清水寺の紅葉、2018年も見ごろにはとても見事な景色をご覧いただけます。
美しい紅葉をたっぷり堪能できるように、清水寺で見られる紅葉の魅力やその期間、そしてライトアップ点灯期間や料金をご紹介します。
更にSNSに載せれば皆から絶賛間違いなしな写真の撮れる、絶景穴場スポットもあり!是非このまとめを参考に、今年の紅葉を楽しみましょう。
清水寺の紅葉2018年の見ごろ時期・ライトアップや穴場情報まとめ
清水寺の紅葉の魅力
清水寺と言えば「清水の舞台から飛び降りる」で有名な桧舞台でしょう。
ここは本堂からはみ出したように造られており、面積は約190平方もの広さ。410枚以上のヒノキ板が敷き詰められ、高さは何と10m以上、ビル4階分に相当します。
正面に見える山々は燃えるような赤に色付き絶景の一言。視線を下げれば東山、音羽山の中腹に広がる13万平方mの境内や京都市街地の紅葉も観賞できます。
明るい日中は紅葉の赤と空の青の対比が美しく、夜になれば観音様の慈悲の光を表現した、優しい青色に照らされる清水寺と紅葉が楽しめます。
清水寺の一番の紅葉の魅力は何といっても、奥の院から見るライトに照らされた、清水の舞台と約1000本もの紅葉の景色でしょう。
清水寺は、重要文化財も紅葉もライトアップも堪能できる、何とも贅沢な場所です。
清水寺2018年の紅葉期間・ライトアップ点灯期間・料金情報
紅葉の見頃 | 11月下旬~12月上旬 |
拝観時間 | ■通常拝観 6:00~17:30(季節により18:00閉門) ■秋の夜間特別拝観 11月17日(土)~12月2日(日) 6:00~17:30、17:30~21:00 (通常拝観を一体17:30で終了後、その後再度受付開始) ■「月の庭」成就院庭園特別公開 11月17日(土)~12月2日(日) 9:00~16:00と夜の公開18:00~20:30 |
ライトアップ点灯時期 | 11月17日(土)~12月2日(日) 18:00~21:00まで |
開催場所 | 清水寺境内(国宝の本堂や清水の舞台、三重の塔、仁王門等) |
マップ | |
住所 | 〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294 |
拝観料金 | ■清水寺の拝観料 大人400円/小・中学生200円 ■成就院庭園(月の庭) 大人600円/小・中学生300円 ※別途に清水寺の拝観料が必要です |
駐車場 | 清水寺境内には無し。付近にある京都市市営駐車場か、参道ふもとから周辺に一時預かりの駐車場有り ※紅葉の時期は特に混み合いますのでご注意ください |
アクセス | 最寄り駅で下車後にバスでアクセスする場合は、以下がおすすめです
■JR京都駅からの場合は、市バス京都市交通局206系統「東山通北大路バスターミナル」行き、または100系統「清水寺祇園・銀閣寺行き」に乗り「五条坂」で下車、そこから徒歩10分 ■土・休日のみ運行している京都バス18系統「大原行き」で「五条坂」下車後、徒歩10分 ■阪急電鉄の「河原町駅(四条河原町)」・京阪電鉄の「祇園四条駅」からならば、市バス京都市交通局207系統「東福寺・九条車庫行き」に乗り、「清水道」で下車、徒歩10分 ■京阪バスならば83・85・87・88系統で「清水道」か「五条坂」下車、徒歩10分 ■市バス京都市交通局206系統「東山通北大路バスターミナル行き」または、100系統「清水寺祇園・銀閣寺行き」に乗車後「五条坂」で下車、徒歩10分 ※電車ならば、京阪電鉄の「清水五条駅」から徒歩25分 |
HP | 清水寺HP |
清水寺の紅葉の見どころや穴場スポット
成就院庭園(秋の特別拝観)
2018年11月17日(土)~12月2日(日)という期間限定で、清水寺境内の成就院庭園が公開されます。
別名「月の庭」とも呼ばれる借景式池泉観賞式の庭園は、国指定の名勝で一見の価値ありです。
公開時間は日中9:00~16:00と夜の18:00~20:30の2部制、清水寺拝観料とは別に600円の料金が必要です。
明るい時間帯に眺める事も良いですが、何といっても夜のライトアップされた景色は圧巻でしょう。京都三大名庭にも例えられる月の庭、あまり広さはないものの、借景により壮大な趣が感じられます。
庭の所々に建つ石灯篭やそれらに照らされ仄かに光る庭を、是非ご堪能ください。
穴場スポットは縁側
月の庭をじっくり眺めるならば、縁側が一番おすすめです。畳から見るのもいいですが、是非縁側に腰かけて幽玄な景色を堪能しましょう。
特によく晴れており月の出ている夜ですと、更に「月の庭」を感じられますよ。因みに2018年の満月ですが、11月4日と12月4日のようですから、真ん丸な月との対比は最終日まで見られません。
