自己中な人の心理特徴は、本当に自分勝手!いつも自己中な人に迷惑をかけられているあなたにおすすめの対処法をご紹介します。
他人の失敗はしつこいくらい責めるのに、自分の失敗は絶対に認めない。人の話しを聞かないなど、自己中な人って関わると碌なことがないですよね。
職場の人や恋人、友人関係にいる自己中な人の心理特徴を知ることで、トラブルに巻き込まれない対処法が身に付くでしょう。
自分勝手で自己中な困ったさんの心理的特徴8つ
自分と他者になにかと順位をつけたがる
「Aさんは美人だけど彼氏なし、私は彼氏がいるから私の方が勝っている」といったように、自分と他者を比べたがる、いわゆるマウンティングを取ろうとする人がいますよね。
自分が誰かよりも優れていたい、優位でありたいという心理からこうした発言が出るのです。
とても仲の良い友人に対しても「○○ちゃんは勉強が出来るけど××が出来ない、私は××が出来るから○○ちゃんより上だ」と見下したような考え方を持つ場合があります。もしも周りにこうした自分と他者を比べたがる人がいれば、要注意ですね。
どんなに仲良くなれても、「この人はちょっと信用できないな」と思ってしまう事があるでしょう。
突拍子もなく思い付きで先々行動したがる
突発的な思い付きで行動してしまう、物事を急ぎたがる人は、自分勝手で自己中な所があると言えます。
自分1人だけでその思い付きを実行するならばいいのですが、こういった人は大抵他者を巻き込みたがります。仕事でも私生活でも、こうして他者を急かして自分の思い付きに巻き込みたがる人は、KY、いわゆる「空気が読めない人」です。
常に自分を中心とした考え方なので、自分以外の気持ちや都合を後回しにしてしまうのです。
すべてにおいて損得勘定が激しい
アレをしたら自分が損をするからしたくない、コレをすれば自分は得をするからやろうと言った、損得勘定の激しい人も自己中、自分勝手な人の特徴です。
人付き合いも仕事も何もかも、何をするのも自分に対しての何らかのメリットがないと動きたくないのです。周りに困っている人がいたとして、この人を助けると自分のメリットになるといった場合は、優しく声をかけて力になります。
しかしこの人を助けても時間を無駄にしてしまうだけで、デメリットの方が大きいなと思ったら、どんなに親しい相手であっても見捨ててしまう事もあるのです。
自分の利益にならない人とは付き合わないという人もいますが、これはイコールどんなに仲良くなっても信頼関係は築きにくいでしょう。
自分がした失敗はなかなか認めない
仕事でミスをして、でも「このミスは○○さんが余計な事をしたから」とか「私は悪くない、私はちゃんとやった」とミスを認めない人っていますよね。
悪いと思っていてもそれを認めれば自分が「負け」てしまうと思い、絶対に自分は悪くないと言い訳をしたり、他者のせいにしてしまうのです。
周りの人が悪い、私は悪くないといった考え方は、自己中心的な考え方の最も解りやすい特徴でしょう。
自分の話ばかりして相手の話を聞かない
1対1あるいは数人で話している時に、自分の話しばかりする人はいませんか?
