カリフラワーライスはその名の通り、カリフラワーをごはん(白米)代わりにしたものです。
巷では糖質制限や、糖質ダイエットなどと言われる糖質を控えるダイエットが流行っていますが、カリフラワーライスはこの糖質ダイエットには欠かせない存在とのこと!
その発祥の地は?どんな効果があるの?作り方やレシピは?その全てにお答えします!
カリフラワーライスの5つの効果が糖質ダイエットに最適!
話題のカリフラワーライスって?
真っ白なカリフラワーは、その見た目だけでも白米のように見えるのですが、本当に白米の代わりにすることによって、糖質を大幅に減らすわけです。
そして、カリフラワーライスは単に糖質ダイエットのごはん代わりに使える、というだけではなく、美容やダイエットの為に役に立つ効果が盛り沢山だというのですから興味深いですよね。
その発祥の地はニューヨーク。美容や健康にいいと言われる食べ物があれば、真っ先にとり入れるニューヨーカーならではの情報なんです。カリフラワーは言わずと知れた野菜なのでヘルシーですし、何といっても食べごたえがあり腹持ちがいいのが人気の秘密のようです。
そんな噂のカリフラワーライスの作り方をご紹介する前に、先ずはどんな美容効果があるのかじっくり見ていくことにしましょう!
カリフラワーライスの優れた5つの効果
カリフラワーは日本ではあまりなじみのない野菜かもしれませんが、その栄養価は計り知れないものがあるんです。
特に突出しているのがビタミンC、次いで脂肪燃焼効果の高いビタミンB群、鉄分、カルシウム、食物繊維なのです。それぞれの栄養がどのような美容・ダイエット効果を発揮するんでしょうか?
ビタミンCは美白・美肌効果
ビタミンCと言って一番に思い浮かぶのはレモンではないでしょうか。
カリフラワーのビタミンCはこのレモンにも負けないほど豊富に含まれているんです。カリフラワーは茹でた後も、レモン果汁と同じ位のビタミンCがあると言われています。同量なわけですから、レモンで100g摂取しようとしたら難しくても、カリフラワーで100g摂取するのでしたら意外と簡単なのでは?
生の状態ではカリフラワーとよく比べられるブロッコリーのビタミンCの方が多く含まれているのですが、カリフラワーのビタミンCは食物繊維に守られていることもあり、調理の際にも壊れないビタミンCとされています。
ビタミンCは良く知られているようにシミやしわの原因となる、メラニン色素の生成を抑制してくれる作用があります。このことからも美白効果が見込めるというわけです。
ビタミンB群はダイエット効果に欠かせない
ビタミンB群は食べ物を食べると、エネルギーに変えてくれる役割を担っているとともに、脂肪として体に蓄えられるのを防いでくれる働きがあります。
特にビタミンB1は糖質をエネルギーに変えてくれる働きがありますし、ビタミンB2は脂質をエネルギーに変える働きがあると言われています。そして、ビタミンB6は
タンパク質の代謝を助けてくれる働きが期待できると言われています。
これらビタミンB群の効果は、そのままダイエットに効果を発揮してくれると言えるでしょう。
アブラナ科植物特有成分によるアンチエイジング効果
カリフラワーはブロッコリーが突然変異して白色化した野菜と言われていますが、キャベツやブロッコリーと同じくアブラナ科の植物であることは間違いありません。
アブラナ科の植物には、「イソチオシアネート」という成分が含まれていることが多く、主に辛み成分としてが有名です。カリフラワーの場合は、辛み成分はありませんが、「グルコシノレート」という形で含まれており、体内で消化が行われる際にイソチオシアネートに変化するといわれています。
このイソチオシアネートは強い殺菌作用と抗酸化作用を持っているので、体をサビさせる事によって老化を促してしまう元凶となる、活性酸素を速やかに除去してくれる働きがあります。よって、アンチエイジング効果も見込めるわけです。
豊富な食物繊維は便秘解消・腸内環境を整える効果
カリフラワーには食物繊維も豊富に含まれています。その量は2.9gと言われ、白菜やレタスの倍以上と言われているんです。
ダイエットを成功させるには腸内環境が悪い状態では上手くいきません。腸内に悪玉菌が優勢の状態になると、血液の循環も悪くなって老廃物が体外に排出されにくくなります。
これを防ぐには、腸内が善玉菌が優勢の状態にならないといけません。その為にも食物繊維は必要な栄養素となります。
体の中からデトックス、むくみ解消効果
