深い眠りにつく方法でぐっすり眠りたい!眠らないといけない時間なのに眠れない!布団に入って目を閉じているのに全く睡魔が訪れない…
しっかり眠ったつもりなのに、翌朝起きるとなぜか疲れている、といった眠れない悩みはとても辛いものですよね。
一番大事なことは、眠らなきゃ眠らなきゃ!と切羽詰って考えてしまうことをやめることなのですが、毎晩気持ちよく深い眠りにつける方法も知りたくはないですか?
そんな眠れない悩みをお持ちのあなたが、寝たい時間にスーと眠れる8つの方法をご紹介していきます。
どうして眠れないの?眠れない原因にはこんな理由があった
眠れないのは交感神経が緊張しているから
交感神経は日中起きている時に、不安や恐怖などのストレスを感じている時に働いている神経です。この状態になると血管は縮み、筋肉も緊張しているという落ち着かない状態になります。
一瞬、何の役にも立たないじゃないか、と思われがちですが、交感神経が働いている事により、状況が突然変わっても、とっさに対応できるようになっているんですね。
また逆に、副交感神経は眠っている時やリラックスしている時など、ゆったりと落ち着いている時に働きます。この状態になると血管は拡がり、筋肉も緩むといった交感神経とは真逆の状態になるわけです。
眠る為には、この副交感神経を優位にしないとならないという事がお分かり頂けることでしょう。
交感神経が優位になってしまう原因としては、満員電車での通勤、人間関係がぎくしゃくしている、食生活、睡眠不足、パソコンやスマホ、携帯ゲームのやりすぎなどがあげられます。
では、どのようにしたら副交感神経を優位にすることが出来るのでしょうか?
副交感神経を優位にして眠りを誘う方法8選
最も大切なことは、眠らないといけないからとそればかりを強く考えてしまう事を止めることです。
「ちょっとくらい眠らなくても死にゃぁしないわ!」位の気持ちでおおらかに捉えることも必要なんですね。
このことを基本として、その他にスーッと気持ちよく眠れる方法をご紹介しましょう。
朝起きたら一番に窓を開け太陽の光を浴びる
起きた時にカーテンを閉めっぱなしにして暗い部屋の中で時間を過ごす、というのは大変勿体ないことです。
人間は朝、太陽の光に当たることで体や気持ちをリセットして、セロトニンというホルモンを分泌するのです。
このセロトニンは覚醒ホルモンと呼ばれていて、日中を活動的に過ごす手助けをしてくれるのです。
そして、セロトニン分泌後14~16時間にはメラトニンという眠気を促すホルモンが分泌されるので、朝にしっかりセロトニンを促しておくことはとても大切なことになります。
興奮するようなテレビを見た後はリラックス効果を促そう
日中は嫌でも活動的になっているので交感神経が優位になっています。
そして、帰宅してからも興奮するような出来事があったり、格闘技やスポーツ観戦などのテレビを見たりすると、興奮したままベッドに入ることとなるでしょう。
このような状態では、眠りたくても眠れないのは仕方のないことですよね?
興奮するな、と言っても難しいでしょうから、そのような時は寝る前に可愛い猫の動画を見てみたりして、リラックスした状態になってから、眠ってみるのも効果的です!
飲み物にも要注意!良く眠ろうと思って寝酒していませんか?
