自己開示をうまく恋愛に取り入れる事で、好きな人や恋人との絆を深める事が可能です。
自己開示とは、自分の好きな事や嫌いな事、相手に知ってほしい事等の情報を、特定他者へと言葉で伝える行為です。
自分と相手で感情の共有を行う事で、親密度を高められるのでしょう。一見難しそうな自己開示。これを恋愛に繋げる簡単な方法とその注意点をご紹介します。
自己開示をうまく恋愛につなげる7つのポイント
好意を前面に出す
自己開示をうまく使いこなす為にも、まずは相手の警戒心を解しましょう。初対面が悪印象であれば、その後恋愛に発展させる事はなかなか難しいですよね。
しかし初対面から好印象である場合、相手はこちらの好意を受け入れやすいのです。好意の開示、つまり相手に「あなたが好き」という気持ちを示す事が大切です。
この人だと思った相手には、初対面から好意を全面に出して対応しましょう。笑顔で挨拶したり、相手の話しに楽しそうに相づちを打ちます。
人は自分に笑顔を向けてくれたり、自分の話しを興味深げに聞いてくれる人の事を好意的に感じます。
こうして「好意ポイント」を集めていく事で、相手が貴方の情報を受け入れやすくするのです。
情報は小出しにする
いきなり多くの情報を与えても、相手はそれらを「ただのよくある世間話」と受け取ってしまい、自己開示の効果が薄れます。
1度会話をする度に1つ~2つの情報といったように、自己開示は小出しに行いましょう。
同じ職場であれば1ヶ月の内で会う機会も多くなるかと思います。そういった場合は、月に2~3度自己開示を行うといいでしょう。
あまり会う機会がない場合も、焦らず少しずつ自己開示を行う事をおすすめします。そうすると相手は「もっと会って知りたい」と思うようになるのです。
最初は小さな自己開示から
出会っていきなり「実は恋愛にトラウマがあって」「人が恐くて」なんて打ち明けられたらどうでしょうか。
相手もどう反応すればいいのか、何て言葉を返せばいいのかと戸惑ってしまいますよね。それに、「ヤンデレ、メンヘラ系」かと避けられてしまう事もあるのです。
自己開示をするならば、まず最初は一番小さな情報から行いましょう。そうして徐々に情報の大きさを変えていくのです。
小さな自己開示といえば「出身地」や「好きな物」です。そこから「嫌いな物」や「苦手な物」、最後に「過去の体験」等を伝えていきましょう。
こうしてちょっとずつ情報を開示する事で、相手は「もう少し踏み込んだ話しをしたい」と思うようになります。自己開示により、相手の関心をこちらに向ける事で、それを恋愛に活かせるのです。
重要な自己開示は2人きりで
小さな自己開示は複数グループでいる時や、その他大勢の人達がいる場でも行う事ができるでしょう。しかし大きな自己開示は2人きりの空間で行ってください。
大きな自己開示は最も重要な情報なのです。「2人きりの空間でその情報を聞く」、という事で、相手は「こちらを信頼して話してくれている」と感じます。
大きな情報を聞いた相手は、あなたを守ってあげたい、大切にしたい、幸せにしてあげたいと思うようになるでしょう。これが恋愛へと繋がるのです。
秘密の共有をする
2人だけが知る秘密を作る事で、相手はあなたと秘密を共有している事に対して「特別」を感じるようになります。その特別感がやがて恋愛感情へと変化していくのです。
秘密といっても、「実はお酒が苦手で飲めないけれど、飲み会には絶対参加だから参加している」という事でもいいのです。
もしくは「運動が苦手だけど恥ずかしいから皆には隠している」といったように、よくある小さな失敗やコンプレックスもおすすめです。
なるべく周りが思うあなたのイメージや、見た目とギャップがある可愛らしい秘密の方が、相手もポジティブに秘密を共有できるのです。
「あなただけ」という言葉
秘密の共有を行う際や、他の情報を開示する場合にさりげなく「あなた(君)だけにしか言えない事だから、他の人には内緒にしてね」と言いましょう。
「あなただけ」という言葉を使う事で、打ち明けられた相手は「自分にだけ言ってくれたんだ」と優越感を得るのです。
