青蓮院門跡の紅葉、2018年の見ごろやライトアップ情報をご紹介します。秋になると赤く染まる木々を眺め、まったりとした時間を過ごしましょう。
更に青蓮院門跡にはどんな穴場スポットがあるのか、どんな景色が見れるのかといったおすすめ情報もございます。
紅葉を見るならば是非今年は青蓮院門跡へ。ここならばあなたの見たかった景色が堪能できるでしょう。
青蓮院門跡の紅葉 2018年の見ごろ時期・ライトアップや穴場情報まとめ
青蓮院門跡の紅葉の魅力
京都市内にある青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)。こちらでは毎年見事な紅葉を鑑賞できます。
青い光に満ちた幽玄の宸殿前庭に、紅葉の反射が何とも言えない美しさの龍心池と相阿弥の庭。霧島の庭は爽やかな雰囲気でどこを切り取っても素晴らしい場所です。
明るい内に紅葉を堪能したら、是非夜のライトアップされた紅葉も見ましょう。これを見逃すのはとても勿体ないですよ!
青蓮院門跡2018年の紅葉期間・ライトアップ点灯期間・料金などの基本情報
紅葉の見ごろ時期 | 例年通りであれば10月中旬~12月上旬 |
拝観時間 | 9:00~17:00(16:30受付終了) |
ライトアップ点灯時期 | 10月26日(金)~12月2日(日) 例年通りであれば、18:00~22:00(21:30受付終了)※昼夜入れ替え制 |
開催場所 | 青蓮院門跡境内 |
マップ | |
住所 | 〒605-0035 京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1 |
料金 | 夜間特別拝観料:大人800円/小中高生400円 |
駐車場 | 境内に駐車場はありません
京都より東側からのアクセスなら、名神高速道路大津IC~5分の所にある琵琶湖岸の浜大津駅前「大津市営浜大津公共駐車場」がおすすめです 浜大津駅で青蓮院最寄り駅である東山駅へアクセスしましょう 大阪・奈良方面からの場合、中書島駅前「伏見港公園駐車場」に駐車して、京阪電車で三条駅・祇園四条駅まで行き、そこからのアクセスをおすすめします |
アクセス | ■バス 京都市営バス5・46・100系統乗車、神宮道バス停で下車後、徒歩3分程
■電車 地下鉄東西線の東山駅で下車後、徒歩5分程 ■徒歩 円山公園から徒歩10分程、知恩院北隣です。※門前の大楠が目印 |
注意点 | 今までは「知る人ぞ知る」紅葉スポットでしたが、最近ではテレビや雑誌で評判になり人気が高まりました
その為特にライトアップ時間は大変な混雑が予想されます。ライトアップ開始の30分前にはもう並んでいる程です 昼夜入れ替え制でもありますから、昼も夜も見る場合、ライトアップだけが目的の場合も、待機列に並ぶ事を覚悟しておきましょう |
HP | 青蓮院門跡HP |
青蓮院門跡の紅葉の見どころや穴場スポット
宸殿前庭(青い光のライトアップあり)
まず青蓮院門跡へ到着したら殿舎内を参拝し、その後に庭園を観賞しましょう。青蓮院門跡の庭園はどれも池泉回遊式庭園で、自由に見て周る事ができます。
例えば宸殿は桟瓦葺きの境内で一番大きい建築物です。前庭から紅葉を入れて宸殿を見ると、何とも趣がありますよ。
もちろん宸殿の外廊から外を眺めても良いでしょう。昼間は赤く色づいた紅葉やまだ少し青い紅葉の、可愛らしい姿が御覧いただけます。
夜の青いライトアップは必見
さてライトアップですが、夜になれば前庭一面が青い光に包まれます。決して派手ではなく、厳かな雰囲気がありとても神秘的な空間です。
ぽつりぽつりと点滅する様子はまるで時季外れの蛍か、もしくは夜空の星の瞬きのように感じられますよ。
早めに行って並んでおく
ライトアップはやはり、真正面から見る事をおすすめします。本堂前にある階段辺りから見るという手もありますが、宸殿の縁側からがベストです。
宸殿前庭への行き方はまず受付を済ませて殿舎へ上がったら奥へ進むだけです。
昼間に一旦来ておいて、宸殿のどの辺りが一番庭を見渡しやすいかどうか、チェックしておくのもおすすめします。時間があれば早めに行って入口に並んでおきましょう。
