ストレス耐性が低い人の特徴を知ることで、どうして自分が普段からストレスに弱く、精神的に疲れやすいのかわかります。
ストレスへの抵抗力であったり、精神的なタフさを“ストレス耐性”といいます。ストレス耐性が低い人は仕事でも恋愛でも弱気になりやすいのです。
日頃から感じているストレスを跳ね飛ばせるほどのストレス耐性をつけられる、メンタルの鍛え方を実践してみましょう。
ストレス耐性が低い人の7つの特徴
何でもネガティブに考えてしまう
ストレス耐性が低い人はどちらかといえばネガティブなタイプの人が多く、他の人が気にしないことでも、すぐ悪い方へと考えてしまうところがあります。
ストレスに打ち勝つ人はポジティブ思考です。例え大きな失敗をしてしまったとしても、「これも勉強だ!」と自分で自分を慰められるでしょう。
ネガティブだと、何をしても誰と話していても不安感や焦燥感が拭えません。心が落ち着く暇がないので、余計にストレスに弱くなってしまうのです。
自分のことに関して自信を持てない
「どうせ私のことなんか誰も好きになってくれない」、「どうせ俺は仕事が出来ない…」、このようにストレス耐性が低い人は自分に自信を持てません。
自分の容姿、能力などに自信を持てないと、コンプレックスに苛まれることに。そうすると人と比べては自分の欠点について悩みやすくなってしまいます。
ストレス耐性がある人は自分に絶対の自信を持っています。人の目を気にしない強いメンタルを持っていて、我が道を堂々と歩んで行くタイプです。
真面目な性格で自分を追いつめやすい
ストレス耐性が低い人は真面目な性格の人が多い傾向が。責任感が強く、その責任感が自分を追いつめる結果に。ストレス耐性が低い人は自分に厳しすぎるのです。
要は大変な几帳面で、完璧主義なんですね。プライドも高いので、いつも「失敗してはいけない」「恥をかきたくない」というプレッシャーを感じています。
ストレスに強い人は、力の抜きどころをわかっています。常に100%完璧にこなそうとせず、「失敗してもいいんだ」と自然体で生きているのでストレスも少ないのでしょう。
認められたいのにうまくいかない
SNSで自分の投稿にいいねやRTをしてもらえないことで、深く落ち込んだことはないですか?そんなあなたは承認欲求が強すぎるせいでストレス耐性が低いのかもしれません。
承認欲求が強い人は、自分のことを大勢の人に認めてほしい、褒めてほしいという欲求を抱えています。大勢に認められないと不安な気持ちがなくならないからです。
いつも他人からの評価を気にしては「私は本当にみんなに好かれてる?必要だと思われている?」なんて、孤独感に苛まれているのがストレス耐性が低い人の特徴といえます。
相手に合わせて無理をしがち
ストレス耐性が低い人は自分の思い通りに動くことが苦手。周りの人の空気を読んで、他の人の意見に合わせて、したくないことをしているところがあります。
マイペースに自分のやりたいようにやってしまうと、悪目立ちするから。そうやって我慢しては、無理に周りへ合わせるせいでストレスを溜めこんでいるでしょう。
ストレスに強い人は、人の目なんて気にしないマイペースな性格。周りに何を言われたって平気です。自由だからこそストレスとは無縁の生活を送っています。
小さいことをいつまでも気にする
ストレス耐性が低い人は小さなことをいつまでも気にしてしまいます。オンとオフの切り替えがうまくできないので、夜に眠れなくなるほど悩み続けるでしょう。
仕事でミスをして、上司に「気にするな」と励まされても「何であんな失敗してしまったんだろう…」と考え込んでは、自分を責めるのがストレス耐性が低い人です。
ストレス耐性のある人は気にするなと言われればそこで反省を止め、次こそ頑張ろうと切り替えます。終わったことをいつまでも引きずることがありません。
嫌になったらすぐ逃げる癖がある
「あ、もう無理だ」と思ったら仕事先に「辞めます」と伝えずに無断で退職してしまうことをバックレといいます。ストレス耐性が低い人はバックレ、逃げ癖があります。
