コグマダイエットは韓国発祥のダイエット。コグマとは動物の熊のことではなく、韓国語でサツマイモと言う意味なのです。
美に関心の高い韓国のコグマダイエットで、簡単で続けやすく美味しいダイエットを始めてみませんか?
コグマダイエットで得られる美容効果や正しい方法を詳しくご紹介します。美に関心のある女性は必見です。
コグマダイエットとは?
コグマダイエットの“コグマ”とは動物の小熊でも、寝不足のときに目の下にできる隈のことでもありません。
“コグマ”は韓国語で食べ物のサツマイモのこと。煮ても揚げても美味しい、赤紫の皮に包まれたあのサツマイモを指します。
コグマダイエットは韓国発祥
コグマ(サツマイモ)ダイエットは、韓国発祥のダイエットです。少女時代のソヒョンさんが試したことにより、韓国のみならず他国でも話題のダイエットとなりました。
韓国といえば世界中でもトップクラスで美意識の高い国としても有名。そんな国発祥のダイエットということで、日本でも人気が高まっているダイエットなのです。
サツマイモは100gおよそ130kcal
お芋を使ったダイエットと聞いて不安になるのがカロリー。何だか高カロリーなイメージのある食材なので、逆に太ってしまわないか躊躇する人もいるでしょう。
でも安心してください。サツマイモは100gおよそ130kcalと意外と低カロリーなのです。しかも腹持ち抜群な食材なので、ダイエットには最適といえます。
コグマダイエットの効果
白米の代わりに食べても低カロリー
サツマイモは100gおよそ130kcal、100gといえば縦が大体10cm程度のサイズ。スーパーで5~6個まとめて袋売りされているときによく見かける大きさです。
一方で白米はコンビニでよく見かけるおにぎりサイズで大体160kcal。比べてみると、30kcalも違いがあることがわかるでしょう。
豊富な栄養素で美容にも効果が期待できる
サツマイモには豊富なビタミンやミネラルがたっぷり含まれています。例えばカリウムは排尿作用があるので、顔や体のむくみ予防効果が期待できます。
そしてビタミンCには抗酸化作用を期待できますし、ビタミンB1、B2、B6にナイアシン、パントテン酸、葉酸といった成分も健康的な体、綺麗な肌を作るのに欠かせません。
食物繊維で便秘改善と満腹感の継続
お芋といえば食物繊維。サツマイモにも勿論食物繊維が含まれており、それによって腸内環境の改善や便秘改善効果が期待できるでしょう。
更に食物繊維には満腹感の継続効果も期待できます。満腹感が持続すれば間食も食べすぎも減らせるので、ダイエットも続けやすいのです。
コグマダイエットの正しいやり方
サツマイモの調理方法
コグマダイエットをするときのサツマイモの調理方法は、蒸すもしくは焼くこと。蒸す場合はサツマイモを皮ごと洗ってから少し水気を取り、新聞紙に包みます。
そしてラップで包んで竹串か爪楊枝で空気穴を開けて、電子レンジ(500w)で6~7分温めましょう。一度温めてまだ硬い場合は、後2~3分程度追加してください。
少し甘味がほしい、そんなときは電子レンジで温める前に皮の上から一つまみの塩を振りかけておくことをおすすめします。
焼く場合はサツマイモを皮ごと1cm程度の厚みに輪切りをして、フライパンで焼きましょう。焼く前に下ごしらえとして、切ったサツマイモを15分程度水につけておいてください。
ただ焼いただけでは物足りない。そんなときは塩を一つまみ振りかけるか、パルメザンチーズをかけるなどしても美味しいです。
1日の食事メニュー(置きかえ方法)
コグマダイエットは主食をサツマイモに置きかえるダイエット方法です。それも1日3度の食事のうち、1度の食事の主食をサツマイモにするだけでいいのです。
例えば今まで朝にコーンフレーク、昼にパスタ、夜は白米(主食)とおかず(副食)いうメニューだったなら、そのうち夜の食事をサツマイモ(主食)とおかずにするだけです。
3食全部サツマイモではなく、3食中1食の主食のみサツマイモとなるので、食事制限ダイエットが苦手でも続けやすいでしょう。
早く痩せたい、体力的にも余裕があるという人の中には、3度の食事のうち1食全てをサツマイモのみにすることも。体調と相談しながらどちらの方法にするか決めてください。
食べると良い時間帯や食べる量
主食をサツマイモに置きかえるコグマダイエット。置きかえを行うベストな時間帯は夜。夕食時に主食をサツマイモに置きかえるか、サツマイモを夕食1食分にしましょう。
夜は代謝も落ちていますし、食べすぎると翌朝むくみが出てしまう人もいます。夜に置きかえして摂取量を抑えることで痩せやすくなるので、置きかえは夜に行います。
