心に余裕がない人に多い心理特徴や行動パターンから、今の自分には気持ちの余裕があるかどうかチェックしましょう。
余裕がないとちょっとしたことでイライラしてしまったり、なんでもないことを自分のせいだと思い込んでどん底まで落ち込んでしまうことがあります。
「自分には余裕が足りないかも」と感じたときのおすすめの方法もご紹介します。心当たりのあるあなたは必見です。
心に余裕がない人の7つの心理特徴
短慮で効率重視な行動が多い
仕事が忙しくて寝る暇もない、そんな日常を送るせいで心に余裕がない人になると、無意識に短慮で効率重視な行動が増えてしまうことがあります。
いつもだったらじっくりと考えて決めることも、そんな余裕がないせいで浅はかになる。そうした行動が原因で仕事や人間関係で失敗してしまう人もいるでしょう。
心に余裕がある人は“今こうしたら後でどうなるか”を考えて行動します。心に余裕がない人は後先考えず、“今どうすればこれを早く終えられるか”で決めてしまっているのです。
ネガティブな思い込みが強い
心に余裕がない人は、ネガティブな思い込みに苦しむことが多いでしょう。何でもないような出来事を「自分のせいだ」と頻繁に思い込んで悩んでいるなら要注意です。
例えば友達がSNSに「はぁ~、ムカつく」なんて書き込みをしていました。これを見て「もしかして私への愚痴?」なんて考えてしまうのは、心に余裕がなくなっているからでしょう。
心に余裕がある人はなんでもかんでも自分に結びつけません。心に余裕がないからこそ、被害妄想によって他人の何気ない言葉や行動を自分への攻撃だと捉えてしまいます。
他人の何でもない失敗を許せない
心に余裕がない人は他人のちょっとした過ちを許せなくなることがあります。気持ちに余裕が持てず、満員電車の中で軽く押されただけでもイライラしてしまう人もいるでしょう。
今までだったらのほほんと笑って無かったことにできていたのに、最近それができない。それは今のあなたの心が焦りや怒りで満たされていて、リラックスする余裕がないからです。
バラエティ番組の笑い声にもイライラしてしまうようになったら、かなり疲れている状態だといえます。すぐに対策を取った方が良いでしょう。
視野が狭まり客観的に考えられない
心に余裕がなくなってくると、客観的な考え方ができなくなります。忙しさや心の疲れ、ストレスから視野が狭くなってしまい、自分中心な思考になるせいでしょう。
「自分が○○したい」という気持ちが強くなるせいで、自分の意見ばかり押し付けようとしてしまうことが増えれば要注意。余裕がなくて協調性のない人になっています。
心に余裕がある人は自分勝手な行動は控え、他人を優先することができます。心に余裕がないと、自分本位になり他人に配慮することが面倒になるのです。
無感動になり笑顔も少なくなる
心に余裕がない人は、ポジティブな感情が出にくくなってしまうことがあると考えられます。ネガティブな気持ちに支配され、無感動になり笑顔も少なくなるのです。
バラエティ番組を観ていても面白いと思えない、街中で楽しそうにしているカップルやグループを見かけると「何であんなに楽しそうなんだろう」とイライラするなら気をつけましょう。
今のあなたは心が疲れすぎていて、これまで楽しいと思えていたことがつまらなく感じるようになっています。好きなことも面倒だと思うようになる前に何とかするべきです。
人と自分を比べて不幸だと感じる
心に余裕がない人は、他人と自分を比較しては「どうして自分は○○なの?」、「なんで自分は××ができないのか」と深く悩むことがあります。
「自分はあの人よりも○○だから勝っている(負けている)」と思い、勝てない相手には卑屈になって勝てる相手には偉そうな態度になる場合もあるのです。
今まで“自分は自分、他人は他人だから比べてもしょうがない”と思えていたのにそれができなくなったのは、あなたの心が疲れきってそんな余裕がないからでしょう。
他人を批判、攻撃したいと感じる
心に余裕がなくなると、自分で自分を攻撃するのではなく、他人を批判したいと攻撃的になるタイプもいます。自分のイライラを他人にぶつけてスッキリしたいのです。
友達や同僚との会話で自分の価値観に反することを言われると「それは違う」と強く批判してしまう。自分より立場の弱い者に強く当たってしまう行動が多くなります。