カリフラワーにはイソチオシアネートの前段階であるグルコシノレートが豊富に含まれています。
この成分は強い抗酸化作用があるだけではなく、肝臓の機能を強化して身体の解毒作用を促してくれると言われています。その為、日常的に体の中に取り込まれてしまった有害物質や老廃物を
デトックスしてくれる効果が期待できます。
また、カリウムは体内の余分な水分を排出してくれるので、むくみにも効果を発揮します。
ダイエットのやり方や作り方・おすすめレシピ
カリフラワーの計り知れない効果をしっかり理解したところで、早速カリフラワーライスを使ったダイエット方法をご紹介しましょう。
その為にはまず、カリフラワーライスの作り方を知る必要がありますね。ダイエットのやり方は後のお楽しみに、美味しいカリフラワーライスを作ってみましょう。カリフラワーライスは簡単に言ってしまえば、フードプロセッサーで細かくしたカリフラワーを茹でたものです。
レシピにより塩胡椒や、スパイスなどを混ぜ合わせたものをオリーブオイルなどで炒めたものなどもあります。これはまさにニューヨーカー仕込みといった作り方ですね。
以前、HNKの人気情報番組「あさイチ」で旬の食材特集として、カリフラワーライスが紹介されました。一つはニューヨーカー式、もう一つは老舗日本料理店のシェフによる和のテイストを楽しめるレシピです。その両方をご紹介しますね。
ニューヨーカー仕込みのカリフラワーライス
・カリフラワー 1個
・ゆでたレンズマメと枝豆 適宜
・人参(みじん切り) 1/2本
・グレープシードオイル
・シナモン、グローブ、ベイリーフ(月桂樹) パプリカ 適宜
・塩胡椒 適宜
作り方
① カリフラワーをフードプロセッサーでみじん切りにします。
② グレープシードオイルと、各種スパイスを混ぜ合わせた特製スパイスをカリフラワーと混ぜ合わせます。
③ フライパンを強火で熱し、スパイスとカリフラワーを2分ほど炒めたら出来上がり。
和のテイストを楽しめるカリフラワーご飯
・カリフラワー 1個
・お米 適宜
・水・酒 適宜
・梅干し 2~3個
作り方
① カリフラワーは茎と房に分けて、房は小房に、茎は乱切りにしておきます。
② 土鍋に浸水させた米と水、酒、カリフラワーの茎を入れて強火にして炊きます。
③ 沸騰してきたら種を除いた梅干しを加えて混ぜ合わせます。蓋をして弱火で6分。
*土鍋で作るのが美味しいそうですが、もし炊飯器を使う場合は、カリフラワーの房だけは、炊けた後に加えて10分ほど蒸らすといいそうです。
こちらのカリフラワーライスは、カリフラワーご飯と言っているように、カリフラワー単体で作るライスとは違いますが、ご飯だけを食べるよりは、若干のカロリー&糖質オフできるのではないでしょうか。
カリフラワーライスを使ったダイエット方法
つまり、カリフラワーに変えることで糖質を抑える糖質制限ダイエットですね。勿論置き換えに使ってもいいですが、その場合はカリフラワーライスのみというより、カリフラワー料理にするやり方が多いようです。
糖質制限を実践していると、とにかく主食であるご飯を食べられないのがネックになります。その為、あらゆる食材を使ってもどきご飯と言われる、ごはん(白米)の代わりになるものを食べる必要があります。
その食材には、豆腐やエノキなどが代表的ですが、今回ご紹介したカリフラワーも、立派なもどきご飯の代わりとして使える事がお分かり頂けたのではないでしょうか。
その他、ダイエット目的のカロリーオフとして、カリフラワーをじゃがいもの代わりに使うという方法もあるようです。例えば、ジャガイモで作るポタージュの代わりにカリフラワーを使えば、似たような食感ながらにかなり低カロリーのポタージュにすることが出来ます。
ちなみに茹でたカリフラワー100gのカロリーは26kcalとかなり低カロリーなんですよ!
ビタミンCは美白・美肌効果
ビタミンB群がダイエット効果をサポート
アブラナ科植物特有成分によるアンチエイジング効果
豊富な食物繊維で便秘解消・腸内環境を整える効果
体の中からデトックス、むくみ解消効果
糖質ダイエットを実践するとまず一番最初にぶち当たる壁が、ごはん(白米)が食べられないという事です。
これを解消してくれるのが、見た目も白米に近いカリフラワーライスなんですね。
茹でて冷凍しておけば、いつでも好きな時に食べられてとても便利です。糖質ダイエットのお共にぜひカリフラワーライス作ってみて下さいね!
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