フルーツ酢(フルーツビネガー)にダイエット効果があると話題なのをご存知ですか?
お酢は身体にいいっていうけれど、ツーンと鼻に来る独特の酸味があって飲みにくいですよね。そこでおすすめなのが、フルーツ酢です。
リンゴ酢、ブル―ベリー酢、マンゴー酢、ザクロ酢、などなど自分で好きなフルーツを酢に漬けて自家製フルーツ酢を作って飲むことで美味しいのにダイエットできちゃうんです。
今回は、そんなフルーツ酢のダイエット効果やおすすめレシピについてご紹介したいと思います。
フルーツ酢のダイエット効果5つとお勧め手作りレシピ
クエン酸が代謝アップの鍵
お酢は、酢酸が含まれているのはみなさんご存知ですよね。酢が酸っぱいのは、酢酸が含まれているからなのですが、この酢酸は体内に入るとクエン酸に変わります。
そして、フルーツにも、クエン酸がたくさん含まれています。私たちの身体には、クエン酸回路というエネルギーを作り出すシステムがあるのですが、クエン酸はこのクエン酸回路の働きを、活性化してくれます。
このクエン酸回路の働きが悪くなると、エネルギーを作り出せなくなるのですが、そうなると摂取した糖や脂肪、タンパク質も燃焼されなくなり、代謝が悪いと言われる状態になってしまいます。
つまりクエン酸を摂って、クエン酸回路の働きを活性化するれば、代謝アップさせ痩せ体質になれるのです。運動後の疲労回復にも効果があるので、元気ハツラツ。前向きにダイエットに取り組めますね
アミノ酸で脂肪燃焼アップ
お酢には、アミノ酸が含まれています。アミノ酸ってよく聞くけど、一体何?って思う人もいるかも知れませんが、タンパク質の元となるもので、アミノ酸がいくつもつながって、タンパク質を作っているのです。
アミノ酸には、脂肪が作られるのを抑えたり、脂肪の分解を促進する働きがあります。アミノ酸を摂った後に運動すると、更に脂肪燃焼が促進されるので、軽い運動をプラスするとダイエット効果がアップしますよ~
そして脂肪燃焼効果を期待するなら、酢の中でも一番アミノ酸が豊富に含まれている、黒酢を使うのがおすすめです。
GI値を気にしなくても血糖値の上昇を抑える
酢には、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。血糖値もダイエット成功の大切なキーワードなのですが、なぜだか分かりますか?
血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度を測定したものですが、私たちの身体は、空腹時には血糖値が下がり、食後には上がるという仕組みがあります。しかし、急激に血糖値が上がると、身体がこれを下げようとして働きインシュリンがたくさん分泌されます。
このインシュリンは脂肪を貯めやすくするので、血糖値が急上昇⇒インシュリンがたくさん分泌される⇒脂肪を貯めやすくなる、という流れができてしまうのです。
急激な血糖値の上昇を抑える為に、血糖値の上りにくい食品を食べるGI値ダイエット、インシュリンダイエットというのが流行ったことからも、血糖値の上昇を抑えることが、ダイエット成功ポイントなのが分かりますね。
これらのダイエットでは、血糖値を急激に上げてしまう食品はNGとされているのですが、フルーツ酢を飲むことで、好きなものを食べても血糖値の上昇を抑えてダイエット効果が得られるなんて嬉しいですよね~
フルーツとの相乗効果で便秘解消
女性に多い悩みのひとつ、便秘。ダイエットの敵とわかっていても・・・という人も多いですよね。お酢には、腸の中で炭酸ガスを発生させ、腸を刺激してお通じを促す効果があります。
また、お酢にはビタミンCの吸収を高める働きもあります。ビタミンCは腸の中の善玉菌を活発にしてくれるのです。特に、乳酸菌はビタミンCが大好き。ビタミンCによって腸内の乳酸菌が増えたり減ったりすることも分かっています。
乳酸菌が便秘解消に、役立つのはみなさんよく知っていますよね。フルーツ酢なら、ビタミンC豊富なフルーツとお酢のダブルパワーで、便秘解消に期待できますよ。
利尿作用でむくみ解消
お酢はすっぱいから酸性?と思ってしまいますが、実はアルカリ性の食品なのです。
アルカリ性のお酢を飲むことで、身体を健康な状態の弱アルカリ性に保つことができます。そうするとことで、腎臓の働きもアップするんですね。
利尿作用を促して、余分な老廃物を排出してくれるので、むくみもスッキリ解消できるのです。
フルーツ酢ダイエットの方法とおすすめレシピ
どのくらいの量が必要?飲み方は?