カフェインが眠りを阻害することは良く知られていますよね。
今回のように眠りたいのに眠れない、といった状況ではなく、受験勉強などで眠ってはいけない場合、カフェインを摂ることはとても効果があることと言えます。
しかし、深い眠りにつきたい時には寝る前にカフェインを摂るのはやめた方がいい事は言うまでもない事ですね。
また、寝酒と称して寝る間際に深酒をする方も多いと思われますが、アルコールもカフェインと同じで、脳を興奮させてしまうので、眠れなくなったり眠ったとしても眠りが浅かったりするのです。
ぬるめのお風呂にゆっくり入ると心地よい眠りが訪れます
熱いお湯でシャワーを浴びるだけだったり、カラスの行水だとかえって体が興奮してしまい、その興奮は脳へと伝わって、せっかくリラックス効果目的のお風呂も、眠る為には逆効果となってしまいます。
眠る為に最も効率的なお風呂の入り方としては、38~40度位のぬるいお湯を張ったお風呂に、半身浴でゆっくり20分位浸かることです。
半身浴ですから肩などは冷えないようにタオルをかけて下さいね。
お風呂から出た後は、ポカポカ暖まっている状態ですので、そのままベッドに入ってしまえば、リラックス状態から副交感神経が働き、しっかり眠れること間違いなしです。
深部体温が高い時は、足首を冷やさないようにして、1時間くらい落ち着かせてからベッドに入ってみてくださいね。
眠る前の儀式を作ることも効果的
この動作は眠る前の前提なんだな、と体や脳に思わせることでスーッと眠りにつける方法です。
どんなことでもいいのですが、ゆっくりと本を読んだり、ホットミルクやココアを飲んでみるのもいいでしょう。
特に牛乳にはトリプトファンという成分が含まれていて、トリプトファンは眠りを促すメラトニンという成分を分泌させてくれますよ!
温かい飲み物は当然体を暖めますので、じんわりと染み入る温もりが無理なく睡魔を引き寄せてくれること請け合いです。
心地よい眠りを促す音楽を聴きながら目を閉じる
一般的に眠りを促すと言われるα波を含んだ、波の音や川のせせらぎなどの音楽を聴いていると、自然に眠くなることが良く知られています。
また、このような音楽の中では、治療目的や能力開発をメインとした、サブリミナルミュージックと言われる音楽療法、または催眠療法で使われる音楽も多数あり、効果が確認されています。
音楽を聴きながらそっと目を閉じる、それだけで耳から入る眠りへのいざないで自然に眠りに落ちるという、理想的な睡眠を確保することが可能となります。
眠る前のスマホや携帯ゲーム、パソコン作業は禁止!
パソコンやスマホの画面の光は、交感神経を優位にさせて脳を興奮状態にしてしまいます。
寝落ち、という言葉があるように、ゲームをしながら寝てしまうという現象は確かにあるので、ついつい、眠る前の習慣みたいにゲームをしてしまうあなた、それが眠れない原因となっているかもしれませんよ?
例え、眠れたとしても眠りが浅くて、朝起きた時に疲れが取れているどころかぐったりしていた…
なんて言うことにもなりかねませんので、寝る前にスマホ、パソコンをさわる場合には、最低でも1時間前までに終わらせるようにしておきましょう。
それだけでも案外ストン、と眠れてしまうものです。
あなたが心地よいと思われる香りを漂わせてみる
アロマテラピーという言葉があるように、自分にとって良い香りと感じる香りを鼻から吸い込むことは、容易にリラックス効果を生み、副交感神経を優位にしやすく、結果心地よい眠りに落ちる簡単な方法になります。
アロマテラピーはどんな方法でも構いません。お香を炊いたり、ハーブやポプリなどの香り袋を枕の側においてもいいですし、寝る前にアロマオイルでマッサージしてみてもいいでしょう。
科学的にも証明されている眠りを誘う香りとしては、ラベンダー、シダ―ウッド(ヒノキや杉の木に含まれる香り)ネロリ(柑橘系の香り)ユーカリなどがあります。
あなたの好みでチョイスしてみてくださいね!
朝起きたら一番に太陽の光を浴びる
テレビを見た後はリラックス効果を促す
飲み物にも要注意!寝酒はダメ!
ぬるめのお風呂にゆっくり入る
眠る前の儀式を作る
心地よい眠りを促す音楽を聴く
眠る前のスマホや携帯ゲーム、パソコン禁止!
心地よいと思われる香りを漂わせてみる
いかがでしたでしょうか?
眠れなくて毎晩辛い思いをしていたあなたでも、今回ご紹介してきた8つの方法を試してみれば、すぐに眠れるような気がしてきませんでしたか?
勿論、ご紹介した方法は眠る為にはかなり効果が期待出来るものには間違いありませんが、最初にお話した通り、眠れない眠れない…と神経質に気にしてしまう事は一番眠りを妨げますよ!
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