感情的な人に多い心理特徴、よくあるのが考えて行動しない、喜怒哀楽のうちの怒りや悲しみの感情に振り回されやすいというものです。
あなたも身近にいる感情的な人に関わったことで「なんだか精神的に疲れてしまった…」と感じたことはありませんか?
ちょっと面倒くさいけど人情味も感じられる感情的な人との付き合い方もご紹介します。是非参考にしてください。
感情的な人の7つの心理特徴
考える前に感情のまま行動してしまう
感情的な人は論理的に考えることが苦手です。考えている途中で面倒くさくなって、「いいや!取りあえずやってみよう!」と行動に移してしまいます。
論理的な人からすると、感情的な人の突飛な行動は「計画性がない」と呆れてしまうでしょう。でも直観力が優れているのでいつも何とかなっているのが感情的な人の特徴なのです。
考えるよりもまず行動、とにかくやってみないとわからないというノリで生きているのが感情的な人。巻き込まれると厄介ですが、みんなを引っ張るリーダータイプでもあります。
自分に素直で好き嫌いがわかりやすい
自分の感情にとても素直なのが感情的な人。だから好き嫌いもハッキリしています。感情的な人と一緒にいると、その人の好きな人嫌いな人がすぐにわかるでしょう。
好きな人には思いっきり甘えますし、その人の言うことならちゃんと聞きます。好きな人のために尽くす献身的な部分もあるのです。
しかし嫌いな人はとことん嫌い。イライラしたら感情に任せて文句を言いますし、嫌いな人に嫌われても別にいいとさえ思っています。
気分屋で喜怒哀楽の主張が激しい
感情的な人は気分屋です。さっきまで落ち着いて過ごしていたかと思えばちょっとした言葉で怒ったり、喜怒哀楽の主張が激しいところがあります。
嬉しい、楽しいというポジティブな感情よりも、ムカつくなど怒る気持ち、寂しい、悲しいというネガティブな気持ちの方が爆発しやすいでしょう。
感情的な人は我慢しません。怒ったら「こんなに怒ってる!」と態度に出しますし、悲しいとひたすら落ち込みます。自分の感情をコントロールできない特徴もあります。
雰囲気に流されてパニックになる
自分の感情をコントロールすることが苦手だからこそ、感情的な人はその場の雰囲気に流されやすいところがあります。パニックになっている人を見ると自分も慌ててしまうのです。
普段あんなに自信満々で悪く言えば傲慢そうにも見えるのに、慌てているときはとても気弱です。「どうしよう?どうしたらいい?」と周りに助けを求めるでしょう。
論理的に考えるのも苦手なので、冷静に対処するということができないのです。誰かが冷静にアドバイスすると、気持ちを落ち着かせる流されやすさもあります。
プライドが高くてちょっと頑固
感情的な人はプライドが高いところがあり、そして人よりもちょっと頑固な性格をしています。自分の容姿や能力に自信をもっているので自尊心も高いでしょう。
プライドが傷つけられるのは、自分のことをバカにされたときです。容姿や頭脳、仕事など、自分に関わることを蔑まれると途端にヒステリックに怒りだします。
頑固なので自分を蔑んだ人が「負けました」と言うまでずっと怒ったままです。誰が何を言っても「でも私はムカついた!」と噴火し続けているでしょう。
とにかく自分の思い通りにしたい
頑固なところのある感情的な人ですから、いつでも自分の思い通りに生きたいと思っています。そして自分の思い通りにするために、他人の都合を無視してしまうこともあります。
思い付いたらすぐ行動したい、そうしないと気持ちが落ち着かないのが感情的な人です。遊びたいと思ったら結構強引に誘ってしまいます。でも本人に悪気はないのです。
感情的な人は「これをしたら楽しいはず!」と思って相手を誘っています。悪気はないのですが、空気が読めないので強引な人になってしまうのでしょう。
意外にも面倒見が良い人情家
感情的な人は自分勝手でヒステリックな部分が目立ちやすい人ですが、しかし意外にも面倒見が良く人情家なところもあります。自分の懐に入れた人はとても大切にするでしょう。