食べる量ですが、1食分の主食のみをサツマイモに置きかえる場合は1本のサツマイモを。1食全てをサツマイモにするなら1~2本のサツマイモを食べることがおすすめです。
ダイエット期間について
置きかえダイエットは主食または1食分を別の食事に置きかえるという方法なので、6ヶ月、1年と長期間続けると体調に支障を来たす恐れもあります。
健康のためにもなるべくであれば、2週間以内という短期間集中型ダイエットとして行うといいでしょう。
1食分の主食のみをサツマイモに置きかえるなら2週間程度、1食全てをサツマイモに置きかえるなら3~5日までの短期間をおすすめします。
飽きたときに試したいアレンジ
基本のレシピに飽きてしまったときは、アレンジして味に工夫をつけましょう。中でも食べ応えのあるチーズグラタンと、サツマイモスイーツのレシピをご紹介します。
チーズグラタンレシピ
- サツマイモ 1本
- 納豆 1パック
- レタス 2~3枚
- ハム 1~2枚
- スライスチーズ 1~2枚
- 粉チーズ 適量
- お好みでクリームチーズ1~2個
作り方
① 厚み10mm程度に輪切りしたサツマイモをラップで包み、電子レンジで2~3分温めて半分の身をほぐして耐熱皿へ入れます。
② 付属のタレを混ぜた納豆をサツマイモの上に乗せ、スライスチーズと適度な大きさにカットしたハム、もう半分のサツマイモ、レタス、粉チーズを乗せましょう。
③ それをトースターで8分程度温めると、たっぷりチーズを使っているのに通常のグラタンより低カロリーなほくほくサツマイモグラタンの完成です。
サツマイモスイーツ(蒸しパン)
- サツマイモ 1~2本
- 牛乳 30ml
- 卵 1個(Mサイズ)
- 薄力粉 50g
- ベーキングパウダー 小さじ1
作り方
① 3等分したサツマイモをアルミホイルで包んだら、トースターで約15分温めましょう。そして2つのサツマイモをボウルの中でほぐし、残りの1つは1cmサイズにカットします。
② ボウルの中でほぐしたサツマイモに溶き卵、牛乳を適量を入れます。そして振るいを使って薄力粉とベーキングパウダーを入れた後、1cmサイズにカットしたサツマイモを入れます。
③ 混ぜ合わせたら市販のカップケーキ型に半分以上の量を入れていき、電子レンジ(500w)で3分程度温めればサツマイモ蒸しパンの出来上がりです。
コグマダイエットの注意点や口コミなど
注意!皮ごと食べること
サツマイモの皮にはアントシアニンというポリフェノールが含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用、肌の老化防止効果が期待できるので、皮ごと調理しましょう。
サツマイモを皮ごと食べるときは十分に水洗いをすること。とくに泥がついていたときは、念入りにサツマイモの表面を洗って汚れを落としてあげてください。
口コミ 2日で1kg痩せて便秘改善した
2日後のデートのために少しでも顔のむくみを取り、便秘改善をしてそのついでに体重も減らしたいと思ってコグマダイエットを行いました。
2日とも、3食のうち夜の1食の主食である白米を1本のサツマイモに置きかえて、副食は温野菜サラダ。その結果2日で1kg痩せてむくみも取れ、便秘改善もできました。
口コミ 腹持ち抜群で1週間で3kg痩せた
サツマイモはどんなダイエット食品よりも腹持ち抜群。1日3食のうち、夜の1食分をサツマイモのみにして2週間過ごしました。その結果3kg体重が落ちたのです。
運動はせず食事制限だけのダイエットなのにこんなに短期間で痩せたのは初めて。しかも肌荒れもなし、腹持ち抜群なので過食によるリバウンドもありませんでした。
コグマはサツマイモで韓国発祥のダイエット
低カロリーで白米の代わりにもOK
栄養が豊富で綺麗なお肌にも期待できる
満腹感もあり食物繊維も多く腸にも優しい
サツマイモの調理は焼きか蒸し
基本的に1日3度の食事のどれかに置き換え
夕食を置き換えるのがベストの時間帯
長期に続けず2週間程度の短期ダイエット
注意点としてしっかり洗浄し皮ごと食べるのが良い
腹持ちもよく便秘改善も助け体重が落ちた報告も
置きかえダイエットは辛い、続けるのが大変、味に飽きやすいというネガティブなイメージを払拭するほど、簡単で続けやすく効果が期待できるでしょう。
短期間で楽して痩せたい、運動せずに食事制限だけで痩せたいと思っている女性は、是非コグマダイエットをお試しください。
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