龍心池(りゅうしんち)の庭園
花崗岩の切石2枚で作られ、半円形の反りという特徴を持つ石橋を跨龍橋。滝を洗心滝と呼びます。
この配置により空間に広がりが出ており、龍心池の魅力を最大限に引き出しています。池の中央にある大石は、沐浴する龍の背中のようだとも言われる程、貫禄があります。
一見あまり目立たないような池に感じますが、周りの紅葉が水面に写っている景色はとても綺麗ですよ。
夜には違う世界が開きます
暗い中で池を見るなんてちょっと怖い、と思いますか?でもそんな感情が美しさを感じた時の興奮と感動に変わる程、幻想的な世界を垣間見る事が出来ます。
是非、ライトアップが始まったら龍心池へも行ってみましょう。ほんのりと優しく灯る明かりは、きっと貴方の心に強く残るでしょう。
小御所からが一推し
池の景色を更に美しく感じたいならば、小御所からがおすすめです。池の前にはどうしても人が多く集まります。ですから近くではなかなか見る事ができません。
そこを、ちょっと斜めの風景で池が見える小御所から観賞する事で、真正面から見るのとは違った池の顔が解るのです。
写真を撮るならズームレンズでズームアップして撮影しましょう。勿論最近のスマホでもズーム機能がついていますから、そういった物で撮っても綺麗に写ります。
相阿弥の庭
相阿弥の庭は、小御所の縁側から見えます。龍心池が中心にありその周囲には綺麗な紅葉が色づいていて、いつまでも見つめていたいと思う程の池泉庭園なのです。
華頂殿からも良い眺めで、縁側のギリギリの所へ立ってみると、目の前には池と庭が一度に見えるという本当に贅沢な場所です。
しかしここでもっとおすすめな方法があります。人がいないようならば縁側から少し下がってみましょう。室内の様子と奥に見える池と庭の眺めもまたいいものですよ。
空いていれば庭の前へ
閉門ギリギリの時間になればどんどん人もまばらになります。そこを狙って、今度は庭の前へと行ってみましょう。
行き方は殿舎を出たらくぐり戸を通って、明かりが所々に置いてある細道を進みます。するとすぐに相阿弥の庭を間近で観賞できる位置まで来る事が出来るのです。
池に反射している赤いツツジや紅葉の色とライトアップの光を一緒に見ていると、心も安らぐでしょう。
立ってみるよりしゃがんで見ると二重丸
後ろや周りに人がおらず貸切状態等、とても空いている状況ならば、ちょっとだけしゃがんでみましょう。
地べたに座ると他の人の迷惑になるので、あくまでちょっと姿勢を低くするだけです。すると池の後ろにある竹藪の幽玄な明かりも更に身近に感じられますよ。
立って見る景色も最高ですが、どうせだったら普段より少し低い位置から迫力ある景色を見てみましょう。
霧島の庭
小堀遠州作と伝えられている庭園内には、好文亭の裏側、山裾の斜面より一面に霧島ツツジが植えられています。
5月にこのツツジが辺り一面を紅葉のように赤く染め上げる事から、霧島の庭と呼ばれるようになりました。
相阿弥の庭園よりもあまり立体感がないのですが、しかしその分辺りの風景との調和が素晴らしい庭です。
この霧島の庭へ行くには相阿弥の庭より順路の通りに進んで行けばすぐに到着します。昼には空の青と重なる赤いツツジがとても綺麗ですよ。
夜は華頂殿から
霧島の庭へ行き間近で真っ赤なツツジを鑑賞してもいいのですが、夜ですとやはり一番美しく見えるのは、華頂殿からの眺めです。
相阿弥の庭の奥の木々の合間より霧島ツツジが見えていて、近くで見るよりも違った楽しみ方ができます。
ライトアップ時期は相阿弥の庭にも明かりが灯っているので、撮影の際もピントを合わせたりしやすいですよ。
紅葉が青い内にも行ってみましょう
葉が赤く色づく前の、青々とした葉に囲まれた霧島ツツジも、緑と赤の対比がとても美しいのでおすすめです。
まだ赤くなる前に立ち寄る機会があれば、是非その光景を見に行ってみましょう。
都会の喧騒から離れて京都の由緒ある場所で過ごす事で、日頃の疲れも落とす事が出来るでしょう。
美しい景色の中で、深呼吸をしてみませんか?是非今年の秋には青蓮院門跡がおすすめです。
あなたにオススメの関連記事
[like]