群れたがる人の心理特徴には、1人で過ごすことに恐怖や孤独を感じやすいなどがあります。
「本当はあまり仲良くない人と一緒に過ごすのは苦手だけど、そうしないと仲間はずれにされている気がする」なんて感じたことはないですか。
1人でいると寂しいから、友達がいないと思われるから無理して群れているあなたに、群れない人になれる方法をご紹介します。
群れたがる人の7つの心理特徴
親和欲求が強く孤独感に耐えられない
親和欲求とは「1人でいるよりも、誰かと一緒に過ごしたい」と感じる気持ちのこと。この欲求が強い人は人好きする、面倒見が良い性格の場合が多いでしょう。
他人と長時間一緒に過ごすことが苦ではないなど、親和欲求の強い人のメリットは強調性があるところ。でもその反面、1人きりの孤独に耐えられないデメリットもあります。
「嫌われたくないから無理なお願いも聞いてしまう」、「1人きりだと疎外感で精神的に辛くなる」こういったネガティブな気持ちに捉われやすいのが群れたがる人の特徴です。
責任感が薄く人任せにしてしまう
群れたがる人の中には責任感が薄い性格が影響して、1人で決断することが苦手だから集団行動をしているという人もいます。責任を持ちたくないからグループ(群れ)に入るのです。
グループの中にいれば、大体のことはリーダータイプの人が決断してくれます。そうした人に任せておけば、失敗しても自分の責任を問われることがないので精神的にも楽ですよね。
このような生き方に慣れてしまった結果、知らず知らずのうちに群れたがる人になっています。自分では気づいていない、無自覚な場合が多いでしょう。
独占欲が強くグループを支配したい
独占欲が強い人は、自分が誰かを支配したいという気持ちが強い傾向があります。そのため、グループを作って自分がそのリーダーになることが多いでしょう。
群れることは悪いことではありません。このタイプの人は孤独感に耐えられない人や、いじめが怖くてぼっちになりたくない人にとっては有難い存在です。
しかし独占欲が暴走して独裁者な部分が出てきてしまうと、グループメンバーやそれ以外の周りの人に迷惑をかけてしまうこともあります。
自分を守る術がなく目立つことが怖い
「本当はそのグループの中にいたくないけれど、1人ぼっちでいるといじめられるかもしれないから…」自分を守る術がなく、目立つことが怖いので嫌々群れている人もいます。
このタイプの人は過去に集団から孤立した経験から、1人きりで過ごすことにトラウマをもっている場合も。1人きりは目立つ上に、いじめの的にされやすいことを知っているのです。
所属しているグループに気の合う人がいれば、仲間と過ごすことに楽しさを感じられるでしょう。しかし無理やり群れている場合、それがストレスの原因になってしまいます。
見栄張りでぼっちだと思われたくない
プライドが高く、つい人前では見栄を張ってしまう人。そんな心理特徴をもつ人は「あの人いつも1人でいるね。友達がいないのかな」と思われたくなくて群れる場合があります。
見栄から群れている人は、1人で過ごすことにマイナスイメージをもっています。昼休憩に1人で昼食、休みの日も1人で過ごす。こうした1人行動を、良くないと感じているでしょう。
なぜ群れない人をネガティブに捉えてしまうのか、それは過去に自分が1人ぼっちで馬鹿にされたことがある、またはそうされている人を見たことが影響しているとも考えられます。
大勢の人と集まって騒ぐことが好き
単純にみんなとわいわい楽しく過ごすことが好きだから群れている。そんな、いわゆるパリピノリな精神から群れたがる人になっているケースもあるのです。
このタイプの人はとにかくポジティブ。そして寂しがり屋です。1人で過ごすよりも誰かと一緒にいた方が寂しくない、そんな単純な気持ちから集団に所属します。
集団に属していないと疎外感と孤独感で辛いから、とういよりは、「みんなといた方が1人ではできない楽しいことができる」と思って集まっているといえるでしょう。
1人ぼっちは悪いことだと思っている
世間のルールに縛られやすい真面目すぎる人。そんな人は「1人ぼっちは悪いこと」だと思っているところがあります。優柔不断なところもあるので、世間の声に流されやすいのです。
