あなたの職場にこんな人はいませんか?何事も決断がものすごく早く、この人がいないと事が進まない、なんて存在の上司・・・つまり決断力がある人です。
そのスピード感、揺るぎない存在感、リーダーシップはいつもみんなの憧れの的ですよね。この春から昇進し始めて部下を持つ方や、なんらかのチームを率いていくリーダー的存在になった方にとっては、もしあの能力が自分にも備わったなら…と思いませんか?
決断力を向上させる為には長年の経験や知識による裏付けもあると思いますし、もちろん頭の回転も速いのだと思います。でも、実はそれだけではない「思考の傾向」というものがあります。その心理特徴を5つ、お伝えします。
なぜか決断力がある人の心理特徴5つ
嫌われることを恐れていない
決断力がある人は、周囲の人にどう思われるかをあまり気にし過ぎていません。
そもそも、あらゆる選択には良い結果と悪い結果のどちらも出る可能性があるものです。その都度、全員のご機嫌を伺っていては、目標を達成できない事をよく知っているのです。その代わり、しわ寄せがいってしまった側の人に対してさりげなくフォローを入れるのが上手です。
不思議な事に、その「目的の為の負担」を共有する事で、しわ寄せを受けた側からの求心力が向上する事さえあるのです。
もしも失敗しても自分でリカバリーする自信がある
決断力があるからといって、いつも正しい決断をしているかといったら、必ずしもYESとは言えないでしょう。決断を間違う事だってあるのです。しかし、間違いをリカバリーするだけの実力があると自分で信じていれば、間違う事は怖れる必要はないのです。
大事なのは、間違ってしまった時には速やかに誠心誠意、謝罪できる事です。
ただ、いつもいつも決断を間違っていては信用を失ってしまいますので、大きな決断を下すときには周囲に相談する事も同じくらい重要です。
迷うことには時間を使いたくない
比較的小さな選択の場合は、やらないで長い間悩むより、まずやってみてから考える事も有効です。
悩んでいる時間は何も生み出しませんし、やってみないとわからない事も多いですからね。とにかく進む事で、新しいビジョンが見えてくるのです。頭の中で温めているうちに、他の人がそのアイディアを実行してしまうかもしれませんよ。
もしくは動き出してみると、実は賛同者がたくさん現れたり、またその逆だったなんてことも、やはり始めてみないと見えてこないのです。
いつかではなく、今日動き出せる人は、ビジョンを現実に変えるパワーを持っている人です。
下調べにばかりエネルギーを使わない
あなたは失敗することを恐れるあまり、ひたすらWebで検索したりと調査に時間を費やしていませんか?
決断力のある人は、ある程度調べた後はそういう縁の下の仕事は信頼できる仲間に頼んで、同時進行でやっている事がよくあります。致命的な段階に入る前には取り返しがつくように、締め切りを決めてチームで分業すると当然進みが早くなります。
もし計画を中断する事になったら、それは部下や仲間のバックアップのお陰ですから、チーム全体の行動力・結束力はUPしていると言ってもいでしょう。
目的や優先すべきことがはっきりしている
実はこれが一番決断力を持つ為に大切な事かもしれません。
決断力がある人は大前提を忘れないのです。なんの為のこのプロジェクトなのか、なんの為のこの会社なのか。上司が求めている事はなんなのか、部下をどう動かす事が最善なのか。目の前の選択をする事で頭がいっぱいになるのではなく、そもそも何を目指しているのかを常に頭の片隅に置くようにしましょう。
その時々の感情だけに流されてはいけないのです。
私の上司も決断力があり尊敬すべき人物なのですが、いつもブレないのです。個人的な感情ではもちろんいろいろあるのでしょうが、仕事を進める時には一切持ち込まず、冷静沈着です。
嫌われることを恐れていない
もしも失敗しても自分でリカバリーする自信がある
迷うことには時間を使いたくない
下調べにばかりエネルギーを使わない
目的や優先すべきことがはっきりしている
決断力を身につけるには、嫌われる事や失敗する事を恐れず、自信を持つ事です。
下調べし過ぎたり迷ってばかりいては、決断する事はできません。まずは日常の小さな選択から、パパッと決断する練習をしてみましょう。
朝食のメニューはパンかご飯か、電車かバスかなどを即決していくうちに、自分のファーストインプレッションに対して自信が少しづつ付いていくはずです。そしたら仕事の場でもきっと決断力を発揮できるようになっていく事でしょう。
もし決断を謝ってしまっても、大切なのはその後の対処であり、その多くはどうにか取り返しが付くはずです。間違わない人はいません。それに悩んでも間違う時は間違うのです。
目的の為に必要だとあなたが感じたことなのなら、自分のひらめきに素直に心を任せて、まずは決断してみる事が大事です!それでは、上記の5つのポイントを押さえて、これを読んだあなたも決断力溢れるリーダーになってくださいね!
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