安眠できていますか?不眠に悩む人は年々増えていると言いますが、アロマを使えば快適な眠りを得ることが出来るかもしれませんよ。
近年益々人気のアロマですが、アロマの世界にハマるきっかけとして不眠に悩んでいたのが、アロマでを使って眠れるようになったから。っていう人が多いんですよ~
眠れないのは辛いけど、病院に行くほどではないし、出来れば薬に頼らないで眠れるようになりたい。熟睡できなくて朝起きたときに疲れが取れない、でも生活習慣はなかなか変えられないという人も多いのでは?
今回は、そんな貴方にぴったり!不眠に効果的なアロマをご紹介したいと思います。
安眠・不眠に効果的なアロマ9つの香りでぐっすり睡眠改善!
考え事が止まらない夜にカモミール
青りんごに似ていると言われる甘い香りが特徴のカモミールには、神経の興奮を抑える働きがあります。
なんだか色々考えて、思考が止まらずなかなか眠れない夜ってありますよね?あ~明日も早いから寝なきゃと思うのに、思考が頭の中を駆け巡る。そんなときは、カモミールの香りをかぎながら、ゆっくり深呼吸をしてみましょう。
ひつじが1匹、ひつじが2匹…と果てしなく数えなくても、スーッと眠りにつくことができますよ。
※妊娠初期、キク科のアレルギーの方は使用をお避けください
万人ウケする香りのオレンジスイート
オレンジの香りは嫌いな人がいないと言われるほど、万人ウケするおなじみの香りで、初心者さんにもおすすめです。
爽やかさの中に甘さもある香りには、心を落ち着ける作用がありますし、オレンジは妊娠中でも使うことが出来る精油で、つわりを和らげてくれるとも言われていますので、つわりがひどくて眠れないなんて時もおすすめです。
お腹の赤ちゃんもゆったりとした気分になって、一緒にいい夢を見られるかも知れませんよ。
※光毒性があるので皮膚に塗った後に、日光に当たらないようにする
リラックスの代名詞ラベンダー
ラベンダーと言えば、リラックスというほどおなじみの精油ですよね。
ラベンダーには、自律神経を整える作用もあるので、昼の活動時間帯は交感神経、夜の休息時間帯は副交感神経が働くように、しっかりと切り替えができる様に働きかけてくれます。
香りも比較的好みが分かれることなく、誰でも使いやすい精油なので、初心者さんでどれにしようか迷った時は、まずラベンダーを使ってみるといいですよ。
※低血圧、妊娠初期は使用をお避けください
心が疲れて眠れないときにマジョラムスイート
マジョラムは、神経をリラックスしてバランスを取ってくれる精油です。
落ち込んで考えすぎてしまう時、孤独を感じる時、悲しい出来事があった時、不安に苛まれる時なども、なかなか熟睡することができませんよね。
そんなちょっと心が疲れてしまった時に、そっと寄り添い心を温め癒すことで、心地よい眠りをもたらしてくれます。しっかりと眠ることが出来れば、大丈夫という気持ちも湧いてきて、また一歩踏み出す勇気も出てきますよ。
また、身体が冷えていると安眠できなくなりますので、冷えを緩和する効果があるクラリセージを使ったアロマバスに入ったり植物オイルで希釈したマッサージオイルで、手足やお腹をマッサージするのもおすすめです。
※妊娠中、低血圧の人は使用をお避けください
エネルギー浄化してくれるフランキンセンス
フランキンセンスは、古くは寺院や宗教儀式などで使われ、神聖なものとして扱われてきた歴史があります。
樹脂から採れるちょっとスパイシーな香りの精油を使うと、空気が変わるような神聖さを秘めていて、現代でもエネルギー(気)の浄化にいいと言われています。
余りにも疲れ果てていると、眠いのにちゃんと眠れないってことありませんか?そんなときは、フランキンセンスで滞っているエネルギー(気)を浄化するのがおすすめですよ~
エネルギーが浄化されると、心地よい眠りを得やすくなり、寝ている間にエネルギーチャージできるので、疲労回復効果UP。またフランキンセンスには、呼吸をしやすくする働きもありますので、寝ている間の呼吸をサポートして朝スッキリ起きられるようになりますよ。
※禁忌はありません
エキゾチックな香りが神経を鎮めるイランイラン
花の中の花という意味を持つイランイラン。
濃厚なエキゾチックな香りには、神経を鎮め熟睡をもたらしてくれる作用があります。とても香りが強いので、少量使うのがポイントです。あまりにも強すぎる香りは、返って睡眠の邪魔になることもありますので、1滴からはじめて様子をみて使うようにしましょう。
それでも強いと感じる場合は、香りの相性がいいラベンダーとブレンドしてみると表情が変わり、相乗効果も得ることができますよ。
※妊娠中、低血圧の人は使用をお避けください
セロトニンの分泌に役立つクラリセージ
セロトニンという言葉を聞いたことがありますか?
