薄っぺらい人の特徴として多いのが、自分の意志がない、責任感がないということ。あなたも誰かから薄っぺらいと言われたことはないですか。
いつも人の意見に流されてばかりで自分で決断できない、そんな自分を変えたいならば人間的に深みのある人を目指しましょう。
どんなところが薄っぺらいと言われるのか、どうすれば深みのある人になれるのか、詳しく解説します。
薄っぺらい人の7つの心理特徴
人の影響を受けやすい
薄っぺらい人は、他人の影響を受けやすい特徴があります。好きな人や尊敬している人の真似をすることが多いでしょう。
しかしただ真似をしているだけで、自分の意志で始めたことではないので長続きしません。すぐに他のことに興味が移ってしまいます。
言動も行動も人の意見でコロコロと変わりやすい、そんな気分屋なところがあるのが薄っぺらい人です。
責任を持つことが苦手
薄っぺらい人は利己主義で、軽薄なところが目立ちます。自分の利益が一番で自分勝手。だからこそ責任を持つことが苦手なのです。
責任を持ちたくないのは、自分が言いだしたせいで何か起きて、他人から責められたくないから。自分が思い立って始めたことで失敗して挫折したくないからでしょう。
自分以外に責任を押し付けておけば、自分は傷つかずに済みます。しかしこういったところが周りから「薄っぺらい」と思われる要因です。
綺麗ごとばかり言っている
自分を良くみせようとする特徴がある薄っぺらい人は、綺麗ごとばかり言います。本心からの言葉ではないので、何を言っても薄っぺらく聞こえてしまうのです。
綺麗ごとを言うのは、誰かに褒められたいから。自分の存在を認められたくて、思ってもいないことを次から次へと口にします。
個人の特定がされにくいSNSや匿名掲示板などで、「この前人助けをして~」など嘘の武勇伝を語って悦に入るタイプもいるでしょう。
想像だけで経験したことがない
薄っぺらい人が口にする言葉は、全て小説や漫画、映画などから集めた知識。あるいは想像です。経験が著しく乏しいのも薄っぺらい人の特徴といえます。
苦労をしたことが少なく、そして自ら苦労を経験するのも嫌いな薄っぺらい人は、他人の経験や言葉を借りて、それを自分のことのように語るのです。
あるいは、小さな苦労を何十倍もの苦労話しに膨らませて、「自分はこんなにも大変な思いをした!」と意気揚々と人に言いふらしてしまうところもあります。
口だけで実行に移さない
薄っぺらい人は有言不実行です。事あるごとに「○○をしよう」、「○○する」と大きな声で言っていますが、それを実行に移すことがありません。
宣言したことでもう満足してしまっているのと、心のどこかで「でもこんなことしたって無駄だろうな」「面倒だな」と思っているからでしょう。
SNSなどで「今年こそ○○する」と書くものの、数日後にはそんなことも忘れています。移り気なのですぐに気が変わってしまうのです。
本気で熱中できるものがない
薄っぺらい人には本気で熱中できるものがありません。色んなことに興味を持って手を出そうとしますが、いつも中途半端です。
人の意見に流されやすいので、誰かが「これ一緒にやろうよ」と誘ってくれれば「じゃあやってみようかな」と始めます。
でも誘ってくれた人が別のことに夢中になったり、自分が途中で飽きてしまえば、せっかく始めたこともすぐ興味を失くしてしまうのです。
言い訳でごまかそうとする
薄っぺらい人は口が達者で、そして何か自分に不利なことがあれば、いつも言い訳でごまかそうとする特徴があります。
「だって」「でも」「いや、それは違う」など、自分を正当化するための言葉が多く、責任を負わされたり傷つかないために言い訳するのでしょう。
とにかく自分だけでも苦難から逃れたい、面倒なことには関わりたくない。そんなところがあるから薄っぺらい人だと思われやすいのです。
深みのある人になる方法
自分が本気になれることを見つける
深みのある人になるために、まずは自分が一番本気になれるようなことを見つけてください。それがあなたを深みのある人にしてくれます。
スポーツ、読書、ハンドメイド。なんでもいいので気になったこと、自分でも出来そうだと思ったことを始めましょう。
自分1人だけで続けていてもすぐ飽きてしまうでしょうから、SNSに経過を載せたりして、人に見てもらうことでますますやる気が出ます。
何事もまずは経験してみること
深みのある人は色んなことを経験して、それなりに苦労を重ねています。あなたも面倒くさがらずに経験してみることが大切です。
おすすめは1人旅。日本国内でもいいので、1人でふらっとどこか心惹かれる場所へ出かけてきてください。
1人で決めて1人で行動すること、知らない土地で知らない人に出会うことで、視野も広がり経験が積めます。
自分を大きく見せようとしない
薄っぺらい人は自分を大きく見せようとして、経験していないことを経験したように語ったり、綺麗ごとを言うところがあります。
そういったことはもうやめましょう。深みのある人は、自分からわざわざ武勇伝を語ったりはしませんし、何も言わず黙って善行をしているのです。
等身大の自分を受け入れ今の自分が出来ることをする、本などから得た知識で自分を取り繕わないこと。これだけでも深みのある人に近づけるでしょう。
思いやりを持って人と接する
深みのある人は義理人情に厚く、そして思いやりを持って人と接しています。深みのある人になるには相手を思いやることが大事です。
困っている人がいれば、「助けた方が得か、それとも損をするか」なんていちいち考えず、「どうしました?」と優しく声をかけましょう。
例え相手があなたの助けを断ったとしても、声をかけてもらっただけでその人や周りの人はあなたを「心の優しい良い人だ」と思ってくれます。
言い訳するのはやめること
薄っぺらい人は無意識に自分を守るための言い訳をしがち。「でも、だって」の言葉が多いと周りの人はあなたを「子供っぽい」と思ってしまいます。
言い訳したくなる気持ちもわかりますが、どんなに自分にとって都合の悪い話しでも、一旦は最後まで話しを聞いて受け入れることです。
そして相違があれば言い訳ではなく、意見をしましょう。「自分はこう思っている」ということを熱意をもって伝えれば、相手もその意見を受け止めてくれます。
人の影響を受けやすく意見がコロコロと変わる
責任回避能力だけはズバ抜けている
良く見せようと綺麗ごとばかり言っている
経験がないのに想像で話を膨らませる
ビッグマウスだが行動がまったく伴わない
本気で汗をかいて熱中したことがない
最初から言い訳でごまかそうとする
何でも本気で経験して失敗もしてみること
やたらと自分を大きくみせようとしない
思いやりを持ち言い訳は飲み込むこと
薄っぺらい人は綺麗ごとや言い訳が上手で、責任感がなく自分勝手なところがあります。これでは好かれることが少ないでしょう。
深みのある人になれば、あなたは周りの人から「大人っぽくて言葉に重みがあり、しっかりしていて頼りになる」と好かれる人になります。
薄っぺらいところがある人は言い訳をやめ、思いやりを持って人と接することで、深みのある人を目指してください。
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