プライドの捨て方のコツを習得できれば、無駄に高いプライドのせいで窮屈な思いをすることがなくなります。
例えば仕事で自分のミスが発覚したときに、謝罪よりも言い訳の言葉が先に出てきてしまい、変な空気になったことはないですか?
無駄に高いプライドがあるから、自由に生きられないのです。プライドの捨て方を覚えてもっと楽になりましょう。
プライドの捨て方の9つのコツ
自分の欠点について自覚しておく
プライドが高い人は自分を過大評価しがち。だから他人の欠点にはすぐ気が付くのに、自分の欠点については指摘されても見ないフリをしてしまいます。
無駄に高くなってしまったプライドの捨て方のコツとして、欠点をよく自覚しておくという方法があります。自分の苦手なこと、ダメなところを客観的に考えてみましょう。
「私は人より優れている」と周りを見下すのではなく、「自分はそこまで大した人物じゃない」と自覚していれば、変なプライドから見栄を張ることもやめられます。
できないなら強がらず正直に言う
仕事で相手から無茶な要求をされたときに、「それはできません」と断れないのがプライドが高い人の特徴。プライドを捨てるなら強がらず正直に「できない」と言いましょう。
せっかく周りの人が「良かったら手伝うよ」と申し出てくれたのに「1人で大丈夫です」と言ってしまう。わからないことを「わかりません」と言えなかったことはないですか?
プライドが邪魔をして断れなかったり、助けを求められなかったり、素直になれないのです。できないことをできないと言っても恥ずかしいことではありません。
アドバイスされたらその通りにしてみる
プライドが高い人は、他人からアドバイスをされることが大嫌い。自分の考え方を否定されたような気持ちになるので、役立つアドバイスであっても聞き入れません。
高いプライドを持ったままでは、周りから疎まれるだけ。アドバイスされたら「余計なことを言わないで」と邪見にするのではなく、その通りにしてみてください。
「ちょっと自分の価値観に合わない…」なんて思っても、とりあえず言われたままやってみましょう。本当に自分に合うか合わないかは、試してから判断するべきです。
自信がなくても予防線を張らない
人前では自信満々に見せているけれど、実は自信がないのがプライドが高い人の特徴。自信の無さから予防線を張ってしまう人は、それをやめましょう。
部下を飲みに誘ったときに断られたら、つい「まぁこっちもそんなに暇じゃないしね」なんて強がるなど、自分のプライドを傷つけたくなくて予防線を張っていませんか。
「本気出したら余裕だけど疲れてるからやらない」など、自分や周りに“できなくても(無理でも)仕方ない”と言い訳することをやめるだけでも大きく変わります。
完璧主義を捨てて過程を重視する
プライドが高い人は完璧主義なところがあるので、過程よりも「自分は如何に失敗せずできたか」を重視します。この完璧主義を捨てれば気持ちも楽になるでしょう。
ちょっとからかわれただけでイライラしてしまうのも、失敗に対して言い訳してしまうのも、プライドが高いから。しかしこのプライドの高さは生産性を低下させる原因となります。
結果も大事ですが、過程も重視しましょう。どんなに失敗してもそれを糧にして挑戦し続けていれば、人として成長できる他に強い心を手に入れられるのです。
無理だと思わず難しいことに挑戦
失敗して馬鹿にされるのが怖いから、プライドを傷つけたくなくて、自分ができないことには挑戦しないのがプライドが高い人の特徴。無理だと思わないでやってみてください。
断られることを恐れないで好きな人をデートに誘ってみるなど、今まで関わりのなかった世界に飛び込んでみることがおすすめ。失敗してもそれは恥ずべきことではないのです。
絶対に失敗すると思うようなことも敢えてやってみると、失敗が恥ずかしく思わなくなります。自分は何がどこまでできるのかをしっかり自覚することも大事ですよ。
過去の栄光に縋らないこと
有名大学に通っていたとか、昔はどれだけモテていたとか、そういった過去の栄光に縋ってばかりはやめましょう。過去ではなく、今を生きることで余計なプライドを捨てられます。
「私は学生の頃すごくモテていた。だから婚活に必死にならなくても楽に結婚できる」とか、「俺は勉強ができたから努力しなくても仕事もできるはずだ」なんて思ってませんか?
過去の栄光にばかり縋っていると、どんどん自分の後ろから来た人に追い抜かされますよ。今の自分はどうなのか、どうするべきなのかを考えてください。
自慢話しはせず他人を褒める
本当は気が弱くて不安感の強いプライドが高い人は、自慢話しで虚勢を張っています。この自慢癖をやめることで自然と不要なプライドを捨て去ることができるのです。
周りの人と自分を見比べて、自分が自慢できるようなところがあれば無理やりにでも話しに割り込んで自慢をしだす。これでは周りの人からも鬱陶しいと思われてしまいます。
自慢をするかわりに他人を褒めましょう。プライドから「褒めるなんて負けを認めたみたい」と悔しく感じるかもしれません。でも褒めれば感謝され、愛されるようになりますよ。
嬉しい楽しい気持ちを素直に表現
世間で話題の映画に対して実は気になっているのに批判するなど、感情表現が天邪鬼なのもプライドが高い人の特徴です。プライドを捨てたいなら素直に感情表現してください。
感動する話しを聞いたなら「すごく感動した!」と口に出す、嬉しいとか楽しい気持ちになったときは、身振り手振りも交えてその感情を表に出すのです。
疲れたら「ちょっと疲れたな…」と言えば、誰かが助けてくれるようになるかも。素直に感情表現すると、周りの人を味方につけることもできるでしょう。
自分のダメな所や欠点をきちんと自覚しておく
できない事を隠したり恥ずかしがらず正直に言う
アドバイスは一度飲み込んで言われた通りしてみる
自信のなさを悟られないために予防線を張らない
完璧主義はやめ結果よりプロセスを楽しんでみる
異なる分野や難しい事に挑戦して失敗してみる
過去の栄光にすがることは成長を止めていると知る
自慢話ばかりせずに他人の良い所を見つける
嬉しいと思ったら自分に素直に表現してみる
プライドの捨て方として、まず自分の弱い部分や欠点を自覚すること。強がらずできないことはできないと言うことが大事です。
嘘をついたり、過去の栄光に縋って自慢ばかりしてしまう。そんな自分を変えたいなら余計なプライドは捨てましょう。
他人を褒めたり、気持ちを素直に表現する。難しいことに挑戦していくことで、プライドでがんじがらめになることをやめられます。
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