挨拶ができない人が職場など身近にいる場合におすすめの上手な接し方で、人間関係トラブルのない平穏な日常を送りましょう。
「おはよう」「お疲れ様です」などの挨拶は、より良い人間関係を構築する重要なコミュニケーション手段。なのに挨拶ができない人はそれを無視します。
挨拶ができない人は一体どんな心理特徴から挨拶しないのかを知ることで、嫌な気分にならずに接することができるでしょう。
挨拶ができない人にありがちな7つの心理特徴
嫌いな人はとことん無視する正直者
人に対しての好き嫌いが非常に激しく、人によって態度を変える挨拶ができない人は、自分が嫌いな人や気に入らない人へは挨拶しませんし、挨拶を返しません。
自分の感情にとても素直で正直者。おまけに自分に対する周りからの評価を気にしない、いわゆる「面の皮が厚い」、図々しく腹黒いタイプです。
好きな相手やお気に入りの人には自分から挨拶をしますが、ちょっとでも嫌いな人に対しては意地悪な気持ちから、わざと挨拶をしない対応を取ります。
超合理主義で挨拶を無駄だと考えている
合理主義とは、物事を理性的に考えて行動すること。常に最短距離で結果を得ようとするあまり、無駄だと思ったことはとことん省きます。
リスクを負うこと、不必要なことをして自分の損になることを嫌うため、「この人(この場面で)挨拶しても無駄」だと判断した場合には挨拶をしません。
とくに仕事が忙しいとき、気持ちが急いているときなどは挨拶しませんし、されても無視します。余裕があるときは一応挨拶を返すので、気分屋だと思われがちです。
プライドが高く、見下している人に挨拶しない
自分に自信たっぷりでプライドが高いところがある挨拶ができない人は、自分より下だと感じた相手に対してはプライドが邪魔をして挨拶できません。
「なぜ自分よりも劣っている人へ、自分から挨拶しなければいけないのか」と無意識に相手を見下し、その相手へ挨拶することを恥ずべきことだと思い込んでいるのです。
自ら挨拶をしませんが、見下している相手から挨拶をされないことにも怒りをもちます。「挨拶しないなんて非常識!」と、自分を棚に上げてヒステリックになります。
引っ込み思案で挨拶することに緊張する
人一倍引っ込み思案で消極的。人見知りでもあるので、気軽な挨拶さえも緊張してしまい、咄嗟に言葉がでてきません。挨拶したくても、挨拶ができないタイプです。
心の中ではいつも「今日こそちゃんと挨拶しないといけない」と思っています。でもいざ会社に出勤したときや近所の人に会ったとき、急激な緊張が自分を襲うのでしょう。
挨拶ができない人になっている自分を変えて、挨拶ができる人になりたいと思っています。しかし極度の緊張しいなので、なかなか思うように行動できません。
自信がなく嫌われてると思い込んでいる
過去にいじめられて挨拶を無視された経験があるなど、挨拶に対してトラウマを抱えている人は、自分に自信がないので挨拶ができない人になっています。
このタイプの人は、自分が心を許している家族や友人には気軽に挨拶ができます。その反面、会社の人や近所の人など、あまり親しくない相手には心を閉ざしてしまうのです。
「自分は相手に嫌われているかもしれない。挨拶をしても返してもらえないかもしれない。それどころか後で悪口を言われるかも」と被害妄想する特徴もあります。
人嫌いで挨拶を鬱陶しく感じている
挨拶ができない人の中には、人嫌いの度が過ぎて挨拶をしない人になっているタイプもいます。人と関わることが面倒で、孤独を好んでいるのです。
自分に自信がない訳でも、かといってそこまでプライドが高い訳でもありませんが、とにかく他人と関わることを自ら遠ざけようとします。
一部の本当に親しい相手にさえ自分から挨拶をしないところがあるので、立場が上の人が挨拶しないことを注意しようが決して聞き入れません。
挨拶に対してそこまで重要性を感じない
家族が挨拶をしない人だったなど、挨拶に対してそこまで重要性を感じないまま大人になった人の場合、「挨拶に何の意味があるの?」と本気で思っています。