仕事でもなんでも、感情的な人はその場のノリだったり気持ちを大切にしています。困っている人がいれば放っておけませんし、力になろうとします。
リーダーシップがあるので感情的な人を頼りにしている人もいます。そういう自分を頼ってきてくれる相手の期待に、感情的な人はしっかり答えようとするでしょう。
感情的な人の上手な対処法
冷静な態度で対応すると相手も落ち着く
感情的な人は周りの人が慌てていると自分もつられて焦ってしまいますし、相手が怒っているとそれを察知してもっとイライラしてしまいます。
もしも焦ったり怒ったりしている感情的な人に話しかけられたときは、相手の感情に引きずられることなく冷静に対応しましょう。
あなたがゆっくりと落ち着いて、穏やかな対応をすることで感情的な人も少しずつ感情が落ち着いてくるのです。
会話を重ねて親密な関係になる
感情的な人は自分が気に入った相手をとても大切に思います。しかし自分が嫌だな、あんまり好きじゃないなと思えばわかりやすく冷たい対応をするでしょう。
ヒステリックだから怖い、あんまり関わりたくないと感情的な人を避けるのではなく、感情的な人と会話を重ねて親密度を上げておくことも重要です。
2~3日に1回、5分程度でもいいので感情的な人と会話をしましょう。そうすれば感情的な人は、あなたに対して好感をもち、感情的になることも減ります。
機嫌が悪そうなときは話しかけない
なんだかイライラしていて機嫌が悪そうなとき、そんな場合は感情的な人に用事があっても話しかけないでそっとしておくことがおすすめです。
機嫌が悪いときに感情的な人を構ってしまうと、感情的な人はこれ幸いとあなたに自分のイライラをぶつけてしまいます。
感情的な人は一体どんなことがあるとイライラするのかなど、感情的な人の精神が不安定になりやすいパターンを覚えておきましょう。
怒られてもさらりと聞き流す
感情的な人は頭で考えずに感情で動いています。だから理不尽にイライラをぶつけてくることもあるのです。あなたは悪くないのに感情的な人が怒ってきたら聞き流しましょう。
「どうして無関係なことでこんなに怒られないといけないんだろう」と真剣に捉えなくていいのです。「はいはい、また始まった」と軽く流してください。
反省しているフリをしていれば、感情的な人はすぐに怒りを納めます。反発すると更に怒って手がつけられなくなるので注意しましょう。
1対1ではなく複数で会話する
感情的な人にどうしても対応しなければいけない、そんなときはあなたと感情的な人の1対1ではなく、感情的な人対複数の人で対応してください。
自分以外の他の人もいれば、感情的な人の怒りはあなただけに集中せず、分散されます。そうすれば1人へかかる負担も減るでしょう。
感情的な人から話しかけられたら「そうですね。○○さん(感情的な人)の言う通りだと思います」と同意すると、感情的な人も機嫌が良くなります。
論理的に考える前に感情で行動してしまう
好き嫌いがハッキリしていて自分には素直
雰囲気に流されやすく感情のコントロールが苦手
喜怒哀楽の主張が激しくとても気分屋
頑固なところがありプライドが高め
自分の思い通りにならないと落ち着かない
プラス面に作用すれば面倒見が良い人情家に
相手に呑まれずに冷静な態度で接する
会話を重ね親密度をあげ機嫌が悪い時は避ける
怒ってきても聞き流し1対1で聞かず複数で会話する
会社、取引先、家族や友人関係、そして恋人。感情的な人はいろんなところにいます。そんな相手には聞き流す、冷静に対応する方法がおすすめです。
感情的な人に一方的にイライラをぶつけられて「また理不尽な目に遭った」と落ち込むこともあるでしょう。しかし気にしないでください。
相手は気分で動いていますし、深く考えていません。そのとき怒っていても、翌日になれば機嫌も直っていつも通りの対応をしてくれるでしょう。
あなたにオススメの関連記事
[like]