捉えてへこみ続ける
豆腐メンタルな人はほんの小さな失敗さえも大げさに捉えてしまいます。まるでこの世の終わりだとでもいうように、どん底まで気持ちが沈むのです。
周りの人が「そんな失敗くらい私もしたことあるけど、大丈夫だよ」と慰めても、「でも、だって、私なんか」と慰めの言葉も全く耳に入りません。
散々へこんで周りを心配させますが、あるとき突然「もうどうでもいいや!」と投げやりになっては慰めていた人を呆れさせてしまうところもあるでしょう。
断られるのが怖くて自分から提案できない
自分に自信がないことから長い付き合いの友人さえも気軽に遊びに誘えないところのある豆腐メンタルな人は、自分の意見を通すことがとても苦手です。
それは断られることが怖いから。自分の意見を拒否されるどころか「何言ってるんだろう」と変な目で見られやしないかと心配してしまうからでしょう。
人一倍心配性なので自分が○○したいと思っていても言い出せません。納得できないと思いつつも周りの意見に流されてしまいます。
返事がないと粗相があったのではと不安になる
豆腐メンタルな人はいざ勇気を出して自分からメールを送ったり、相手から来たメールに返信したときにすぐ返事がないと「何かしてしまったかも」と不安感に襲われます。
LINEの場合は未読・既読マークがつくので、未読スルーならまだしも既読スルーをされたときには「どうしよう、怒らせたかも」と心配になってしまうのです。
だからといって「返事がないけど何かやっちゃった?ごめんなさい」など送れず、ただモヤモヤしながら相手からの返事を待っては精神的に不安定になっています。
いつも人の目が気になって落ち着かない
豆腐メンタルな人はいつも人の目を気にして生きています。精神的に弱っていると、知っている人も知らない人も自分に悪意をもっていると思ってしまうこともあります。
この原因は自己肯定感が誰よりも低いせいでしょう。自分は好かれている、愛されているという自信がないので若干人間不信に陥っているのです。
ここまで豆腐メンタルになってしまうのは、過去に裏切られたりいじめられた経験をもつ人に多いといえます。無条件で他人を信用できなくなっているのでしょう。
期待されるとプレッシャーに感じてしまう
期待されると「もっと頑張ろう!」と思って実力を伸ばす人と、期待された途端に「自分には無理だ」と思い実力を発揮できない人がいます。豆腐メンタルな人は後者です。
どうしても期待がプレッシャーに感じてしまい、自分なんかに期待をかけてもらって申し訳ない、期待を裏切って嫌われたらどうしようと不安感に苛まれてしまいます。
豆腐メンタルな人は期待をされずにある程度放置して陰で見守っていてもらう方が、プレッシャーも少なく自分なりに頑張ろうと思えるのです。
豆腐メンタルなすぐへこむ人の克服法
新しいことに挑戦するのが好きなのだと思うこと
よく行く美容室、贔屓にしているショップ、飲食店を作れない豆腐メンタルな人は、むしろそんな自分を“新しいことに挑戦するのが好きな性格”なのだと認めましょう。
毎回違う美容室へ行って知らない美容師にカットしてもらうのも、贔屓のショップで顔見知りの店員を作らないのも、新しいお店への好奇心が勝るからなのです。
このように自分の行動や意識を認めてあげれば、色んなことに挑戦するのが楽しくなって自信もついていくでしょう。
名指しで言われていないなら気にしない
知らない人が自分の近くで誰かの悪口を言っている。そんな状況に出くわしたときは「名指し(もしくは自分の特徴)で言っていないなら他人のことだ」と気にしないようにします。
明らかに自分に向けて悪口を言われていると断定できるまでは全ての悪口を、自分には全く関係のない話しなのだと思って無視しておきましょう。
自分のことかもしれないと不安になったときは、強気な態度でちらりと悪口の発信者を見てください。こちらから仕掛けると、相手は怯んでそれ以上悪口を言えなくなります。
自分から人を誘う、提案することに慣れる
自分から人を誘わないで待っているだけ。それではいつもあなたを誘ってくれる友人も「本当は自分と遊ぶのは嫌なのかな?」と不安に思ってしまいます。
自分から誘うこと、そして自分の意見を提案することを恐れずに、どんどん挑戦して慣れていきましょう。タイミングと空気さえ読めれば上手くいくものなのです。
誘うことや提案することを失敗しないためには相手の意見や状況、好みを把握しておくこと。そうすれば確実に自分から誘える、そして意見を提案できる人になれます。
後悔は3分間だけして改善策を考える
豆腐メンタルな人は後悔をこれでもかという程にずるずると引きずってしまいます。酷い人ならば10年20年経ったことも昨日の失敗のように思い出してしまうのです。
後悔は癖になりますし、いつまでも後悔していると同じ失敗をしがち。これからは後悔するのも3分間だけと時間を決めておきましょう。
時間制限つきで後悔したあとは「今度は○○してみよう」など改善策を考える時間にしてください。そうすると前向きな思考が身についてきます。
落ち込んだときの心の拠り所を作る
豆腐メンタルな人は落ち込んだときに縋れるもの、人がいないことで更に孤独感に苛まれてしまうのです。心の拠り所を作っておくことは重要です。
例えば好きなアイドルを見つけておいて、落ち込んだときはそのアイドルのコンサートに行ける日を心の拠り所として気持ちを引き上げましょう。
「嫌なことがあっても、今度○○があるから大丈夫!」と自己暗示をかけることで、豆腐メンタルですぐにへこんでしまう自分から生まれ変われます。
初対面も苦手で人に覚えられるのも避けがち
心が折れやすく誰かの悪口も自分の事と当てはめがち
小さな失敗をいつまでも落ち込み続ける
自信がないので自分から発言や提案ができない
LINEやメールで返事がないとすぐ不安になる
人の目を気にしすぎて気持ちが落ち着かない
プレッシャーに弱く期待されると元気がなくなる
小さなことでいいので新しい挑戦に慣れてゆく
自分以外の悪口は気にせず自分から行動してゆく
後悔や落ち込むのは3分だけとルールを決める
落ち込んだ時は自分を取り戻せる場所や時間をつくる
豆腐メンタルな人は自己肯定感が低いので自分に自信をもてず、人の意見に流されてはモヤモヤを抱えながら生きています。
そんな自分の豆腐メンタルでへこみやすい部分を「どうせ○○だから」と思って諦めず、どんどん良い方向へと改善していきましょう。
急いで行動しなくても毎日ちょっとずつ考え方を変えていくだけで、メンタルも鍛えられて生きやすくなるのです。
あなたにオススメの関連記事
[like]