八つ当たりをしても、一時的に気持ちがスッキリするだけです。まだそのままでは心に余裕がない状態なので、いつまで経ってもイライラして余計心が辛くなってしまうでしょう。
心に余裕がない人の余裕の作り方
イライラしたら深呼吸をする
心に余裕がない人は、イライラしたときにそのままの感情で行動しがち。まずは深呼吸をして気持ちを落ち着かせる癖をつけましょう。
ゆっくりと息を吐いて吸うを数回繰り返しているうちに、さっきまで抱えていたイライラも「どうしてこんなことで怒っていたんだろう」と思えるようになります。
時間があればホットミルクやハーブティーを飲んだり、ホットアイマスクをつけて休憩を取ってください。5分でも落ち着くことができれば心にも余裕が生まれるのです。
優先順位を決めながら行動する
時間がないのにあれもこれもしないといけないせいでイライラする、そんな心に余裕がない人は、優先順位を決めて行動してください。
今日やらなければいけないことの中で優先順位を決め、最も優先度の高いことからこなしていきます。優先順位が低くいつでもいいことは後回しにしましょう。
優先順位を決めることができるようになれば、時間に追われることもなくなるでしょう。そうすると毎日余裕をもって過ごせるようになります。
何も考えない時間をつくる
心に余裕がない人は焦りや怒り、不安で心がいっぱいになっています。だからネガティブな思い込みで苦しんでしまうのです。
1日のうちに何も考えない時間を設けましょう。5分でも10分でもいいので、ぼーっと過ごして自分の気持ちを癒す時間を作るのです。
好きな音楽を聴きながら目を閉じて何も考えないようにしていると、自然と気持ちが和らいできます。癒されることができれば、余裕も出てくるでしょう。
好きなもの、好きな人を増やす
心に余裕がない人は好きなもの、好きな人に対しても「面倒くさい。今そんなことを考えている余裕がない」と思い、後回しにしがちです。
しかし心に余裕がないときこそ好きなものや好きな人を作るべき。忙しいから、面倒だから、今そんな時間がないからと諦めず、色んなことに興味を持ちましょう。
「○○というバンドが好き、ライブに行きたい」と思ったら「でもお金も時間もない」と思うのではなく「○○のためにお金と時間を作ろう」と思うことでやる気も出ます。
今の状況を一旦リセットする
心に余裕がなくなっている今の状況を一旦リセットするのもおすすめな方法。あなたの心の余裕をなくしている原因を突き止めて、それから遠ざかりましょう。
例えばお金に余裕がないのに強引に飲み会に誘ってくる上司や同僚には、「本当にお金がないので」と理由を伝えてちょっと距離を置きます。
時間の余裕がないのに遊びに誘ってくる、会ったら愚痴しか言わない友人知人には「最近すごく忙しいから」と言って連絡を取らないようにするのです。
かなり強引な手段ではあるものの、しかし一番確実に自分の心に余裕を取り戻す方法でもあります。自分以外の人が原因で余裕がなくなっているなら試してみましょう。
できるかできないか、するかしないかは置いておき、「転職しようかな」「引っ越ししようかな」と考えてみるのもおすすめ。一度今の状況を壊すことで良くなる場合もあります。
効率重視な行動や考えに気持ちが支配されている
ネガティブな感情が強く何かと自分に結びつける
他人のちょっとした失敗も許せない傾向
客観的な思考ができず視野が狭くなっている
笑顔が少なくなり無感動な自分に気づけない
他人と自分を比べ幸福度が低いと感じてしまう
余裕のなさのはけ口に他人の批判をしてしまう
イラついたら深呼吸して気持ちを落ち着かせる
アレコレせず優先順位を決め一つ一つタスクを終わらす
何も考えない時間もつくり好きな事にも没頭する
今の状況を整理し一度リセットしてみる
心に余裕がない人は自分自身の仕事や恋愛、日常生活で思い悩むことがあるせいで心の余裕を失っていることが多いでしょう。
そんなときは一旦じっくりと「なぜ自分は心に余裕がない人になっているのか」と考えることも大切です。
もしも現状打破できるなら思い切って行動する、できないようなら今の生活の中で心に余裕を作る方法を試してみてください。
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