心を癒したり安定させたりする働きのある物質なのですが、不足するとベッドに入ってもなかなか寝付けない、朝起きるのが辛いといった、不眠の症状を引き起こしてしまうのです。
そのセロトニンの分泌に役立つのが酢酸リナリルという成分なのですが、一般的な精油の中で含有量ナンバー1なのが、クラリセージなのです。
クラリセージの甘味と温かみを含んだ、ちょっとスパイシーな香りを嗅ぐことで、セロトニンが分泌されてぐっすり眠ることができるようになり、朝もスッキリ目覚めることができますよ。
※妊娠中は使用をお避けください
ヒノキ風呂気分で眠りの質をアップするシダーウッド
シダーウッドに含まれる、セドロールという成分は眠りの質をよくする効果があると言われています。
このセドロールは、ヒノキやスギなどの針葉樹に含まれる香り成分なのですが、ヒノキのお風呂に入ると独特な木の香りに、なんだかいつものお風呂よりもリラックスできると感じがしますよね?
シダーウッドのアロマバスに入れば、自宅でもヒノキのお風呂気分が味わえるのです。夜寝る1時間くらい前にアロマバスに入ると、身体も温まり眠りにつきやすくなりますよ。
夜中に目が覚めてしまうタイプの人は、タイマー付きのアロマデフューザーを使ったり、枕元に精油を垂らしたティッシュなどを置いて眠ることで、ぐっすり眠ることが出来るようになるので、ぜひ試してみてください。
※妊娠・授乳中、てんかんの人は使用をお避けください
興奮と鎮静のバランスをとるネロリ
ビターオレンジの花を蒸留して作られるネロリは、爽やかでありながらとても優雅な香りを放ち、幸せな気分をもたらしてくれる精油です。
興奮と鎮静のバランスをとることが得意なネロリは、神経が高ぶって眠れないときに効果的な一方、不安や緊張を和らげる働きもあり、心配ごとがあって眠れないときにも役立ってくれます。
生産に高いコストがかかり、1トンの花から1kgしか取れない貴重な精油であることから、高価でなかなか手が出ないと感じるかも知れませんが、高いだけのことはある効果が期待できますよ。量が多く必要なアロマバスよりも、少ない量で長い時間楽しめる芳香浴がおすすめです。
ネロリも妊娠中でも使える精油ですので、出産が怖い、ちゃんと子育てできるかな?なんて心配になる、マタニティブルーで眠れないときにも役立ってくれますよ。
※禁忌はありませんが、集中したい時は逆効果になります
考え事が止まらない夜にカモミール
万人ウケする香りのオレンジスイート
リラックスの代名詞ラベンダー
心が疲れて眠れないときにマジョラムスイート
エネルギー浄化してくれるフランキンセンス
エキゾチックな香りが神経を鎮めるイランイラン
セロトニンの分泌に役立つクラリセージ
ヒノキ風呂気分で眠りの質をアップするシダーウッド
興奮と鎮静のバランスをとるネロリ
いくら不眠にいいと言っても、嫌いな香りでは返って眠れなくなってしまったり、ストレスになってしまい、安眠どころではなくなってしまいます。
不眠に悩んでいた人が使ったアロマが、実は不眠に効果があると言われているものではなかったのに、眠れるようになったという話もあるくらいですので、心地よいと感じる好きな香りを使ってくださいね。
単品だと苦手に感じる香りも、ブレンドすることで全く違った香りに変化することもありますので、気分や状態に合わせてブレンドして楽しむのもいいですね。楽しみながら取り組むことで、より一層効果も実感できるようになりますよ。
アロマを上手に取り入れて、不眠解消!心地よい眠りでエネルギーをチャージして、活力あふれる朝を迎えられるようになりましょう!
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