Aの話題をしている最中にそれを遮って「そういえばこの前ね」とBの話題を振る人です。文章だけ見れば「話題提供をしている」と捉える事が出来るでしょう。
しかし、今までAの話しで盛り上がっていたのに、勝手に違う話題を始めてしまうと、何だか場が白けてしまう事もあります。それに大抵その時話される話題は、自分の楽しかった事、愚痴等で、聞いていていい気分になるものではありません。
これは自分が常に1番上でありたい、皆に注目されていたい、そして自己愛が強いといった心理が挙げられます。
自分の思い通りでなければ不機嫌になる
自分がしたい事が出来ない、話したい話題が出来ない、行きたい所に行けない、そういった自分の思い通りにいかないと、すぐ不機嫌になってしまいます。
ちょっとした事でも「自分の理想通りじゃない」と思って、相手にその気持ちを押し付けてしまうんですね。
そしてその不機嫌になっている自分を前面に出して、相手に何とかしてもらおう、自分の希望を通してもらおうと殆ど無意識に考えているのです。
こういった人の場合、不機嫌な態度を出しても思い通りにならないと、「○○が悪い!」と自分の希望が通らない事を責任転嫁して更に怒る事があります。
自分はわがままじゃないと思っている
自己中な人が注意されても自分勝手なところを直さないのは、自分はちっともわがままじゃないと思っているからです。
だから「勝手なことばかり言うのやめて」と周りに責められても、「勝手なことなんて言ってない!」と逆切れするのでしょう。
自分は何も悪いことなんてしていないのに、周りは弱い自分を寄ってたかっていじめてくる、そんな風に思っています。
自己中な人に「あなたはわがままで他人を困らせている」と正論を言っても、全く通じません。
頑固で自分が正しいと思い込んでいる
自己中な人はとても頑固な性格をしていて、自分が正しくて周りが間違っていると思い込んでいます。
注意されても逆切れするのも、人の話しを聞けないのも、自己中な人が自分本位だからです。
自分が一番正しいと思っていますから、ちょっとでも自分と考え方が違うと「それはおかしい」と相手を責めます。
違う価値観を受け入れられないのは、何でも自分を基準に考えてしまうからでしょう。
“自分が正しいこと”が前提にあるので、自分とは違う意見や考えには強い拒否感を持っています。
自分勝手で自己中な人の対処法
臆せず下出にでない
もしもマウンティングを取ってきたら下出にでず、スルーしましょう。真っ向勝負とこちらもマウンティングをしたり、言い返してしまえば相手は更に逆上します。イライラしても深呼吸をして、相手にしない事です。
人は無視をされる事が一番嫌いで、苦手なのです。
笑顔で「全然気にしていない」といった態度でスルーをしてしまう事で、「この人にマウンティングしても敵わない」と思わせましょう。
こちらから連絡を取らない、話しかけない
もしも話しかけてきても「すみません、今業務の事で忙しいので」と一言添えて無視しておく事です。
もしも友人知人の場合は、こちらから連絡を取らない、連絡が来ても「ちょっと最近忙しくて」と返すだけにして会話を切ってしまいます。
こうして相手から遠ざかる事で、相手はあっさりとあなたを諦めてまた別の「自分の話しを聞いてくれる人」を見つけにいきます。
相手の言いなりにならない
もしも相手から頼み事をされた時は、それをすっぱり断ってしまうか、それとも「ではこちらも」と交換条件を付きつけましょう。
相手の願いを聞く代わりに同等の願いを聞いてもらえば、多少はあなたのイライラも治まる事でしょう。
自己中な人に期待しない
そんな相手に「言えばわかってくれるはず」と期待しても、こちらが苦労するだけです。
自己中な人には何も期待をせず、「この人のこういう性格は滅多なことでは直らない」と達観しましょう。
期待しなければ、「どうしてわかってくれないの?」と落ち込むこともないですよね。
自己中な人には「いつか変わってくれる」と期待せず、あまり関わらないことが一番です。
怒りや怯えを抑えて対応する
相手は自分のことしか考えていませんから、怒るだけ無駄、怯えると更につけ込んできます。
そうならないためにも、自己中な人の前では冷静な自分でいることが重要です。
自己中な人と真剣に関わっても、こちらばかりが損をしますし、ストレスが溜まるだけです。
相手の感情に飲み込まれないように冷静な気持ちでいると、自己中な人にもフラットな対応ができるようになります。
他人と比べて優位に立とうとしたがる
思いつきで行動して周りの人を振り回す
損得勘定が激しくメリットがないと動かない
自分の失敗は認めず自分は悪くないと思っている
人の話を聞かずに自分の話ばかりしようとする
自分の思い通りにできないと機嫌が悪い
自分はわがままだとは1ミリも思っていない
自分は間違っていないと頑なに思っている
臆せず下出にでずになるべくスルーする
こちらから連絡をしたり話しかけない
相手にとって都合のいい人にならない
自己中な人が良くなると期待しない事
相手の振る舞いに怒らず冷静に対応する
もしもあなたの周りにちょっと理解し難い人がいる場合は、こうした自分勝手、自己中な考え方をしている人なのかもしれません。
触らぬ神に祟りなし、ということわざにもある通り、こちらから近寄らないようにすれば平穏に過ごせる事でしょう。
自己中な人は自分がわがままなことを言っているとか、空気の読めない行動をしているなんて自覚がありません。
「こういう人だからしょうがない」と期待しないこと、何をされても怒らず冷静でいることが自己中な人への上手な対処法です。
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