なんだか太ってきた気がする…その太る原因、実は睡眠不足が引き起こしてるかも?
もしかして最近ちょっと太り気味になっているんじゃありませんか?何となくわかってはいても、見て見ぬふりをしたい女心は分からないでもありません。
『睡眠不足はダイエットの大敵』とはよく言われますが…その根拠にはどんなことがあるのか知らないことが多いですよね。
今回は、睡眠不足が何で太る原因なのかを探りつつ、知って得する心地よい安眠方法を3つご紹介していきますね。
太る原因は睡眠不足!ダイエット中は寝る子で効率アップ
睡眠不足が引き起こすとんでもない罠とは?
まずは睡眠不足が続くと、どうして太る原因になってしまうのか知る必要がありますよね。
眠くてぼーっとした状態でいると、動くのが億劫になってしまって消費カロリーが落ちるから?
眠る時間って「成長ホルモン」が出るんでしょ?それがなくなるんだから新陳代謝が悪くなるんじゃない?
なんて、ちょっと健康に詳しいあなたなら色んな原因が思い当たるのではないでしょうか。
でも、どれも当たっているようで不正解なんです。
食欲をコントロールする2大ホルモンが原因
睡眠不足が太る原因となってしまうもっとも一番に挙げられる原因としては、食欲が旺盛になって、摂取カロリーが増えてしまうことがあげられるんですね。
単に、摂取カロリーが増えてしまうだけなら、ちょっと運動して消費カロリーを上げればいいだけでは?
と思うかもしれませんが、ここにも重大な落とし穴があるんです。
すると、5時間睡眠のグループの方が圧倒的に、年齢を重ねるごとに体重増加が認められたんです!
これは、若いうちは多少の睡眠不足でもあまり体重に響いたように感じられなくても、同じ生活を何年も続けていると、年を取るにつれて体重が増えてしまうと言えるでしょう。
そして、睡眠不足になると食欲をコントロールする2大ホルモンに異変が起こってしまうのです。
食欲は食欲を抑制するホルモンレプチンと、食欲を亢進してしまうホルモングレリンの2つのホルモンが関わっています。
これも実験の結果によって明らかにされているのですが…睡眠時間が短い人の場合、明らかにレプチン(食欲抑制ホルモン)の分泌が少なくなり、グレリン(食欲亢進ホルモン)の分泌が増えていたんですね。
この事からも睡眠不足は、間違いなく食欲が増えてしまい、体重増加に繋がると言えるでしょう。
人間の生命維持機能が働くと…
ダイエットをする時に極端な食事制限をすると、体の中に食物や栄養が入ってこないことによって体が『飢餓感=生命維持の危機』を覚えて脂肪をため込みやすくなり、リバウンドする…
というのは、ダイエットをする上で常識的な事と言われています。
このことと同じで、睡眠不足になることで「体が危機感」を覚えるというわけなんです。
後は、ダイエット時のリバウンドと全く同じ現象、生命維持機能が働き脂肪をため込むというわけなんですね。
この危機感から逃れる為には、しっかり睡眠を取って体を安心させてあげないといけません。
睡眠不足は筋肉が減少する原因に!
睡眠不足によって体が危機感を覚え脂肪をため込むことは分かりましたね。
本来人がエネルギーを使う時には、脂肪から使われないといけないものが、体が危機を覚える事によって脂肪をため込むために、その分今ある筋肉をエネルギーに変換しているんです。
その為に筋肉がどんどん減らされてしまうのです!
そうなってくると、代謝も下がってダイエットするにはデメリットとなってしまうわけなんです。
代謝を上げて消費エネルギーをアップさせたかったら、筋トレをして筋肉を増やすのが一番の近道と言われています。
その筋肉がなくなってしまうのですから、睡眠不足には十分気を付けないといけないですね。
心地よい睡眠を摂るために気を付けたい事3つ
せっかく食事制限や運動などをしてダイエットを頑張っていても、ただ睡眠が足りていないだけのことで、こんなにも沢山の弊害が出てしまうのです。
でも、仕事の関係で中々沢山の睡眠がとれない!というあなたの為に、心地よい眠りを蓄えて、睡眠不足を解消する方法をご紹介しましょう!
スキマ時間を利用する
沢山の時間が取れないのであれば、細切れにでも寝てみると案外睡眠不足解消が出来るんです。
人間の睡眠サイクルにノンレム睡眠とレム睡眠がありますが、このサイクルは主に90分ごとに訪れると言います。
レム睡眠が熟睡している状態になるわけですが、大袈裟に言ってしまえば短い時間であっても、しっかり眠れている状態を保てるならば、細切れ時間で寝て睡眠時間を確保してもいいことになります。
寝る前のスマホは厳禁
睡眠を妨げる音や光などは極力避けるようにしましょう。
眠る時には出来るだけ部屋を真っ暗にして、アイマスクをしたり少しの音でも敏感になってしまう場合は、イヤホンをしたりするのもオススメです。
特に、スマホなどは目覚まし代わりにしている場合も多いので、ベッドの傍に置くことが多いと思います。
つい気になってスマホでサーフィンやゲームをしてしまって、眩しい光を受けたままでいると確実に入眠の妨げになります。
出来るだけ眠る前1時間位は、スマホからは意識を離すようにしましょう。
落ち着いた雰囲気を作り出す
眠る前にはリラックスして眠りにつけるように、好きなアロマを焚いてみたり、眠りやすくするための音楽を聞いてみるのも、スッと眠る為に効果的な方法と言えるでしょう。
音楽を流しておく形でもいいですが、出来ればごく小さな音でイヤホンを使ってみれば、雑音を防ぐ目的にもなり一石二鳥となります。
食欲をコントロールする2大ホルモンが原因
睡眠不足が生命維持機能のスイッチを入れる
睡眠不足は筋肉が減少する原因
スキマ時間を利用してみる
睡眠前のスマホは厳禁
寝る前の落ち着いた雰囲気を習慣づける
睡眠不足は仕事の関係でもう仕方のないことだと、あまり気にしていなかったあなた。
もう「たかが睡眠不足」なんて侮れなくなりましたね。
睡眠不足が太る原因に直結することで、眠くてぼーっとする毎日を過ごすだけではなく、真っ直ぐにデブ一直線の原因となってしまうことをしっかり頭に叩き込んで、今日からは意識して眠る時間を取れるように気を付けてみましょうね!
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