学生時代の授業中にグループを作らされたことはありませんか?自分なりに1人きりで楽しく過ごしていると、周りから「友達がいないの?」と言われたことはないでしょうか。
このような経験から「1人ぼっちでいることは世間体が悪いこと」だと感じる人もいます。そして群れたくないけれど、群れる人になってしまうのです。
群れない人になるための方法
1人ぼっちは恥ずかしいことではないと知る
群れない人は1人でいることも、それについて周りから何か言われることも、とくになんとも思っていません。1人ぼっちはいじめられるとか、恥ずかしいという意識がないのです。
1人で過ごしていたって何も恥じることはありません。もしも「あの人また1人でいるよ」なんて笑う人がいれば、「あの人の方こそ1人を恥ずかしいと思っている」と無視しましょう。
「1人の方が自分の好きなタイミングで好きなことができる」そうやって思うことで、群れたがる人から群れなくても平気な人になれます。
自分1人だけでしたいことを考えてみる
群れたくない、本当は1人で過ごしたい。群れたがる人はもうやめて群れない人になりたい。そう思うあなたは、自分1人だけでしたいことを考えてみましょう。
一番おすすめなのは趣味をつくること。例えば手先を動かすことが好きならお裁縫、編み物、陶芸などでハンドメイドアイテムを作ってみてください。
本を読んだり映画を観たり、1人プレイ用のゲームをするのもいいですね。1人でしたいこと、1人で過ごす楽しみを覚えれば無理やり群れに入らなくても良くなります。
嫌いな人は遠ざけて好きな人とだけ過ごす
群れない人は、完全に1人ぼっちで過ごしているわけではありません。我慢して嫌いな人達と群れているのではなく、好きなタイミングで好きな人とだけ過ごしているのです。
一見1人ぼっちでいるように思える群れない人にも理解者がいます。あなたも好きな人、自分の良き理解者とだけ過ごすようにしてみましょう。
もしも今属している集団に嫌気がさしているならば、その人達とは距離を置いてください。そしてリラックスできる人とだけ過ごすことで群れたがる人から脱却できるのです。
人の顔色を気にせず好きなように生きる
群れたがる人は、他人の顔色を気にしがちです。「1人でいると寂しい人間だと思われるから」なんて、他人の評価を気にして群れに属しているのです。
そんな自分を変えたい、群れない人になりたいと少しでも思うなら、他人の顔色や評価を気にして自分の望まない生き方をするのはやめましょう。
群れない人は孤独を恐れません。例え他人から「1人ぼっちで友達いないのかな」と誤解されたって気にしません。自分の好きなように生きているからです。
1人で旅行を計画して1人で実行する
群れない人になるための方法として、1人で旅行を計画して、1人旅を実行するというものがあります。とくに責任感が薄くそのせいで集団に属している人におすすめです。
ちょっとずつ、1人で過ごすことに慣れましょう。自分で決断して動くということを繰り返せば、自然と責任感も身についていきます。
最初は近場に日帰りで。次はちょっと遠出して1泊旅行。1人で過ごすことの楽しさを覚えることで、集団に属さなくても孤独や疎外感に苛まれることはなくなるでしょう。
孤独感がとても苦手で親和欲求が人より強い
責任感が希薄で決断は他人に任せたい
群れているグループ内で他人を支配したい
目立つ事を嫌い集団の中で守られていたい
ぼっちと見られるのはプライドが許さない
単純に大勢でわいわい騒いだりするのが好き
世間体を気にする傾向で集団に溶け込み安心したい
一人行動が寂しいものと気にしてるのは自分だけ
本当に自分がやりたい事を考えてみる
好きな人とだけ過ごし他人の顔色を伺わない
ノープラン1人旅などで決断力や責任感を養ってみる
群れたがる人は、1人になることをとても恐れています。過去のトラウマや寂しさから自分を守るために、群れてしまうのでしょう。
好きでグループに入っているならば良いですが、しかし嫌々グループに属しているのなら、それはもうやめるべきです。
群れなくても平気で過ごせる人、1人で過ごすことの楽しさを知っている人を目指せば、あなたも群れない人になれます。
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