年末年始に太らない食べ方を予め知っておけば、ついつい食べ過ぎてしまったという時も、太ってしまう事態を防げるでしょう。
ただでさえ寒い冬は、身体が脂肪や栄養を蓄えようとするもの。そして年末年始の食事というと、いつもより豪華で美味しい物が盛り沢山です。
太らない食べ方を知り、それを実践する事で、体重を気にせずに美味しい物をたっぷり食べたいですよね!
年末年始に太らない食べ方7つのコツやポイント
食事前に野菜ジュース
食事をすると、その食事により血糖値の上昇が起こります。急激な血糖値の上昇は、太りやすい身体を作ってしまうのです。
そこで「食事の前に野菜ジュースを飲む」事で、その後の食事による急激な血糖値の上昇を抑えつつ、脂質の吸収率を和らげるという効果を期待できます。
飲む野菜ジュースは果汁混合ではなく野菜100%の、なるべく糖分の含まれていない物をおすすめします。自分で作る場合は、小松菜やほうれん草等を入れたスムージーはいかがでしょうか。
繊維を取る事もできますし、メインの食事の前に少しお腹を満たしておけば、食べ過ぎを防ぐ事ができますよ。
食事前の豆乳で脂肪燃焼をサポート
野菜ジュースは苦手、スムージーは苦みや臭みが苦手でどうしても飲めないという場合は、豆乳をおすすめします。
豆乳の大豆たんぱく質を食事の前に摂取しておく事で、脂肪燃焼効果を期待できます。また、豆乳に含まれる大豆イソフラボンには、脂肪の吸収を抑えてくれるという効果が期待できるのです。
この2つだけではなく、大豆サポニンという成分には糖質の代謝を促進しつつ、満腹中枢を刺激、そして食べ過ぎを防ぐという効果もあります。
食事をする30分~40分程前に豆乳を飲んでおくといいでしょう。豆乳は、お腹が弱い場合は成分調整豆乳、気にならないのであれば無調整豆乳をおすすめします。
お酒は食事中に飲むように
空腹のままで食事の前にお酒を飲んでしまうと、酔いやすくなってしまう為に身体にもあまり良くありません。それに、お酒の種類によっては、脂肪の代謝を抑制してしまうのです。
太りやすいお酒は例えばビール、日本酒、梅酒や酎ハイ、ワインです。ビールはアルコール以外にもたんぱく質や、糖質が含まれています。こうした醸造酒は、蒸留酒より太りやすいといわれています。
お酒を飲むのであれば、ある程度食事でお腹を満たしてから、少量ずつ食事と共に楽しみましょう。または、比較的太りにくいお酒を飲むようにしましょう。
太りにくいのは、焼酎やウイスキー、ブランデーといったお酒です。これら蒸留酒は、たんぱく質や糖質を含んでいません。
冷えを予防して代謝UP
身体が冷えてしまえば、体内の血液循環が滞りがちになります。そうすると代謝率が下がってしまうのです。
なるべく冷たい食事は避けて、鍋等の温かい食事を摂るといいでしょう。飲み物も暖かいお茶にする、お酒も温める事がおすすめです。
冷え予防に良いのは、たんぱく質を摂取する事です。肉や魚、そして豆類といったたんぱく質をしっかりと摂りましょう。
それから酢の物は血液循環の効果があるといわれています。そういった食事を中心にする事もおすすめですよ。
しっかり噛む事
早食いは胃腸にも負担がかかりますし、何より太りやすくなる原因ともなります。食事の際にはしっかりと、1口20~30回は噛むようにしましょう。
よく噛んで食べる事で顔の筋肉を鍛える事ができますから、頬や顎に脂肪がついてしまうのを防げます。
また、よく噛むという事はそれだけ食事の時間もゆっくりになります。そうすると腹八分目までで食事量を抑えられるので、食べ過ぎを防げるのです。
食事を噛む際には、左右のどちらか片方だけで噛む事は止めましょう。片方でばかり噛んでいると、顔の骨格が歪みやすくなってしまいます。
左右均等に美しい顔を保つ為には、左右で噛みながら前の歯でも噛む事が一番いいでしょう。
夜中に食べない事
年末年始がお休みの場合は、ついつい夜更しをしがちになってしまいます。しかし夜中や寝る前の食事は、太りやすい身体を作ってしまうのです。
食事をしてからそのまますぐに眠ったとしましょう。そうすると、いくら寝ている間もカロリーを消費しているからと言って、食事をした分のカロリーはそのまま余ってしまいます。
使用されなかったカロリーは、そのまま脂肪になって体内に蓄積されてしまい、これが太る原因となります。
年末年始に実家や田舎へ帰った際も食事の時間を崩す事はせず、出来れば20時~21時までに食事を済ませておきましょう。
それからお風呂に入って22時、23時頃に眠れば、その頃には幾分か食事のカロリーも消費されているはずです。
食べる量はいつも通り
年末年始だからと海の幸山の幸をふんだんに食べるのもいいでしょう。しかし、いつもより食べる量を増やせば、急激に太りやすくなってしまいます。
例えば揚げ物は週に何回、または1回の食事でいくつまでと決めておくか、毎日何カロリーまでの摂取量かというように、食事量を予め決めておきます。食べる量をいつもより多くしないように気を付けるだけでも、正月太りを防ぐ事は出来るのです。
特に年末年始に食べる事の多いお餅は要注意です。美味しいですし、お雑煮にすると更に食べやすくなりますが、1日に1~2個までと決めておくといいでしょう。もしも沢山食べてしまったならば翌日のお餅は控える、というように調整しましょう。
また、おせち料理は和食なので低カロリーだと思って食べ過ぎると、痛い目を見る事になります。
例えば栗きんとんは1~2粒で100Cal以上、伊達巻きならば小さい2切れ程で80Cal前後です。黒豆や煮しめといったおせち料理の食材も、考えているよりも結構カロリーが高いのです。
カロリーばかり気にしていては食事も美味しくならないと思いますが、一度に沢山食べるのだけは控えましょう。
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お酒は食事中に飲むように
冷えを予防して代謝UP
しっかり噛んで食べ過ぎを防ぐ
夜中には絶対に食べない事
食べる量はいつも通り
食事制限だけでダイエットをするという事は、非常に難しいのでおすすめしません。
食べ過ぎたと思った時は、軽くでもいいのでウィーキング等の運動をしましょう。そしてご紹介したように食事の方法に気を付ける事で、より正月太りから逃れる事ができます。
美味しく食べて健康的に、そして急激に太ってしまい体型が変わる事を防ぎましょう。
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