優越感を得る事で、「自分とこの人(自己開示をする人)との関係は、他の人よりも親密だ」と思うようになります。
相手がそう思う事が大切で、この優越感を恋愛感情だと錯覚させる事で、恋愛に繋げていけるでしょう。
質問をしながら自己開示に繋げる
自分の情報を提示する事だけではなく、相手へ対して質問をする事も自己開示となります。相手の情報を引き出しつつ、自分の情報を与えるのです。
例えば飲み会でメニューを決める際に、「どんな食べ物が好きですか?」と聞いて、相手が「焼き鳥が好きかな」と答えたとしましょう。
「私(僕)も焼き鳥好きです。塩とかタレとか、どんな調味料がおすすめとかあります?」と聞いてみましょう。
こうしてさりげなく自分の情報を交えながら質問を続ける事で、自然と会話が長続きする上に、相手と好みの共有ができます。
自分の好きな物と同じ物を好む人を、敵だと思う人はいません。むしろ「仲間意識」が芽生える事で、心を開きやすくなるのです。
注意したい悪い自己開示
初対面での自己開示は危険
自己開示を行う場合は初対面ではなく、2~3度会ってから始めましょう。あまり知り合って間もない時に行う事はおすすめしません。
特に大きな自己開示を行う場合は、相手と貴方との親密さをよく確認してから行ってください。
嘘の自己開示はしない事
嘘の情報を与える事で、その嘘がバレた時に相手の信頼を失ってしまう恐れがあります。決して嘘の自己開示は行わないようにしてください。
特に相手が結婚したいと思えるような人の場合は、後々の事も考えて嘘は禁物です。
ネガティブ話だけではダメ
「学生の頃にいじめられてそれから人が恐い」や「恋人に手酷くフラれてフラッシュバックがある」なんてネガティブ過ぎる自己開示ばかりするのはやめましょう。
そういったネガティブな情報だけを与えていると、いくら好意があっても「構ってちゃん」だと捉えられ、うっとおしいと感じ出す人もいるのです。
自己開示を行う場合は、なるべくポジティブで楽しい話題を多くする事をおすすめします。その中に過去の軽い秘密やコンプレックスを混ぜるのです。
しかし相手の方からよく自分の過去に起きたネガティブな体験を話してくる、または相手がメンヘラ・ヤンデレ系の人が好みの場合はトラウマ話は使える手でもあります。
自分の話しばかりしない
自己開示といっても、こちらの事を知ってほしいからと言って、自分の話しばかりをすると「自分の事しか話さない人」と嫌われてしまいます。
「この前競馬が当たって10万儲かった」や「上司に仕事を褒められた」という話題は、受け取る人によっては「自慢」だと捉えられかねません。
「会社の○○さんが嫌い」という愚痴も、「暗い話題や愚痴しか出来ない人」と思われる要因になります。
自己開示を行う場合はこうした自慢や愚痴にならないように、そして自分だけが話してしまわないように気を付けましょう。
他人と自分を比較しない
「○○さんは仕事が出来るのに自分は全然できなくて」なんて言葉、一見謙遜に聞こえますが、何度も聞いていては「卑屈」だと思われてしまいます。
自己開示を行う際の話しの中で、あまり他人と自分を比較して話す事はやめておきましょう。
好意を前面に出してアピール
情報は小出しに開示してゆく
最初は小さな自己開示から
重要な自己開示は2人きりで
秘密の共有して特別な存在を意識させる
「あなただけ」という言葉を使う
質問をしつつ自己開示に繋げる
初対面では自己開示を避けて嘘などはNG
ネガティブ開示ばかりはやめる
自分の話しばかりや他人との比較はしない
恋愛に自己開示を織り交ぜる事で、なかなか関係の進展しないあの人も、こちらへ好意的な感情を向けてくれるようになるでしょう。
難しそうに思える自己開示も、ちょっとの工夫で今すぐ出来る恋愛テクニックと変わるのです。
あなたも今日から恋愛的自己開示を行って、好きな人との距離を縮めてくださいね。
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