しかし上弦の月は11月27日、他にも欠ける月と庭を見比べる事ができます。
どこを切り取っても絵になる
どうやら現在は撮影が禁止になってしまったようです。
しかし過去の動画のどの場面を見ても、その美しさが実感できますね。
清水の舞台(本堂)
清水寺に来たのであれば、清水の舞台からライトアップを堪能しましょう。
昼には青く爽やかだった空も見上げれば黒。下をずーっと遠くまで眺めると、境内のあちこちで照らされた紅葉の赤が浮かんで見えます。
京都市街の夜景の明かりや京都タワーが、宝石のように煌めいて美しいですよ。
穴場は奥の院からの景色
清水寺には古くから、「観音様の化身である龍が音羽の瀧に夜ごと飛来し水を飲む」という言い伝えがあります。
清水の舞台を横から眺めつつ視界に紅葉を入れ、更に天を翔ける青龍のような光りを堪能したいならば、奥之院からの眺めが一番です。
奥の院は清水寺境内の一番奥にある、音羽の滝の上手に立っています。非常に人気スポットですから清水の舞台~奥の院までの道は、夜間になると混雑します。
なるべく早めに行って良い場所を確保しておき、そこからじっくりと照らされる清水の舞台を眺めましょう。
美しさに絶句
昼間も美しい紅葉は、夜になり明かりに照らされる事で更にその魅力を引き出します。
あまりの美しさに思わず言葉が出なくなるかもしれませんね。尚、清水の舞台や奥の院では三脚は使用禁止ですから気を付けましょう。
三重塔
平安時代初期の847年に創建され、寛永9年に再建した三重塔。現在は古様式に則り、昭和62年に解体修理されています。
総丹塗り、そして桃山様式を示す極彩色文様を復元した事から、歴史ある絢爛豪華な建築美が現代に蘇りました。
清水寺境内から西門のすぐ東側に位置しており、周囲の真っ赤な紅葉との対比が大変美しく感じます。三重塔としては日本国内最大級の31m。真正面からの眺めは迫力があります。
ライトアップ時には更にその迫力が増し、どこか別の世界への入口であるかのような錯覚さえ起きます。それ程に神聖な雰囲気を持つ場所です。
穴場は清水寺入口付近
清水寺の正面玄関的存在である仁王門。この仁王門のすぐ奥に三重塔が見えます。
三重塔の真下やその付近は人も多く、なかなか紅葉と三重塔、ライトアップされた三重塔を見る事ができません。
それならば仁王門の手前から少し下がって、仁王門と共に三重塔を眺めましょう。俯瞰で見る事で奥の山々の自然も感じられ、更に偉大な風景を堪能できますよ。
夕陽~夜のライトアップを見るべき
日中の三重塔と紅葉も大変綺麗です。しかし夕方の柔らかな太陽光に輝く三重塔と紅葉。そしてライトアップされた景色も是非ご覧ください。
ずっと眺めていたくなる程、心が洗われるような景色です。
錦雲渓(きんうんけい)
錦雲渓とは清水寺の本堂にある、清水の舞台から見える紅葉の景色の事です。
そこから見下せば、境内の重なりあう幾つもの木々が、まるで「雲渓」のように見える事からそう呼ばれるようになりました。
桜の時期も美しいのですが、昼間の青い空と赤い錦雲渓は本当にここが現実なのかと、まるで夢の世界のように美しく感じます。
ライトアップされると優しく光る紅葉の色が、まるで天界へ誘うかのように幻想的に思えますよ。
穴場は清水の舞台
何と言っても錦雲渓が見やすいのは、清水の舞台からです。
かなりの高さがありますから、手すりがあると言ってもちょっと恐ろしい気持ちもあるかもしれません。しかしそろっとでも下を覗いてみると、色鮮やかな紅葉が見れますよ。
おすすめの時間帯は早朝です。少し寒いですが早朝の方が空気も澄んでいて太陽光も柔らかいので、より錦雲渓も輝いて見えるのです。
勿論夜間のライトアップもおすすめです。こちらは日中より人が増えますから、逆に閉門ギリギリに行ってみると空いている事もありますよ。
1人で行くも良し、仲の良い人と行くも良し
1人で行って静かに錦雲渓を堪能してもいいですし、誰か仲の良い人や恋人と言って「綺麗だね」なんて感想を言い合うのもいいでしょう。
その時は是非、手ぶれ防止機能つきでフラッシュがなくても高感度撮影のできるカメラを持っていきましょう。
錦雲渓を背にして記念撮影をすると、とても素敵な写真が撮れますよ。
是非実際に足を運んで、貴方だけのお気に入りスポットを見つけてください。
また、清水寺周辺には宿や食事処が揃っていますから、泊りがけで行って朝~夜まで紅葉を堪能してもいいですね。
京都随一の美しい景観を、どうぞ心ゆくまで感じてください。心のリフレッシュにもなりますよ。
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