話し方で得する人の特徴を自分に取り入れて、今日からあなたも周りの人を幸せな気持ちにする、素敵な話し方が出来る人になりましょう。
会話していて「この人と話すのすごく楽しいなぁ」としみじみ感じる人っていませんか?それはその人が雰囲気のいい話し方が出来るからです。
いつも余計な一言を言ってしまう人、会話下手な人は、話し方で得する人の特徴から人に好かれる話し方のコツを掴んでください。
話し方で得する人の11の特徴
相手から話し始めたときは聞き役になる
話し方で得する人の大きな特徴が、相手から話し始めたときは自分は聞き役になるというもの。相手の話を横取りしないで、ちゃんと静かに人の話を聞くことが出来ます。
こっちが話しているのに、それを遮って自分のことばかり話し始める人ってどう思うでしょうか。「どうしてこんなに話したがりなんだろう」なんて呆れませんか?
求められているのは「共感してくれる人」、「話をちゃんと聞いてくれる人」です。話したくてうずうずしても、相手が話し終えるまでは待ってあげましょう。
相手が話し終えてから質問する
会話が苦手な人や、損する話し方をする人は、相手が話している途中で質問してしまいます。でも話し方で得する人は、相手が話し終えてから質問するのです。
話しているのにいきなり割り込まれると、会話のリズムが乱れることでイライラ、モヤモヤする人は結構います。だから途中で質問をすると怒る人が多いのでしょう。
どうしても途中で質問したい場合には、相手が一瞬黙ったタイミングで「1つだけ質問してもいいですか?」と言ってから質問することをおすすめします。
余計な相づちは打たず静かにうなずく
話し方で得する人は、「なるほど」とか「わかるわかる」なんて余計な相づちを打たないで、黙って静かに「うんうん」とうなずく相づちを取ることが多いでしょう。
「なるほど」、「わかるわかる」という相づちは、相手に「聞き流されている気がする」という不快感を与えやすいのです。それよりもうなずきだけの方が好印象を与えます。
うなずきだけでは場が保たないと思ったら、「上司に怒られて辛い…(相手)」「辛いですよね(自分)」というように、相手の言葉の一部分をオウム返ししましょう。
褒められたら謙遜せず素直に喜ぶ
「その服可愛いね」とか「新しい髪型似合うね」と褒められたときに謙遜してしまうのは、損な話し方。話し方で得する人は謙遜しないで素直に喜び、そこから話しを広げます。
褒められて嬉しいけれど謙遜してしまうのは、「謙遜しないと自慢していると思われそう」と心配するからでしょう。しかし謙遜しすぎるとそこで会話が終了してしまいます。
例えば「その服可愛いですね」と褒められたら「嬉しい~!ありがとうございます。○○ってブランドなんですけど気に入ってるんです」と返してみましょう。
「そんなことないです…」「いえいえ、全然です…」なんて謙遜ばかりしていると暗い印象を与えてしまいますが、素直に喜んで会話を広げると明るい人だと印象付けられます。
誘いには即断即決ですぐ返事する
「今日仕事終わりにご飯食べに行かない?」と急に誘われたとします。このとき、話し方で得する人は「行きます」と即断即決で答えるのです。
誘いに乗るか乗らないか曖昧なまま「どこのお店?」とか「誰誘う?」とある程度話したあとで「行けるかわからない」なんて言われたら、相手は最初から言ってよとイライラします。
誘われた段階ですぐに、行けるなら「行きます」、まだ行けるかどうかわからないなら「行きたいです。またあとで予定確認して返事します」と答えることが好かれるポイントです。
内輪の話ではなく皆が盛り上がる話をする
一部の人にしか伝わらない内輪の話ばかりする人は損をしています。話し方で得する人は、内輪の話はなるべく避けて、皆で盛り上がれるような話をするのです。
もしも友達と自分合わせて3人で集まっているときに、友達2人が内輪の話を始めたら、何だか仲間外れにされているような気持ちになりませんか?内輪ネタは控えるべきです。
「この前A子さんが…」とポロッと内輪の話をしてしまったときは、その話を知らない人に「A子さんって○○な人がいて…」と軽く説明すると変な空気にならないでしょう。