おはようございます、初めまして、宜しくお願いします。こういった社会人としての基本的な挨拶さえもできないのは、どの場面でどの挨拶をするのかわからないからでしょう。
このタイプの挨拶ができない人は性格はとても素直なことが多いので、どの場面でどんな挨拶をするべきなのか教えられ、納得できればちゃんと挨拶するようになります。
挨拶しない人への上手な接し方
嫌われてると感じたらそれ以上関わらない
自分は挨拶しない人から好かれていないようだ、嫌われているのかもしれないと感じたら、挨拶しない人とはそれ以上関わるのはやめましょう。
こちらからどんなに歩み寄っても、「おはようございます」という一言さえ返してくれないのであれば、あなたが何をしても相手の心には一切届きません。
挨拶しない人が関わりの薄いご近所さんや顔見知り程度の人、または名前も知らない店員などなら、挨拶しない方が人間関係も円滑になります。
気にせず挨拶をして自分の対面を保つ
挨拶しない人が上司や同僚など会社関係の人であるならば、挨拶しない人から挨拶が返ってこなくても、気にせずに挨拶を続けましょう。
一般的には「挨拶をされたら挨拶を返す」ということがマナーです。挨拶しない人は周りから非常識だと思われますが、一方の挨拶するあなたは常識的で大人と評価されます。
挨拶が返ってこなくても、事務的で良いので「おはようございます、お疲れ様です」など挨拶することで、あなたの対面や評判を守れるでしょう。
相手が緊張しないようにこやかに接する
挨拶しない人が過度の緊張しいな性格で、挨拶したくてもできない人だと判断した場合は、挨拶しない人が緊張しないようにこやかに接してあげましょう。
相手は悪気があって挨拶しない人になっているのではありませんから、慣れるまでは挨拶が返ってこなくても気にせずこちらから挨拶します。
何度もあなた発信でアクションを起こしていると挨拶しない人も慣れてきますから、その内向こうの方から挨拶をしてくれるようになるのです。
一度話し合って相手の誤解を解く
挨拶しない人がこちらのことを誤解している、嫌っていないのに相手は嫌われてると思い込んでいるようだと感じたときは、話し合いで誤解を解いてください。
「もしかして何か嫌われるようなことをしてしまったかな?駄目な部分があるなら直すから仲良くしてほしい」と言って、嫌っていないアピールをしましょう。
語解が解ければ、挨拶しない人は挨拶をしてくれるようになります。被害妄想タイプは放っておくとますます誤解して関係が悪化するので、早めの対処がおすすめです。
挨拶の重要性を教えて理解させる
どんな場面でどのような挨拶をしたらいいのかわからない。そんな挨拶しない人には、挨拶の重要性や挨拶の仕方を優しく教えてあげましょう。
挨拶しない人になっているのは、なぜ挨拶をすることが重要なのか、そういった社会マナーを知らないまま大人になってしまったからです。
「こういうときはこんな風に言うといいよ」、「挨拶することで上司や社外の人から印象が良くなるよ」と教えてあげれば、素直に挨拶する人になってくれます。
自分が嫌いな人とは言葉も交わしたくない
合理的主義なため挨拶さえ無駄と思っている
見下してる相手への挨拶はプライドが許さない
人一倍消極的で挨拶さえ緊張してできない
嫌われているかもという自信のなさからできずにいる
職場に人が多すぎて全ての人への挨拶が鬱陶しい
挨拶する事をたいして重要と思っていない
すれば返してくる人にはこちらから挨拶して対面を保つ
相手が緊張してるなら軽めのものから
相手に誤解や被害妄想がヒドイなら早めに話し合っておく
挨拶ができない人、しない人にも様々なタイプがいます。相手はなぜ、どうして挨拶ができない人、しない人になっているかを知りましょう。
そして挨拶ができない人、しない人のタイプに合わせた対処方法を取り入れることで、ストレスを感じない人間関係が築けます。
「せっかく挨拶しているのにどうして挨拶ができない(しない)の!?」とイライラすることも、今日から少なくなるでしょう。
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