いい人をやめる方法や習慣、心構えを身につけて他人からの評価を気にせず、自由に生きてみませんか?
「嫌われるのが怖くてやりたくない幹事を請け負ってしまう」「言いたいことが言えない…」そう悩んでいるなら、いい人をやめてしまいましょう。
今のあなたは周りの人にとって“都合のいい人”になってしまっているのです。そんな自分を変える方法をご紹介します。
いい人をやめる9つの方法
いい人はメリットだけではないと気づく
いい人という言葉の中には“優しくてみんなの嫌なことをしてくれる”とか、“無茶な仕事を押し付けられても文句を言わない”といった意味が隠れています。
自分から好んでいい人を演じているかもしれません。でもこういったいい人は、“扱いやすくて都合のいい人”だと軽んじられやすいのです。
いい人は敵を作りにくい反面、デメリットが大きいことに気づきましょう。この気づきが、あなたが今、無理をして演じているいい人をやめるきっかけとなります。
いきなりではなく徐々に変化していく
いい人をやめるときは、いきなり明日からやめるのではなく、徐々に変化していってください。急にいい人をやめると周りの人からの反感を買いやすいためです。
例えばこれまで頼まれごとを10個全て引き受けてきたのなら、8個だけ、6個だけというように、少しずつ相手の無茶な要求を飲む機会を減らしていきます。
自分だけではなく、周りの人にも“今までなんでもかんでも受け入れてきた人”という印象から、“必要なお願いだけ聞いてくれる人”に慣れてもらいましょう。
親切心を出すのは自分に余裕のあるときに
いい人になってしまう原因に多いのが、「好かれたい」という気持ち。仲間外れになりたくないから、褒められたい認められたいからいい人を演じてしまいます。
自分が無理をしてでも他人に親切にするのは、なんらかの見返りが欲しいからです。でもこれからは、見返りを求めて人に親切にするのはやめましょう。
親切心を出すのは自分に余裕のあるときだけ。「手を貸した方が後で気持ちがモヤモヤしないかな」とか、「今ちょっと余裕があるから手伝おう」と思えるときだけでいいのです。
無理だと思ったことは正直に伝える
忙しくても頼まれるとNOとは言えない、嫌なことでも押し付けられると断れない。そんないい人をやめるには、無理だと思ったことは正直に伝えるという方法がおすすめです。
頼まれごとを断っても嫌われない人はいます。それは言い方がとても上手だからなのと、全て断るのではなく出来ることは請け負うように譲歩しているからでしょう。
「今、10件くらい案件を抱えているから全部は引き受けられないけれど、2件だけなら…」など、出来ることと出来ないことを線引きして伝えると揉めません。
相手に対し不快に感じたら怒ってもいい
いい人は相手に怒られたくない、嫌われたくないからと不快なことを言われても笑ってごまかしてしまいます。でも嫌だったら怒ってもいいのです。
怒らなければ、相手は「こいつにはなにを言ってもいいんだ」と勘違いをして、あなたに対して舐めた態度を取る。これがますますいい人を疲れさせてしまいます。
これだけは許せないと思うことを言われたときだけ、ビシッと「そういうことは傷つくのであまり言わないでください」と注意するようにしましょう。
苦手な人が出来てもフラットに対応
いい人は、自分が苦手だなと思う相手に対して妙に身構えてしまいます。そして相手に嫌われないようにと要らない気を遣っては心が疲れてしまうのでしょう。
苦手だと感じる相手が出来たとしても、フラットに対応してください。「相手は私のことをこう思っているかも…」なんて先回りしてネガティブな想像をしなくてもいいのです。
「世の中には色んな人がいる、自分と価値観の合わない人がいてもしょうがないこと」だと思い、必要以上に苦手な人を気にしないようにしてください。
自己肯定感を上げて自信を持つ
自分と他人を比べては劣等感に苛まれるいい人は、そういったことから自己肯定感も低い場合が。いい人をやめるためにも、自己肯定感を上げて自信をつけることが大事です。
自己肯定感が低いままだと、いい人をやめようと思っても「でも嫌われたらどうしよう…」なんてマイナス思考に捉われてしまい、なかなか自分を変えられません。
人に認めてもらって自信をつけるのではなく、自分で自分を褒め、認めること。小さな成功体験を積み重ねていくことで自己肯定感を高めましょう。
例え嫌われたとしてもあまり気にしない
いい人は他人からの評価を気にしすぎです。例え嫌われたって、そんなに気にしないでスルーできるようにならないと、いい人をやめるのは難しいでしょう。
まずは嫌われる勇気を持つこと。100人全員に好かれる人はいません。100人のうち、1人か2人には「どうしてあんな奴が人気なんだ」と妬まれ、嫌われることもあります。
自分がどう頑張っても嫌われるときは嫌われる。そうやって思っておくと、いい人をやめて自分の好きに生きてみようという気になれるのです。
いい人ではなく素敵な人を目指す
いい人は、「無理なお願いを聞いてくれる都合のいい人」「悪口を言っても怒らないどうでもいい人」になってしまうだけ。いい人ではなく、素敵な人を目指してください。
素敵な人とは例えば自分の考えをしっかりと持っている人、他人の評価に流されない自立した人、自分のやりたいことに対する実行力がある人です。
周りの人が「お手本にしたい」と尊敬するような素敵な人を目指していけば、あなたもただのいい人から愛される人になれるでしょう。
いい人の評価と引き換えに他人の人生を歩んでいる
急にいい人をやめたりせずに徐々に変わっていく
本当に自分に余裕のある時だけ親切に対応していく
無理だと思った事は正直にできないと相手に伝える
不快な対応をしてくる輩にははっきりと意見や注意をする
苦手な相手にはフラットな対応でなるべく関わらない
小さな自信を少しずつ積み重ねて自己肯定感を上げる
相手に縛られるくらいなら嫌われても大丈夫と思う事
都合のいい人をやめて素敵な人を目指して生きる
いい人のままでは周りから舐めた態度を取られたり、都合よく使われることも少なくありません。いい人はデメリットが多いのです。
嫌われたくないからと無理をしていい人を続けるのはもうやめにしましょう。いい人をやめるのは怖いことではありません。
いい人をやめるかわりに素敵な人を目指すことで、あなたは今まで以上に周りから好かれる人になれます。
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