花粉症だと布団の干し方にも悩んでしまいませんか?外に干すと花粉が付いて、余計に花粉症が酷くならないか心配ですよね。
そんな毎年の花粉時期に悩む花粉症の方のために、おすすめの布団の干し方についてご紹介します。
布団の干し方を変えるだけでも、毎日辛かった鼻水や目の痒み、喉のイガイガも劇的に改善されるでしょう。
花粉時期の7つの布団の干し方
ベランダではなく窓越しに布団を干す
花粉時期に外へ出るとすぐにくしゃみが出たり、目がかゆくなってしまう重い花粉症状を抱えている人は、布団はベランダなど外ではなく家の中で干すことがおすすめです。
家の中で一番日光が入る窓際に室内用物干しを置いて、そこで窓越しに布団を干すようにします。そのときに扇風機で布団に風を送りながら、除湿器をかけてみてください。
そうすると晴れた日に外で干したときのように、布団がふかふかになっているはずです。今日は雨が降りそうだから布団を干せない…、そんなときにもやってみましょう。
外へ干さず布団乾燥機でふかふかにする
除湿器と扇風機だけでは湿気を完全に取れた気がしない…。そう感じるあなたは布団乾燥機を使ってみましょう。布団乾燥機が1台あれば年中楽に布団がふかふかになります。
ベランダが狭くて布団を干すスペースがないという人も、あれば楽ちんな布団乾燥機。種類によってはダニ取り機能がついている物もあるので、猫飼いさんにもおすすめです。
布団乾燥機を使えば、外で干したときのように布団がふっくら。価格はピンからキリまでありますが、比較的リーズナブルな物も。日光の弱い冬の時期にも使えて便利ですよ。
使わないシーツを布団にかけて干す
どうしても外へ干したい!そんなあなたは、花粉時期だけでも、使わないシーツを布団にかぶせてから干すようにするといいでしょう。それだけもかなり違いますよ。
いつも寝るときに布団へかぶせているシーツではなく、外に布団を干す用として、花粉が付いても問題のない薄手のシーツを使用します。シーツではなく大きめの布でもOKです。
シーツ以外にも花粉を防止できる布団カバーという商品もあるので、こちらもおすすめ。“花粉ガード”などの商品名で販売されていることが多いので探してみてくださいね。
花粉の飛散量が少ない時間帯に干す
花粉時期に布団を干すなら、その時間帯にもポイントがあります。外へ布団を干す場合には、なるべく花粉の飛散量が少ない時間帯を選んで干すようにしてください。
1日のうちで湿気も少なく布団を干すのにぴったりな時間帯は、朝の10時~昼14時の間。しかし昼頃は花粉の飛散量が多くなりやすい場合があります。9時~11時頃に干しましょう。
「布団って長く干している方がふかふかになるんじゃないの?短くない?」と思うかもしれませんが、実は長く干していればそれだけ花粉も大量に付きやすくなるのです。
また、布団の種類によっては長く日光に当てていると傷んでしまうことも。木綿わた、合成繊維の場合は裏表合計2~3時間ほど、羊毛は裏表で1~2時間干すといいでしょう。
ちなみに大量の花粉が飛びやすいのは雨の翌日、気温の高い日など。雨の翌日は「せっかく晴れたんだから」と布団を干したくなると思うでしょうが、別の日にした方が無難です。
花粉抗体スプレーを布団に吹きかける
外へ布団を干したあと、気になるのが「花粉時期でたくさん花粉がくっついたこの布団、そのまま家の中に入れてもいいの…?」ということ。そんなときはスプレーをしてみましょう。
“花粉抗体スプレー”という、花粉対策用のスプレーがあります。ダチョウ卵黄抽出液を配合した花粉抗体ミストにより、布団などに付いた花粉へ効果的に働きかけるのです。
無色無臭でノンアルコールにパラベンフリー。スギ、ヒノキの花粉専用のアイテムで、マスクにも使えるのだとか。布団以外にも、タオルや服など洗濯物にも使えますね。
手で布団を軽く叩いて花粉を落とす
花粉抗体スプレーを買うほどじゃない。ペットがいるから、できればあまりスプレーとかは使いたくない。そんなあなたは手で軽く布団を叩いてから部屋へ入れることがおすすめです。
布団叩きなどで勢いよくキツめに叩いてしまうと、布団にくっついた花粉が周りに飛散。しかも花粉が布団の中へと入っていってしまうかもしれないことが予想されます。
布団を叩くときは、撫でるように軽く叩くこと。手ではなく、花粉が付いてもいいようなタオルなどで、表面をさーっと拭いておくという方法でもいいですよ。
外へ干した布団の花粉を掃除機で吸い取る
花粉時期におすすめなのは、外へ干した布団に付いてしまった花粉を、専用の掃除機によって吸い取ること。これによって部屋の中に花粉を持って入ることも防げます。
布団掃除機はコンパクトな商品が多いので、持ち運びも楽々できるでしょう。なるべくふかふかの布団で寝たいから外に干しているという人には、布団掃除機がいいですよ。
機種によっては、布団掃除機にダニ取り機能がついている場合もあります。ホコリなんかも取れるので、ハウスダストアレルギーの人も持っていると安心でしょう。
ベランダに干さずに日差しの入る窓越しに干す
布団乾燥機を使って外で干さずふかふかにする
直接干さずに使わないシーツ等をかけて干す
花粉の飛散量が少ない時間を狙って布団を干す
干した後に花粉抗体スプレーなどを吹きかける
部屋に入れる前に手やいらないタオルで軽く拭く
布団掃除機で干した後に物理的に吸い取ってみる
寒い冬から暖かくなって過ごしやすい春、または暑い日々が落ち着いて涼しくなってくる秋は、花粉の飛散量が多いとされる時期です。
花粉時期だけどジメジメした布団は嫌だから、外へ布団を干したい。そんなときはご紹介した花粉対策をしてみてください。
花粉はなるべく吸い込まない方が吉。毎年辛くなる花粉時期も快適に過ごすために、布団の干し方にも気を遣ってみましょう。
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