言い訳をする人の心理特徴に、あなたも思い当たるところがあれは要注意!言い訳がましい性格は嫌われる原因になります。
都合が悪いことがあれば「だって」、「でも」なんて言い訳をして自分を正当化することは、相手に良くない印象を与えてしまうのです。
どうして素直に自分が悪いと認められないのか、言い訳をする人の心理特徴から探りましょう。
言い訳をする人の7つの心理特徴
気が弱いので失望されることが怖い
気が弱く、人見知りなところがある。人間関係を築くことが苦手。こういったタイプの言い訳をする人は、周りの人に失望されたくなくて言い訳をします。
「そんなつもりじゃなかったんです」、「今まで注意されたことがなかったので…」なんて自分を正当化する言葉で、自分の評価を守ろうとしているのでしょう。
言い訳をしている本人も、自分が言っている言葉は言い訳でしかないとわかっています。しかしどうしても自分のことを嫌ってほしくないから、言い訳を重ねるのです。
自分勝手で開き直っている
普段から自分勝手な行動や言動が多い言い訳をする人は、開き直っているからこそ平気で言い訳ができるのです。誰に何を言われてもなかなか反省しません。
このタイプの言い訳をする人は、責任感がありません。その上、図々しくて自分さえよければ他人のことはどうでもいいと感じているところがあります。
今までそういった態度でも何とかなってきたので、他人に責任を押し付けて自分へのお咎めは有耶無耶にして、責任から逃げてしまう癖がついているのです。
無駄にプライドが高く恥をかきたくない
プライドが高い特徴のある言い訳をする人は、恥をかくのが嫌なので言い訳をして自分の立場を守ろうとします。このタイプの人は自分を特別視しているところがあります。
「自分は周りの人間とは違う」と周りを見下していたり、「自分は高い能力を持っている」という強い自信があるので、指摘されることが受け入れられません。
指摘を受け入れれば、プライドが壊れ自信を失ってしまう。それに「自分がまさかそんな失敗をするはずがない」という慢心の気持ちから、言い訳をして自分を正当化します。
傷つきやすいから怒られることが嫌い
心が弱く傷つきやすいタイプの言い訳をする人は、怒られることに強い恐怖心を持っているところがあります。怒られることが怖いので、つい言い訳をしてしまうのでしょう。
こういった特徴のある言い訳をする人は、とても臆病な性格をしています。怒られることにトラウマがあったり、精神的に未熟な部分が目立つのです。
一言でいえば、ショックを受けやすい人。ちょっとしたことでも動揺してしまうので、自己防衛本能から無意識に言い訳をしている場合もあります。
損得勘定があり自分だけ損をしたくない
損得勘定で生きている言い訳をする人は、損をすることに対して非常に敏感です。だから自分1人だけが指摘されると、つい言い訳という反論をしてしまうのでしょう。
「どうして私だけに言うんですか?他の人も同じことしてるじゃないですか」なんて言葉で、自分以外にも責任を押し付けようとすることがあります。
このタイプの言い訳をする人は、口が達者な特徴があるのです。のらりくらりと自分を正当化しつつ周りに責任転嫁するという、ちょっと厄介なタイプですね。
心理的リアクタンスが関係している
今からお風呂に入ろうかな、宿題をしようかなと思っているときに、家族から「早くお風呂に入りなさい」「早く宿題やりなさい」と言われたことってありませんか?
そんなときって「言われなくても、今からやろうと思っていたのに」という気持ちから、つい「うるさいな!」と怒ってしまったり「面倒くさくなった」と気力がなくなりますよね。
これは心理的リアクタンスが関係しているのだといわれています。リアクタンスという言葉の意味は“抵抗”、つまり抵抗心が言い訳をさせていると考えられます。
大体の人間には、「自分のことは自分で決めたい」という欲求があります。その欲求を他人に押さえつけられたり、奪われたり、無理強いされると抵抗したくなってしまうのです。
言い訳をしている本人としては、ほぼ無意識の反応といっていいでしょう。でも周りからするとその態度が「往生際悪く、言い訳をしている」と感じるきっかけになります。
セルフ・ハンディキャッピングによるもの
セルフ・ハンディキャッピングとは、例えばテスト前に「全然勉強してないから自信ないな~」なんてことを、わざと言ってしまう心理です。
「もしも全力を出しても思っていたような結果が得られなかったら…」という不安な気持ちから、事前に「これは無理だな」と言い訳をしておくことで、ショックを和らげています。
セルフ・ハンディキャッピングが多い人は、自信がありません。だから常に最悪の事態を考え過度に期待をしないことで、自分の心を守ろうとしているのです。
失望されるのが怖く必死に正当化しようとする
責任から逃げることに抵抗がなく開き直る
プライドだけは無駄に高く恥をかきたくない
怒られる事を非常に嫌い自己防衛から言い訳する
損得勘定が強く働き自分だけ損はしたくない
心理的リアクタンスによる抵抗心が出ている
セルフ・ハンディキャッピングで防衛している
言い訳をする人はプライドが高かったり、人から嫌われることを恐れていたり、抵抗する気持ちからつい言い訳をしてしまいます。
責められたときに自分を正当化しようとするのは、自分の心や立場を守るため。でも周りからすると「往生際が悪い」と感じてしまうのです。
「だって自分は悪くないもん」なんて言い訳ではなく、「こういうことだからこうなんです」と理由を伝えられる人になりましょう。
あなたにオススメの関連記事
[like]