現実逃避をしてしまう心理状態とは、一体どのようなものなのでしょうか。それさえ解れば、今よりもっと精神的に安定して毎日を楽しく過ごす事ができるでしょう。
人間関係や恋愛、仕事や学校といった場面で、本当はしたくないけれどつい現実逃避をしてしまう、という貴方は是非ご覧ください。
現実逃避をしないように精神的に強くなる、その対処法も一緒にご紹介します。
現実逃避をしてしまう人の心理特徴7つ
不器用である
思わぬトラブルが起こった時に、そのトラブルに上手く対応できない、不器用さを持っています。
自分が引き起こしたトラブルではなくとも、人のトラブルにもついつい巻き込まれやすいのです。
その結果いつも精神的に疲労してしまい、ついトラブルを含む全ての事から目を背けてしまうのでしょう。
意思が弱い
例えば仕事が忙しい時、例えば学校のテスト勉強等、「今やっておかなければならない事」から逃げ出したいと考えてしまう人は多いでしょう。
それでも大抵の人はやっておかなければいけない事を、嫌でもこなしておきます。それは、今済ましておかないと後から自分が困るからです。
しかし意思が弱い人の場合は、「後でやろう」とばかり考えて、今いる現実から逃げ出そうとしてしまいます。
飽きっぽい
仕事でも勉強でも人間関係でも、何かにつけて飽きっぽい人の場合です。熱しやすく冷めやすいタイプの人は、現実逃避しやすいと言えるでしょう。
「興味を持ってやってみたものの、しかし自分には合わなかった」と思って、物事が途中であってもすぐに投げ出してしまうのです。
何を始めても三日坊主である、趣味が多いけれどどれも中途半端に終わっているといった人に多い特徴でしょう。
責任感が薄い
一度手をつけた事は、最後までやり遂げるべきです。しかし責任感が薄い人の場合は、作業の途中で「やっぱりやめておこう」と簡単に投げ出してしまうのです。
仕事でも、人間関係でも、恋愛でも、何事においても責任感が持てない事で、「諦める癖」がついているのでしょう。
そういった自分を自覚しながらも、ついつい楽な方へ、責任感を持たなくてもいい立場へと行きがちです。
その結果、仕事をすぐに退職してしまったり、人間関係の縁が切れやすいという事も起こります。
目標がない
将来はこういった自分になろうとか、この仕事をしてこんな成功を収めようといった、自分の中での目標を持っていません。
ですから何をやっても現実感がなく、やる気や気力が持続せず、現実逃避をしてしまうのです。子供の頃からただ「何となく」生きてきた、といった人に多い特徴です。
難しく考えてしまう
「これをしたらこうなってしまうかもしれない」、「自分がこんな行動をしたら皆がこう思うかもしれない」と、何事に対しても難しく考えがちな人です。
ちょっとした事でもネガティブ思考に陥りやすいので、つい現実から逃げたいと思ってしまうのです。
誰かの何気ない行動や言動を悪い方へと捉えてしまったり、思い込みが激しい等の精神的に弱い人に多いでしょう。
理想が高すぎる
理想を高く設定するのは良い事ですが、しかし現実的ではない理想を掲げてしまいがちな為に、それに届かずいつも現実逃避をしてしまいます。
「理想は高い方がいい」とは言うものの、それでもハイハイしか出来ない赤ちゃんが、急に1m級の壁を飛び越えるなんて事は不可能なのです。
理想が高すぎるが故に、毎回「やっぱり自分にはダメだったんだ」とその理想が叶わない事に現実逃避をするのでしょう。
現実逃避をする人の対処法
物事に優先順位をつける
仕事や勉強等、やらなければいけない事ややっておきたい事を途中で投げ出してしまう癖がある人は、「物事に優先順位をつける」事がおすすめです。
例えば今日やっておくべき事が3つある場合は、その内の最重要項目は何があっても必ず1番始めに済ませるようにと考えましょう。
一度に3つの事をしなければいけないと考えるのではなく、1番大事な用件を最初に、2番目に大事な用件はその次に、3番目に大事な用件は最後に行うと考えるのです。
そうすれば「一度に全部出来ない」とか「無理だ」と焦ってしまう事はなくなるので、思った通りの優先順位で物事を片付けられるでしょう。
将来の目標を持つ
1年後の自分はもっとこうなる、5年後の自分はこういった事ができるようになっている等、将来の目標を持ちましょう。
その目標は「料理のレパートリーを増やす」でも、「資格を取る」でも何でもいいのです。期限と目標を決めておく事で、現実逃避癖癖もなくなります。
何年後かの目標ではなくとも、「今日はここまで勉強しよう」とか「明日は〇km走ろう」といった身近な目標でも大丈夫です。
これならば自分が達成できそうだという目標を、どんどん叶えていきましょう。
もっと気楽に生きる
あれこれと嫌な事ばかり考えてしまう、ついネガティブ思考になってしまうという場合は、もっと気楽に生きましょう。
やってやれない事はありませんし、しない後悔よりもする後悔です。「失敗してもいいや」と考える事で、現実逃避をしたり途中で投げ出さずに物事を済ませられます。
不器用でトラブルに弱い
意志が弱く後まわし癖がある
何もかも飽きっぽい
逃げ腰で責任感が薄い
具体的な目標がない
なにかと難しく考えすぎ
理想が高くハードルを上げすぎ
優先順位をつけ全部しようとしない
達成しやすい目標を持つ
ネガティブ思考を捨てる
現実逃避は悪い事ではないものの、しかしあまりに逃避していると、物事を途中で諦める癖がついてしまいます。
そうならない為にも、ついしたくないのに現実から逃げ出してしまうと自覚をしている人は、その逃げ癖を治しましょう。
何か1つでも目標を達成する事ができれば、それがあなたの自信に繋がります。どんどんあなたの夢を叶えていきましょう。
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