いわゆるツンデレという言葉は、いままで女性に使われるものでした。でも、よく見ていると、男性の中にもたくさんその特徴を持っている人が…いや、むしろ多いのかもしれません。
なんだかそっけなかったり、「ツンツン」しているのに、実は優しかったり、魅力的で不思議な生き物…猫にも似た浮遊感、そしてとっつきにくさがある彼らは、いったい何を考えているのでしょう。
今回は、そんな魅力的なツンデレ男子に迫ります。
ツンデレ男子の特徴6つと攻略法!ホントは臆病で甘えん坊
ぶっきらぼう、に「見える」
あなたの周りのツンデレ男子(の疑いがある人)を想像してみましょう。
第一印象はどうですか?…こわい、ですよね。そうなんです。彼らはぶっきらぼうで、ぞんざいな印象を与えてしまうのです。
基本的に、人間関係をうまくやっていくほうではありませんから、初対面はもちろんまだ出会って日が浅い人に対しては、うまく笑顔を見せたり人当たりよくしたり、そんなことはできないのです。でも実際は、人を遠ざけたいわけではないのです。
むしろ、どちらかというと寂しがりやで、後にも説明しますが必死に生きていて、スキを見せたくないという部分があるからこそ、そうしたとっつきにくい印象を与えてしまうのです。
とりあえずは、彼らが近づける距離まで近づかせるようにしましょう。それ以上に無理やり近づくのは、よっぽどの自信がある時を除きやめておくべきです。ただでさえ女性のパーソナルスペース(人と人とが居心地の悪さを感じないで一緒に居られる距離)は男性に比べて狭いと言われているくらいです。
それは心理的にも、物理的にも同じこと。そして、ツンデレ男子を相手にするならよりいっそう気を使っておくべきところです。必要以上に近づいて、彼に不快感を与えないように気をつけましょう。
自分の気持ちを素直にだせない
だいたいのツンデレ男子は、好きでツンデレになっているわけではありません。ツンデレに「なってしまっている」のです。それは、彼が本当に、心理的な意味で不器用だからです。
自分の思いを素直に出したり、嬉しい時には喜んだり、悲しい時に悲しんだりということができません。悲しい時や辛い時に無理に平気そうに見せたり、こともあろうに嬉しい時でさえむすっとしている方だっておられます。
本人の気持ちは本人にしかわかりませんから、それを見ているだけでなんとなく押し計れというのは無茶な話ですよね。じゃあ、どうしてあげればいいのでしょう。
ツンデレ男子が自分の気持ちをだせないのは、まだあなたとの距離が近くないからだと思われます。あなたに自分の内面を見せていいものなのかどうなのか、まだ計り兼ねているのです。
できるだけ安心できるような言葉を、付かず離れずの距離からかけてあげてください。そして、じっと彼が近づいてくるのを待つのが得策です。急がば回れ、です。忍耐が大事ですよ。
油断した時に本音が出る
ツンデレ男子は、自分の感情をだせないのはもちろん、自分が本当は何を考えているのかもなかなか出せません。
そんな彼が、ぽろっと本音を漏らしてしまう時があります。それは、油断している時です。気を張っていられなくなるときです。
つまり、仕事ですごく疲れているときや、お酒を飲んだときなどでしょうか。さらに、自宅にいるときもそうかもしれませんね。
とはいっても、自宅にいくというシチュエーションはなかなかないでしょうから、LINEなどの連絡手段で、いつもの彼と様子が違うときを狙うという形になります。
一度本音が出ればしめたもの。じっくりと聴いて、彼の心の奥底に何があるか探りましょう。
表情の変化やボディランゲージが比較的少ない
気持ちを口に出せないのはもちろん、ツンデレ男子は慣れないうちは表情の変化やボディランゲージが少なめです。
なので、何を考えているのかわからなくてこわい、ということになりがちです。でも、本当は彼だって、素直に表情を出せれば楽なはず。
それができないのは、苦しみでもあるのです。とりあえず、表情やボディランゲージに乏しいのが彼の特徴なのだと割り切って付き合うしかありません。
臆病なのを悟られたくない
ツンデレ男子が自分の感情や主張をあまりうまく表出できない理由がこれです。
立ち居振る舞いがぶっきらぼうであるがゆえに、偉そうだとか思われがちですが、心の奥底では彼は「これをいったらどう思われるか」「いまこう言われたのは何か意図があるのだろうか」など、警戒しながら生きています。
ですから、実際の彼は非常に臆病だと言えます。だからこそ、その怖さを悟られないためにわざと偉そうだったりぶっきらぼうだったり、鎧をまとっているのです。その背伸びを暖かく見守ってあげてください。
必要以上に友達がいない
こんなふうに、必ずしもコミュニケーションが得意とは言えない彼ですから、交友関係もさほど広いとは言えません。だから人との距離感のはかり方が苦手で、必要以上にぶっきらぼうになったりするのです。
なので、あなたを通じて友好関係を深めてあげるなど、橋渡し的な位置取りで彼らのためにしてあげる事も必要でしょう。そうする事であなたと居る事が安心につながり、必要となり心を開いてきた時にはどびっきりの甘えた側面を見せてくれるでしょう。
そんな彼らをあなたの豊かな愛情で、気持ちや感情を少しずつ紐解いてあげてくださいね。
ぶっきらぼう、に「見える」
自分の気持ちを素直にだせない
油断した時に本音が出る
表情の変化やボディランゲージが比較的少ない
臆病なのを悟られたくない
必要以上に友達がいない
ツンデレ男子の彼には、彼なりの悩みや苦しみがあり、それに気づいてほしい、その気持ちをわかってほしいと思っています。
その一方で、わかってもらえるわけがない、というすねた部分もあります。孤独感と臆病さが、いまの彼をツンツンさせているのです。
ゆっくりと寄り添ってあげれば、かならず彼の心は雪解けを迎えます。そこから、あなたに甘えたり本音を言えたり、初めて彼は安心を得られるのです。
この記事が少しでも、あなたが彼の気持ちを理解する助けになればと願っています。
あなたにオススメの関連記事