キャパオーバーしやすいので、無理だと感じたらそれ以上はもう無理なのです。逃げる方が気持ちが楽だと知っているからこそ、後先を考えずに逃げてしまうのでしょう。
逃げることは悪いことではありません。でも逃げ癖がつくと、ちょっとしたことでも耐えられず逃げるなど、ますますストレス耐性が低くなってしまいます。
ストレス耐性の高め方
何にストレスを感じるか知っておく
ストレス耐性の高め方としてまず大切なのが、自分がどんなことに対してストレスを感じてしまうのか、それをしっかりと理解しておくことです。
自分はどういう仕事が苦手で、どういうことに対して拒否感があるのか。自分が「これはやりたくないなぁ」と思うことを知りましょう。
そうすると何を避ければストレスを感じないでいられるのかがわかります。自分の苦手を知っておけば、いきなり嫌いなものに出会ってもショックを和らげられるのです。
ストレスを感じたら休憩をとる
ストレス耐性をつけるには、ストレスを感じたときに小まめに休憩することが大事。ストレスを溜めすぎてキャパオーバーになる前に発散しましょう。
「最近、寝る前にネガティブなことを何時間も考え続けてしまう」とか、「胸がいっぱいでご飯を食べる気がしない…」など感じるようなら休息が必要です。
そのまま我慢し続けていると、あるときいきなり気持ちが爆発してバックレたくなることも。嫌だと思うことがあればその都度、趣味などで解消してください。
嫌なことはスルーしてしまう
おすすめのストレス耐性の高め方は、嫌なことはスルーできるならそのままスルーしてしまうこと。上司など嫌いな人の発言へのスルースキルを身につけるのです。
ストレス耐性が低い人は、相手の言うことを何でも重く受け止めてしまうところがあります。嫌だなと思ったら軽くスルーしてください。
何でもかんでも真剣に聞いていると、ますます自信をなくしていく恐れが。余計な口出しや八つ当たり、愚痴は聞き流して、良い言葉だけ受け止めましょう。
逆境にも「何とかなる」と立ち向かう
ストレス耐性を高めるために、敢えて逆境に立ち向かう。ピンチを楽しむという考え方もおすすめです。「何とかなる」と気楽に考えましょう。
うまくいかないときにすぐ「仕事でミスした、もう終わりだ」、「こんなはずじゃなかったのに…」なんてネガティブに考えるのがストレス耐性が低い人の悪い癖です。
「落ち込むのはとりあえず、別の方法を試してからにしよう」など、現状を乗り越える方法などポジティブなことを考えるようにするとストレスに強くなれます。
環境を変えて気持ちを切り替える
ストレス耐性の高め方として、環境を変えて気持ちを切り替えるという方法もあります。職場や家など、環境にストレスを感じる人におすすめです。
もしも可能であれば部署を変えてもらうとか、転職を考える。1人暮らしを始める、引っ越し先を探してみるなど、実際に行動に移さなくてもいいので環境の変化を想像しましょう。
「こんなに辛い思いをするところからは、絶対に抜け出してやる!」そうやって明るい未来を計画するだけでも、ストレスに耐え抜こうという気持ちになれるのです。
ちょっとした事でもネガティブにとらえてしまう
自分の事に自信が持てず悩みやすくなっている
責任感があり真面目なので自分を追いつめやすい
認められたい気持ちが強いがうまくいかない
他人を気にして相手に合して無理をしている
小さな躓きが心にひっかかり気にし続ける
少しでも嫌な事があると逃げ出す癖がある
何にストレスを感じるか理解しておく
こまめに休憩をとり程よくガス抜きをする
逃げるのではなくスルースキルを身につける
何とかなると気楽に構え気持ちを切り替える
ストレス耐性が低い人は自信が持てない、無理をしてでも相手に合わせてしまう。小さいことを気にし過ぎるなどの特徴があります。
こうした特徴によってストレスを感じやすくなっているのでしょう。現状打破したいなら、ストレス耐性の高め方を身につけるべきです。
嫌なことを言う人の言葉はスルー。悪く考えず逆境には気楽に立ち向かうなどで、メンタルを強くしていきましょう。
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