自分で考えて行動、そして報告が出来る
自分で考えて仕事が出来ないで、何をするにもいちいち「これはどうすればいいですか」と細かく指示を仰ぐ。そんな部下や後輩は「指示待ち人間」と揶揄されやすいのです。
話し方で得する人は、なるべく自分で考えて行動します。そして勝手な行動だと思われないように状況を随時報告しているため、「仕事が出来る」と高く評価されます。
「○○の件、こんな感じで進めようと思いますがいかがでしょうか」と自分から意見を出し了解を得て、そのあとは定期的に「今こういう状態です」と報告するのが得する話し方です。
前置きは短め、すぐ用件を伝える
話し方で得する人は、前置きは短めにしておいて、出来るだけ早く用件を伝えます。スマートな話し方なので、話し相手にストレスを感じさせません。
相手にストレスを与えてしまう話し方をする人は、前置きが長すぎる特徴があるでしょう。いつまで経っても本題に入らないので、相手をイライラさせてしまいます。
クレームについて話したいなら「先程こういうクレームが入りました」と先に用件を伝え、あとから細かくどういう内容の話なのかを説明していくといいでしょう。
「私は止めた方がいいと思う」と自分の意見を言う
怒ったときに「あなたのために言ってる」とか、「私は別にいいけど、○○さんは怒ると思う」なんて言うのは損する話し方。得する人は自分の意見として伝えます。
話し方で得する人は、あなたのために…私はいいけど他の人はどう思うか…なんて曖昧なことを言って自分を正当化しません。「私は止めた方がいいと思う」と言います。
自分の意見で注意するのは勇気が要るでしょう。しかし「私はそういうのは良くないと思う、止めた方がいいよ」と伝えた方が、相手もすんなり受け入れられるのです。
暇アピールをするから誘われやすい
話し方で得する人は「忙しい」とか「時間がない」といった言葉を使いません。「○○したい」「○○行ってみたい」など積極的に暇アピールをしています。
人からよく遊びやデートに誘われる人は、「忙しい」「時間がない」と言えば、周りの人が遠慮して誘わなくなるということをよく知っています。
だから敢えて誘われやすいように、SNSでもどこでも「暇だよ~」「○○行きたいな~、誰か誘って~」と予定が空いているアピールしているのです。
話し始めるときは「私なんか」ではなく「私は」
「○○ちゃん細いから可愛い系の服似合うよね。私なんか太ってるからそういう服は着れないなぁ」といった自虐、聞かされる方は「面倒な人だな」とうんざりしています。
話し始めるときに「私なんか顔がでかいから…」「私なんて仕事出来ないから…」と自分を卑下するのは損な話し方です。得する話し方は「私は」から始まります。
「私は今太ってるから、ダイエット頑張って可愛い服着たいな」という話し方ならポジティブに聞こえますよね。自分下げな話し方は悪印象しか与えないので気を付けましょう。
自分の話し方が気になる方はこちらの記事も参考にどうぞ
相手の話しの腰を折らず聞き役に徹することができる
相手の話しが終わった頃にタイミングよく質問できる
うるさい相づちをせず静かにうなずきながら聞ける
褒められた時には笑顔で素直に感謝の気持ちが言える
誘いがあった時の返事のレスポンスが良く悩ませない
内輪話をせず皆が盛り上がれる話しの構成ができる
自分の考えや行動の話しで相手に興味を持ってもらえる
前置きを短く用件を伝えるので会話の展開がスムーズ
自分の考えを曖昧にはしないので相手から信頼される
暇アピールするので相手が会話の提案をしやすい
話しはじめからポジティブなので会話が弾む
前置きは短くすぐ用件を伝えるとか、謙遜しすぎないで褒められたら素直に喜ぶなど、難しいかもしれませんが挑戦してみてください。
今まで会話が原因で上手く人間関係を築けなかった人も、話し方で得する人を真似すれば、自分の味方になってくれる人が現れるでしょう。
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