1日に15~30ml(大さじ1~2杯)を目安にします。
1回に10ml~15mlのフルーツ酢を、水や炭酸水で割って飲みます。飲みにくいときは、豆乳や牛乳で割ると酸味が和らぎ飲みやすくなります。ヨーグルトの様になって美味しいと人気です。
早く痩せたい!と言って飲みすぎたり、薄めずに飲むと胃が荒れたり腹痛や下痢を起こす可能性があるので、飲みすぎに注意!
飲むタイミングはいつ飲んだらいい?
空腹時に飲むと、酸の影響で胃が荒れてしまうこともあるので、空腹時は避けましょう。
お酢には食欲を高める働きがあるので、食前に飲んでしまうと食べ過ぎの原因になってしまうことがありますので、食事中や食後がいいのですが、血糖値の上昇を抑える効果を狙うなら、食事の前半に飲むのがおすすめです。
朝昼夜と、10mlずつ毎食後に飲んでもいいし、夕食時15mlでもOK。ライフスタイルに合わせて取り入れてみましょう。
自家製フルーツ酢を作ってみよう
・煮沸した密閉できる瓶
・お好きな果物
・氷砂糖、はちみつ、黒砂糖などの甘味料(氷砂糖が良く使われますが、糖度が高くて果物が腐りにくいので初心者さんにおすすめです)
・酢(お酢にも色々種類がありますが、アミノ酸が豊富な黒酢や純米酢ならダイエット効果がアップします)
基本の割合
フルーツ:砂糖:酢=1:1:1
お好みで割合を変えてもいいそうです。
注意点
密閉瓶は、煮沸消毒をしておきましょう。
1日1回、瓶を振ったり、きれいなお玉やスプーンを使ってかき混ぜるようにしましょう。
ビタミンCたっぷりキウイ酢
・キウイ 2個
・酢 200ml
・氷砂糖 200g
作り方
よく洗ったキウイの皮をむいてスライスし、瓶にキウイ、氷砂糖、酢の順番で入れて、1週間ほど冷暗所に置いておけば完成!
爽やかな香りレモン酢
・レモン(国産や無農薬など) 2個
・酢 400ml400ml
・氷砂糖 200g200g
作り方
① レモンをたわしでよく洗い、水気をしっかりふきとったら、薄くスライスします。
② 瓶に、レモン、氷砂糖、酢の順にいれて、1週間冷暗所に置いておきます。
酸っぱい組み合わせで、すごく酸っぱくなるんじゃないか?と思いますが、お酢ツーンとした感じが和らいで飲みやすいと人気です。
食欲を抑えるグレープフルーツ酢
・グレープフルーツ 200g
・酢 200ml
・きび砂糖 200g
作り方
① 良く洗って、皮をむいたグレープフルーツを12等分くらいの大きさに切ります。
② 瓶に、グレープフルーツ、きび砂糖、酢を入れて1週間冷暗所で寝かせます。
グレープフルーツには、食欲を抑える効果があると言われているので、ダイエット効果アップしますよ!
お腹すっきりバナナ酢
・バナナ 1本
・黒酢 200ml
・黒糖 100g
作り方
① バナナは皮をむいて1~2cmにスライスする。
② 耐熱容器に、バナナ、黒酢、黒砂糖を入れ、蓋をしないで600Wの電子レンジで30~40秒加熱する。
③ 蓋をして常温で保存し、翌日から飲めます。バナナは1週間ほどしたら食べましょう。
食物繊維が含まれるバナナでお腹スッキリさせましょう。
クエン酸で代謝をアップさせる
アミノ酸で脂肪燃焼アップ
GI値を気にせずに血糖値の上昇を抑える
フルーツとの相乗効果で便秘解消
利尿作用でむくみの解消
もし作るのが面倒だな~という人や、自家製フルーツ酢を切らしてしまったなんて時は、スーパーに売っているリンゴ酢やざくろ酢、ブルーベリー酢などを使うのもありですよ!最近は、飲みやすく糖分が加えられているドリンクタイプも種類豊富ですよね。
フルーツ酢ダイエットは、運動と組み合わせるととてもダイエット効果がアップしますので、軽い運動でもいいので是非、組み合わせて、メリハリボディを手に入れましょう♪
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